好きな人がいること (2016年7月期・フジTV・月曜21時枠) 脚本 - 桑村さや香 音楽 - 世武裕子 主題歌 - JY「好きな人がいること」 プロデュース - 藤野良太 演出 - 金井紘、田中亮、森脇智延 http://www.fujitv.co.jp/sukinahitogairukoto/index.html 第5話 告白 -------------------------------------------------------- 美咲は千秋を花火大会に誘おうと思っていたがなんとか行く事 が決定。その事を夏向に話すと行くなと言われるが、美咲はど うせ上手くはいかないと思っているんでしょとし、でもokして くれたからと語る。あなたでも人の心配をしてくれるのねと 語る。美咲は若葉にも花火大会に行く事になったと報告。 美咲は欲が出て千秋と付き合いたい事を語る。彼女にならない と出来ないことが沢山有るという美咲の言葉に、先輩はカワイイ と言われる。上手く行ったら紹介してくださいと言われる。 そんな中、日村からみんなにバーベキュー大会での写真がメール で送られて来る。 イベントで浴衣を着ていったらどうなのか。 冬真は浴衣を着るべきだとして嫌いな男は居ないことを語る。 店に来ていた実果子に話を聞くとどうぜんのぶりんと花火大会に 浴衣を着ていく事を語る。 そこに愛海が客としてやってくる。 千秋が応対する中、外で彼女と話をする。私は西島愛海。 磯山渚の娘で、話があるという。しかし千秋はこちらには話しは ないとして、俺たち兄弟には関わらないでくれという千秋。 何の用事だったのかと問うと、バイトをしたいと以前にも来た 客だという。 美咲は日村にも浴衣の件で相談すると、着れば感激するハズだとし、 男は大和撫子のような古風な子を求めているという。浴衣は清楚に 主張しすぎないものが良いとのことだった。 そんな中楓が喫茶店で男・高月誠に金を渡しているのを見てしまう。 -------------------------------------------------------- 今回がタイトルのテーマを描いたエピだった。 好きな人が居ると楽しくも有り、苦しくも有り・・ もう色んなところで見たことがあるシチュエーションのオンパレ ード。ただ私のようにドラマ鑑賞オタクばかりではないので 初めてみる人には面白いだろうし、時代は繰り返されるものなの で、見る人によっては新鮮なのかも。 ふわふわっとしていて千秋の気持ちが実に中途半端の中、思わせ ぶりな態度を目立ち何となく好きになれないキャラクター。 楓へと気持ちに踏ん切りがつかなかっただけかも知れないけど、 美咲には降られてもまた別の人が用意されている感がしてどうも 解せない。千秋が一途に人を好きになっているのだとしたら、 美咲だって一途に人を好きになっていても良いはずなのに、 ここで急旋回して夏向に感情を向けていくというのも、一般的には 有りな行動でもドラマとしてみるとなんとも呆気ない感じ。 何度も書いているかも知れないけど、恋愛の好き好きオーラが 出まくっているのにそれに気がつかないというのがちょっと 演出として臭すぎる。 美咲のように他人を踏み台にしたり出来ない正直な人も居れば、 その執念から軽く人を陥れようとした楓が意中の相手と結ばれると いう不条理感。そもそも彼女自身の不条理な人生・兄弟によって 振り回されているけど、今後は千秋がそれに該当していくのかな。 花火大会にしても絶対に千秋とは最後まで楽しめずに夏向が 変わりに来るんだろうなということは、火を見るよりも明らかだ ったし・・。 「1%くらい期待していた。楓さえのことを知っても私と居てくれるか も」と。 まぁこれが全てだったのかな。 「オレがソバに居てやるよ」 なんだか夏向も悪くないのだけど、闘わずに隙をついて美咲に スッと入り込んだようで歯切れが悪い。 櫻井 美咲 …… 桐谷美玲 (団子屋の娘、HN:"beautiful bloom") 柴崎 夏向 …… 山崎賢人 (次男、シェフ) 柴崎 千秋 …… 三浦翔平 (長男、レストラン『Sea Sons』経営) 柴崎 冬真 …… 野村周平 (三男、料理学校へ) 西島 愛海 …… 大原櫻子 (施設??) 日村 信之 …… 浜野謙太 (サーフショップ『LEG END』の経営者) 奥田 実果子 …… 佐野ひなこ (夏向と同級生、日村と付き合う) 二宮 風花 …… 飯豊まりえ (冬真が通う調理師学校の同級生) 高月 楓 …… 菜々緒 (千秋の大学時代の同級生、ピアニスト) 東村 了 …… 吉田鋼太郎 (多角的経営の巨大外食チェーン) 石川若葉 …… 阿部純子 (美咲の後輩) 高月誠 …… 阿部進之介 (楓の兄、借金) 美容師 …… ふせえり 内野智、大島由香里(アナ)