好きな人がいること (2016年7月期・フジTV・月曜21時枠) 脚本 - 桑村さや香 音楽 - 世武裕子 主題歌 - JY「好きな人がいること」 プロデュース - 藤野良太 演出 - 金井紘、田中亮、森脇智延 http://www.fujitv.co.jp/sukinahitogairukoto/index.html 第4話 つのる想い -------------------------------------------------------- 楓から美咲に友達になろうと言われるが、友達として千秋と私 が付き合うのを応援して欲しいと言ってくる。夏向は美咲に 対して誰かの為に自分の気持ちにウソを付くなど馬鹿なことだ とし、そんな理由で諦められるなら結局その程度の気持ちだと 言われる。それを聞いて友達ではなくライバルでお願いします と言いに行く。その頃柴崎三兄弟について日村などに 聞き込みしている女性・愛海の姿が有った。彼女は拓海という 人がその中に居ないかと尋ねる。 美咲は起きるが三兄弟は朝食の食材の為に釣りに出かけていた。 冬真は兄・千秋に対して、顔も良くて仕事も出来て女性が自然 に集まると語り羨ましいという。お前には彼女・風花が居るだ ろうというが、冬真は「思い出のマーニー」みたいな子を見つ けて気になっている事を語る。兄は美咲ちゃんはつり上げたの だろうというが、千秋は美咲のことは真剣に考えているという。 夏向がおかしいとして実果子は疑問に感じる。 のぶりんの船に乗せていたとし、「夏が人に恋をさせる」という のぶりんの言葉に感化されたのか。 楓はSea Sonsにやってくると千秋を捜す。 美咲は彼は東京の店に行っている事を語る。美咲はこの前は 済みませんと謝罪する。私も美咲と同じで千秋を好きな気持ち は誰にも負けないと語る。 楓は戻って来た夏向に対して千秋が連絡に出てくれないので 仲介してくれないかと語るが、これ以上兄に近づくなという 夏向は、兄と別れた後にあんたが何をしていたのか知っている と語る。 -------------------------------------------------------- いつも通りの定型的な恋愛ドラマの段取りを踏んだ感じのネタ。 キャンプに行ったり、花火大会に誘うべきかどうかを悩んでみ たり。 夏と言えば花火大会なので仕方が無いが、ちょっと花火大会を 神聖視しすぎている感じ。どちらかというと私は昭和な人なので 花火大会といえばみんなで行って楽しむという印象があるな。 何よりも個々のシーンが走馬燈のように一瞬で過ぎてしまう というところが有ってなんだかシチュエーションを効果的に 利用出来ていると思えないのよね。 楓がボストンに行かなかった背景にはどうせ家庭の事情とかある のだろうし、柴崎家の養子の問題なんかも脅しの材料にされる 程のことなのかって感じがする。吉田鋼太郎さん、あなた同じ ような役演じすぎ(笑)。いや彼だけじゃなくみんなそんな役しか 演じていないんですよ。展開だけじゃなく演技者が視聴者に 裏切らない役しか演じないのでよりワンパターンに拍車がかかる。 美咲の千秋への野暮ったい態度以上に、夏向の美咲への態度の野暮 ったい感じがなんとも言えず・・。 このドラマの違和感なところは、"偶然"会話を聞いてしまうシーン なのか。美咲が千秋と楓の会話を聞いていたシーンとか、なんて ド下手な演出なんだろうと思わずセンスを疑わざるを得ない。 「太陽にほえろ!」の尾行シーンに勝とも劣らないほどド下手な 光景を見てしまった感じがして見て居る方が恥ずかしくなる(笑) 日村がノリで楓を呼んじゃったみたいな流れもまぁ一度は対峙し ないといけないところなんだろうけどね。それにしてはなんか 八嶋智人さん系譜の役所としては、イマイチ。嫌いな俳優さんでは ないが、このポジションは濱田岳さんの方が良いノリしているな。 櫻井 美咲 …… 桐谷美玲 (団子屋の娘、HN:"beautiful bloom") 柴崎 夏向 …… 山崎賢人 (次男、シェフ) 柴崎 千秋 …… 三浦翔平 (長男、レストラン『Sea Sons』経営) 柴崎 冬真 …… 野村周平 (三男、料理学校へ) 西島 愛海 …… 大原櫻子 (施設??) 日村 信之 …… 浜野謙太 (サーフショップ『LEG END』の経営者) 奥田 実果子 …… 佐野ひなこ (夏向と同級生、日村と付き合う) 二宮 風花 …… 飯豊まりえ (冬真が通う調理師学校の同級生) 高月 楓 …… 菜々緒 (千秋の大学時代の同級生、ピアニスト) 東村 了 …… 吉田鋼太郎 (多角的経営の巨大外食チェーン) 石川若葉 …… 阿部純子 (美咲の後輩) 高月誠 …… 阿部進之介 (六本木の店) 安西知弘 …… 入野自由 (ワインペインターで営業)