OUR HOUSE わたしたちのいえ
(2016年4月期・フジ・日曜21時枠)

脚本 - 野島伸司
音楽 - 橋本しん
主題歌 - オフコース「愛を止めないで」
プロデュース - 太田大、高田雄貴
演出 - 永山耕三、澤田鎌作、加藤裕将

http://www.fujitv.co.jp/ourhouse/index.html





第9話 今夜奇跡の最終回!ひとりぼっちの花嫁
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葵はママになるとして伴家に現れる。葵と奏太がキスしている
のを見て、そして最後は味方してくれると思っていた伴家の人
たちは次々とアリスではなく葵を支持し始めた為に、アリスは
出て行く。丈治の店に来た桜子にアリスを追いだしたのかと
問うと、仕方が無いことだとして出て行ったのだという。私も
うっかり情に絆されたという。交際ゼロ日の相手と、これまで
ずっと奏太のことを思ってくれていた相手では思いの丈が違う
のだという。
丈治はそうなると葵はフランスの店はどうするのかと呟く。
確か小さい店だがパリに店を持っていると聞いたという。
子供の母になるっていうのは店を閉めるのかどうか。
散々あの家を引っかき回して欲しいのはパパだけなのか。
桜子は帰宅すると葵にそのことを問い詰める。
店は閉める気はないこと。私はママになるとは言ったが家政婦に
なるつもりはないという。精神的な支えになると言っただけだ
という。欲しいのはパパだけではないのかとすると、葵はまだ
私は27歳であり、新婚気分で居ても良いのではないかという。
古井価値観にとらわれないで、家族の幸せの形は色々とあるのだ
という。
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ドラマは嫌いではなかったけど、最後の葵の登場によって
全てがおかしくなってしまったな。
フジテレビのヒットドラマの「101回目のプロポーズ」で、
紆余曲折した挙げ句ようやく彼女の心を掴んだ最後の難関として
死んだ彼にそっくりの相手が出て来て浅野さんの思考が
完全にぶっ飛んだことが有ったけど、そんなところを踏襲した
ところが有ったのかな。

アリス、カンバックも完全に映画「シェーン」のラストシーン
を踏襲しているし、色んなところで野島伸司さんらしい言葉
遊びや展開を工夫したけど、ラストシーンでアリスにウェディング
ドレスを着せたシーンと、奏太が一瞬でもフランスに行こうとした
という流れがあまりに雑過ぎて、感情移入を遠ざけてしまう流れ
だった。

奏太という人物があまりにクソ過ぎたな。
最後は嫌悪感しか残らず、複数テイクを演出して許してもらおう
としたり、主題歌が主題歌が・・と語るシーンなど、面白さと
くだらなさのギリギリの所を走った感じ。
「無理だから」先生の存在なんかも、キャラクター作り過ぎ感が強く
て、ドラマというよりも演劇で出て来そうなキャラクターになって
しまった辺りがちょっと残念。

日本とアメリカの価値観の違いを入れようとしたところは面白い
試みだとは思うんだけどね。


伴 桜子 …… 芦田愛菜 (長女で中北沢中学1年生)
アリス・シェパード …… シャーロット・ケイト・フォックス (奏太の再婚相手)
伴 奏太 …… 山本耕史 (桜子たちの父)
伴 光太郎 …… 加藤清史郎 (長男で中学3年生)
伴 新太郎 …… 寺田心 (次男で小学2年生、「肉じゃが」)
伴 桃子 …… 松田芹香 (次女で幼稚園の年長組)
赤尾 拓真 …… 高山善廣 (東京消防庁・救命士、琴音の夫)
伴 蓉子 …… 渡辺舞 (奏太の妻。半年前に病気により他界)
鏡 准一 …… 犬飼貴丈 (中北沢中学の担任)
三上 丈治 …… 塚本高史 (焼き鳥屋"島竜"のマスター、蓉子の弟)
赤尾 琴音 …… 松下由樹 (文京大学医学部附属病院・・)
伴 奏一郎 …… 橋爪功 (祖父)
早川 南 …… 藤本泉 (看護師、拓真と・・)
大川多美 …… 西本まりん (桜子の友達)

星野 葵 …… 渡辺舞 (丈治の母の妹の娘)
田辺琢磨 …… 本宮泰風 (国境なき医師団)

愛彩



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