神の舌を持つ男 (2016年7月期・TBS・金曜22時枠) 演出 - 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新 脚本 - 櫻井武晴 音楽 - 荻野清子 主題歌 - 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」 プロデュース - 植田博樹、楠千亜紀 http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/ 第10話  最愛の人の秘密！そして感動の最終回＋朗報 -------------------------------------------------------- ミヤビは高木殺しの容疑で逮捕され、蘭丸は父・竜助が居る中 で食事をするが何の成分も浮かばないという。 お前にガッカリしてることには慣れているという父。論文が 受理されたことは殆どなかったという。そんな中警察からは ミヤビが自首したとの連絡が入る。 田島はこの事件が最後になりそうだとし、今月で定年だという。 ミヤビが犯人の訳がないとして首つりに使われていたロープを 舐める。しかしやっぱり何も頭に思い浮かずに今度は蘭丸が逮捕 されてしまう。 駿はずっとミヤビをみて居た。 駿はミヤビがこの村に来た時一番最初に声をかけられていた。 仇母素亭を聞くミヤビに対して、そこはウチだから案内すると いう駿。そこでビスケットなどをもらい歓談した駿は仄かな 恋心を抱く。 蘭丸は父親が京都大の教授だということも有り、釈放される。 父は伊吹山に帰るぞという。しかし蘭丸は光と寛治がいること を告げると彼らはネガティブデータにしか見えないという。彼 らはデータなんかではないとしもっと大切なかけがえのないもの だという。研究者はデータが大切だとするが、どんなネガティブ データでも・・という蘭丸。今後の人生に必要なエビデンスを 確立すると語る。結果が出たら持って来いという父。 5日に一件の事件を解決していることに驚く。 3年でコロンボを抜くという。 そんな中被害者のカツラが変色していることに気がつく。 蘭丸にカツラを舐めるよう告げるが、今までこの変な能力によ って苦しんできた事を語る。しかし寛治たちは能力の維持は難 しいとし、でも才能は俺たちを救ってくれたと語る。維持する のは治部の為だけではないぞと言われて舐めることに・・ するとそのカツラは含鉄温泉の成分が含まれ、ここの温泉ではなかった。 華子によるとその辺で含鉄温泉は旅装「村の時間」だと語る。 -------------------------------------------------------- 先週の感想を書いていないな。 先に最終回を総括的に書けば、ネタドラマとしては本当に面白い 要素は多かったけど、今後継続するなら設定は変えた方が良い部分 は有るな。 三助だけで旅を続けることの難しさ。 そして舐めるという行為で解決する危うさ。 時に証拠品を舐めなければならないし、遺体まで舐めなければなら ない。行き交う人のことも舐めなければならないし・・ 普通に探偵という設定でも良いんじゃないかな。 面白さを追求する為にも極力不自然な部分は排除して欲しい。 その上で好き勝手に能力を発揮して欲しいんですよね。 それで人助けをすることに目覚めて欲しい。 村の時間の時間がやってきた斎藤清六さんが登場。前回出るかと 思ったけど今回の登場。バイナララナイラってことで。 なんとなく故郷に戻ってきたということで、死を意識しているのでは ないかなと思う所も有った。自殺を他殺に見せかける為に誰かに 頼んで保険金で・・みたいなパターンかと思ったけど、ちょっと 違った。 最初のミヤビの時のキスの時には何故味がしなかったのかな。 それだけの能力があると食事も水も飲めなくなりそうだなと。 「神の・・」のシリーズは作っても良いと思う。ただ舌だけは辞めよう(笑) それにしてもあの橋は立派なところだった。 朝永蘭丸 …… 向井理 (京都大学薬学部在学中の大学院生) 甕棺墓光 …… 木村文乃 (カメンボ、古物商) 宮沢寛治 …… 佐藤二朗 (蘭丸と光の旅に同行する男) 朝永平助 …… 火野正平 (伝説の三助) 藪勘造 …… 赤星昇一郎 (医者) 朝永竜助 …… 宅麻伸 (父) 幼少期の蘭丸 …… 櫻井優輝 雅(平良カマドメガ) …… 広末涼子 (ダルマ芸者じゃないよ) 高木雄三 …… 岩尾万太郎 (東京で会社経営、倒産、ミヤビの元婚約者) キチ(里中静流) …… 久世星佳 (芸者) 貞奴(鷹園亜子) …… 猫背椿 (芸者) 豆羽(宇野佐和子) …… 肘井美佳 (芸者) 小太郎(小林美香) …… 信川清順 (芸者) 小野寺華子 …… 烏丸せつこ (ホテルの女将) 小野寺建造 …… 不破万作 (ホテルの支配人) 田島梅之丞 …… 六平直政 (ベテラン刑事) 若葉悟 …… 矢野聖人 (若い刑事) 小野寺駿 …… 中澤準 (少年) 諏訪太朗、瀬戸将哉 支配人 …… 斎藤清六 ダチョウ倶楽部、坂本冬美、中澤準、出口哲也、結城さなえ、関口晃弘