メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断 (2016年10月期・フジTV・火曜21時枠) 脚本 - 田中眞一、長谷川徹 主題歌 - AI「ミラクル」 プロデューサー - 安藤和久・豊福陽子、遠田孝一・布施等 演出 - 星野和成、今井和久、小野浩司 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ladydavinci/ http://www.ktv.jp/ladydavinci/index.html 第10話 天才外科医ついに復活！ -------------------------------------------------------- 運ばれて来た音楽天才少女の藤原ひかりは、ウィリス動脈輪 閉塞症(もやもや病)だと判明する。志帆が突然私がオペをする としたことで、みんな疑問に感じる。これまでオペをしない ことを理由にしてこの病院の診断科で働いていたのに何故 なのか。新田はそんな志帆に疑問をぶつけると2年前に起きた 三ツ井運動広場爆弾爆破事件の場に私と真央は居て、その時に 娘がひかりの命を繋いだのだという。死なせたら真央の死が 無駄になるという理由だった。しかしその志帆も突然手術の 日に倒れてしまう。 岩倉たちは志帆の到着を待つが来ないために自宅に確認した 所倒れていたのを発見。志帆を病院へと運ぶ。 意識消失で原因不明。すぐにCTを取る。 すでに手術室に運ばれていたひかりの件では新田が執刀する ことになる。直接バイパスでは無理なので間接でやるという 新田。しかし急場しのぎであり根本的な解決ではなかった。 私では無理だが志帆が執刀すれば可能だろうと。 しかし志帆のCTの結果、脳動脈瘤が見つかる。 脳幹に沿って流れる脳底動脈の先端。バジラートップに15mm の脳動脈瘤だった。この大きさでは昨日今日出来たものでは ないという。すると北畠がやってきて2年前の事件の時に出来た であろうことを診断科のスタッフに説明する。外傷性脳動脈瘤 だった。その場にいた志帆は真央を失いその後の彼女の人生を 大きく変えてしまったこと。その日は真央の10歳の誕生日だ ったという。母子家庭だったので彼女は娘を失ったことで家に 引きこもり外界との繋がりを立ってしまったこと。それが 半年続いたある日突然医師として働きたいとしてやってきた という。事件前の姿に戻っていたので北畠が白州会西東京総合 病院を紹介したと語る。しかしどうやって気力を取り戻したの か分からないというと、新田は幻覚だという。彼女には今も 真央の幻覚が見えていて本人も自覚していること。中脳大脳脚 を圧迫している状況の中、志帆ならその動脈瘤にも気がついて いるのだろうとのことだった。 -------------------------------------------------------- 藤原ひかりちゃんの容体の悪化のタイミングが悪すぎたな。 二人の交差する人物が共に脳の病気だということで平行して 描いたものだけど、正直あの状況の中で、志帆が脳の手術を した後にひかりの手術をするという時間的スパンがあまりに 短く、ちょっと滑稽に感じる。 ウチの親も前回書いた通り脳動脈瘤が2箇所有り、15mmなんて いうと相当脳動脈瘤では大きい部類な訳で、カテーテルでは 無理なので、開頭することになるけど、やはり必要なのは 2週間くらいの安静だと思う。 志帆と田丸の関係とか面白かったし、今にして思うと女性だけ の診断チームということで、時々ある女性チームの団結力を 歌うものだったけど、最後はそれなりにファミリー感も感じて 良い感じの流れは有った。 もう少しキャラクターに癖があるなりすればシリーズものと して続けられそうな感じはするけど、やはりドラマの最大の謎 と存在するキャラクターの神秘性と、一人の女性を立ち直らせ た脳が生み出した幻覚によって真央の存在を消化し切れてしま ったし、バラバラのチームが一致団結してしまったことで、 これ以上はやることが無いかな。 東光大学病院 橘 志帆 …… 吉田羊 (脳神経外科) 新田 雪野 …… 相武紗季 (外科医) 田丸 綾香 …… 吉岡里帆 (研修医) 里見 藍 …… 白鳥久美子 (救命救急医) 植松 結衣 …… 滝沢沙織 (病理医) 村上 夏海 …… 笛木優子 (神経内科医) 岩倉 葉子 …… 伊藤蘭 (内科医) 佐々木 進也 …… 戸次重幸 (事務長) 宮部 航平 …… 庄野崎謙 (セロニアス製薬会社/MR) 高杉 祐樹 …… 小林且弥 (心臓血管外科医) 藤本修二 …… 池岡亮介 (看護師) 渡辺弘 …… 五十嵐健人 (看護師) 北畠 昌幸 …… 高橋克典 (病院長) 橘真央 …… 藤澤遥 (志帆の娘) 藤原ひかり …… 根岸姫奈 (12歳、音楽天才少女) 児玉頼信、石塚良博、夏秋成美