好きな人がいること
(2016年7月期・フジTV・月曜21時枠)

脚本 - 桑村さや香
音楽 - 世武裕子
主題歌 - JY「好きな人がいること」
プロデュース - 藤野良太
演出 - 金井紘、田中亮、森脇智延

http://www.fujitv.co.jp/sukinahitogairukoto/index.html





第6話 彼の真実
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花火大会の日、美咲は千秋に楓さんの元に行ってあげてくれと
語り、自分は友達が来ているので一緒に見ると語る。
しかし美咲は一人寂しくしていると、そこに夏向が現れ、オレが
ソバに居てやるよと語る。

翌朝美咲は夏向に昨日はサンキューと語る。慰め・・同情して
くれたんでしょというと、バッカじゃねーのという。千秋は
美咲に対してあの後大丈夫だったかと問うと友達と見たので
平気だと語る。楓さんとは逢えたのかと問うと、千秋はこの2年
何も出来なかったので支えてあげたいという。

レストランでの仕事。美咲に対して夏向はちゃんと仕事をしろ
とし、こうなったのは自業自得だと語る。お前が兄貴を行かせた
のだろうとし、分かっているならそんな顔はするなと語る。
それに同情じゃないとし、お前のことが好きだと語る。
そういわれた美咲は答えに困るが、夏向は逃げるなと語る。
さっき見たでしょというと失恋したばかりだという。お前の都合
なんて知らないというと、私の気持ちなんてどうでも良いのか
と憤怒し、いきなり好きだと言われても困るという。そんな中
ダイニングアウトの打ち合わせで、向こうが夏向とやりたいと
言ってきていることを告げられる。プロデュースは大橋尚美
さんだとすると、美咲はオープン2ヶ月世界最速でミシュラン
を取った超有名人だと語る。
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うーん、相変わらずの意外性のない定型的ドラマ。

結局のところ、サプライズなのかそうでないのか分からないけど
養子だったのは千秋ではなく夏向だったこと。一番父親の気持ち
を汲んで兄弟でレストランを守ろうとする意思が強かったものが
実は血のつながりがなかったということで、色んな面でアイデン
テイティを揺るがし、その関係性さえも崩そうとしている。

愛海が兄を捜しているのも、本当の父親が白血病か何かとか
ガンで余命幾ばくもないとかそんな感じなんだろうね。

日本の価値観の古さが相変わらず加味され、血のつながりこそ
大切だというところは、なんだか現代的ではないけど、
日本人って外国人が好きな割りに血のつながりだけは別みたいな
ところが有るな。

で、東村とかいうヤクザみたいな人。
そんなことで店を無料譲渡出来るとか本気で思っているんですかね。
飲食業者ってこういうヤクザが多いのか、単に不動産業者として
手をくんでいるバカものなのか。

ダイニングアウトと称して東京への観光旅行。
東京タワーにまつわる父親とのエピソードに触れ、少し夏向の過去に
も触れた格好だった。
日本人はスカイツリーで盛り上がっていたけど、結局東京タワーの
方に郷愁さを感じる人って多いね。それだけ歴史が違うってところか。


櫻井 美咲 …… 桐谷美玲 (団子屋の娘、HN:"beautiful bloom")
柴崎 夏向 …… 山崎賢人 (次男、シェフ)
柴崎 千秋 …… 三浦翔平 (長男、レストラン『Sea Sons』経営)
柴崎 冬真 …… 野村周平 (三男、料理学校へ)
西島 愛海 …… 大原櫻子 (施設??)
日村 信之 …… 浜野謙太 (サーフショップ『LEG END』の経営者)
奥田 実果子 …… 佐野ひなこ (夏向と同級生、日村と付き合う)
二宮 風花 …… 飯豊まりえ (冬真が通う調理師学校の同級生)
高月 楓 …… 菜々緒 (千秋の大学時代の同級生、ピアニスト)
東村 了 …… 吉田鋼太郎 (多角的経営の巨大外食チェーン)
石川若葉 …… 阿部純子 (美咲の後輩)

大橋尚美 …… 池端レイナ ("RIOPSE"のプロデュース)
小野寺恵介 …… 寺井文孝 (シェフ)

平子祐希、三宅克治、フェルナンデス直行、山下夕越、荒木飛羽
大江優成



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