ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 (2016年7月期・フジTV・火曜21時枠) 原作 - 内藤了『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズ 脚本 - 古家和尚 音楽 - 菅野祐悟 主題歌 - ［Alexandros］「Swan」 プロデューサー - 河西秀幸、萩原崇、石田麻衣 演出 - 白木啓一郎 http://www.ktv.jp/on/index.html 第6話 大金が詰まった遺体…女刑事の過去 -------------------------------------------------------- 中島が殺人犯を自殺に追い込んでいたことが判明。 自殺使用とするところを東海林が発砲してそれを止める。 中島は取り調べを受ける中で、全ての殺人犯を許せなかった事 を認める。そして自分の行為もまた殺人であの、抱いていた ハズの正義感や使命感、怒りや倫理観はいつしか殺したい相手 を殺せる喜びに取って変わっていたことを語る。 比奈子がショックを受けているだろうと感じて倉島などは旅行 に行った時の写真を見せて励まそうとするが、彼女は淡々として いた。 厚田は小山管理官に呼び出され東海林の処遇に関して、取りあ えず自殺を食い止めということで発砲の件はおとがめ無しだと 言われる。 東海林は比奈子に対して中島の件で落ち込んでいるのかと問うが なんか嘘くさい気もすると指摘される。そして一緒に捜査する中 でお前のことが少し分かった気がすると。本心が見えず現場では 素の顔を見たと。 そんな中事件が発生する。 練馬の桂木防災公園で殺人事件だった。 現場は宮坂交番近くで原島が巡査だった。交番勤務時代の東海林の 上司だった。 三木は不可解な事件だとされる。 遺体は防災時に使用されるマンホールトイレに入れられて、口の中 に100円玉を入れられていたものだった。金で溺れさせたもの。 比奈子は死因は窒息なのか。手のひらを焼かれているという。 指紋を隠して身元を判明させない為のものなのか。 捜査本部が設置される。 現状の報告が行われ、加藤は被害者は40から50歳代、指紋は焼かれて 財布、携帯、身分証は所持しておらず身元特定には至っていない という。公園内のカメラは午後2時頃ケーブルが切断されている という。その後の犯行だということ。 厚田と比奈子で聞き込み調査をする中、ゲームセンターから出て くる男性。稲富が倒れるのを目にする。ウチはすぐにソバだと だとして二人は連れて行く。稲富はUFOキャッチャーで人形を 沢山取っていた。彼が住んでいるのは十八家というところだった。 そこには芙巳子、奈津子、西沢、大吉など身寄りのないものたち がシェアハウスのように過ごしていることが分かる。 -------------------------------------------------------- うーんイマイチ面白さが伝わってこないのが残念。 殺人は動機と手段が有れば出来なくもないが、 人を殺す・殺さないのスイッチのところでドラマが回っている という感じがどうにもしないし、比奈子自身も周りが言っている ほど、現場で感情のない姿を見せているかどうかの状況も分かる 人にしか分からない。 ただこの老人たちが共同生活をする中で、復讐の為に一緒に過ご しており、幸せそうに見えて本性を隠して生きているところは なんとも言えない感じ。 もう人生に何の希望も可能性もないと感じた人にとっては、 身内がないという状況は一つのたがが外れて殺人を犯しても 周りに被害を与えないと感じている人が犯行を犯すことはあるので はないかな。 警察官真っ青の捜査で老人達が詐欺師たちのロジックを見破って 復讐に燃えていたところも凄いけど、100万円の金を流し込むという 程に金があるというところも凄い。3人殺したのが300万円か。 精神神経研究センターという収容所から捜査の道筋を教えてくれる なんた便利だ。 自供だけで証拠を立証出来ない案件。 一度そんな殺人の味を覚えればまだ釈放すれば繰り返しそうだ。 中島自身し欧米で発生する事件が発生するのは、殺す為の道具が 身近にあるものだとされていた。人は感情的になった時にプラス して、殺人を犯すほどに他人に対する憎しみを抱いているかどうか なんだろうね。 藤川によって脅された東海林。 別にバラされても問題ない気がするけど・・ 藤堂比奈子 …… 波瑠 (警視庁・捜査一課・厚田班) 東海林泰久 …… 横山裕 (警視庁・捜査一課・厚田班) 倉島敬一郎 …… 要潤 (警視庁・捜査一課・厚田班) 片岡啓造 …… 高橋努 (警視庁・捜査一課・片岡班) 清水良信 …… 百瀬朔 (警視庁・捜査一課・厚田班) 月岡真紀 …… 佐藤玲 (鑑識) 中島保 …… 林遣都 (ハヤサカメンタルクリニック) 三木健 …… 斉藤慎二 (鑑識) 鈴木仁美 …… 篠田麻里子 (交通課) 藤川 …… 不破万作 (情報屋) 西蓮寺麗華 …… 伊藤麻実子 (萌オさまカフェ) きらり …… 松本穂香 (萌オさまカフェ) 藤堂香織 …… 奥貫薫 (比奈子の母) 石上妙子 …… 原田美枝子 (帝都大医学部・監察医) 厚田巌夫 …… 渡部篤郎 (警視庁・捜査一課・厚田班) 川村浩二 …… 松川尚瑠輝 (警視庁・捜査一課・片岡班) 加藤 …… 是近敦之 (警視庁・捜査一課・片岡班) 幼少期の比奈子 …… 藤澤遥 原島 …… モロ師岡 (宮坂交番勤務) 稲富信吾 …… 浜田晃 (元稲富義肢研究所) 芙巳子 …… 角替和枝 ("十八家"住民) 大崎奈津子 …… 今本洋子 (元武蔵山の別荘所有者) 西沢 …… 大石吾朗 (元医者) 坂田大吉 …… 桜木健一 (元職人) 首藤泰造 …… (46歳、練馬の桂木防災公園で殺される) 山嵜ちづる …… (34歳、黒瀬橋の高架下で殺される) 浦沢清 …… すわ親治 (荒神会会長) 広香 …… 小橋めぐみ (浦沢の娘) 恵美 …… 早坂ひらら (浦沢の孫) 小須田康人、新川將人、横江泰宣 宇賀神亮介、松田陸、江川ちわ、龍輝