好きな人がいること
(2016年7月期・フジTV・月曜21時枠)

脚本 - 桑村さや香
音楽 - 世武裕子
主題歌 - JY「好きな人がいること」
プロデュース - 藤野良太
演出 - 金井紘、田中亮、森脇智延

http://www.fujitv.co.jp/sukinahitogairukoto/index.html





第10話 それだけ。
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美咲は夏向に告白するが、そんな彼は突然オレはもうお前を好き
じゃなくなったとして突っぱねる。
翌日冬真は美咲に対してあの後夏向に告白したんでしょと問う。
千秋は店にやってくると夏向に対して明日取材の要請が来たので
引き受けて欲しいと語る。ダイニングアウトでの反響が大きい
とのことでインタビューが殺到しているという。更に今度料理
研究家で有名な渡瀬健一が店に来てくれることになったと語る。

美咲は夏向に対して聞きたい事があるとし、私は何か気に触る
ことをしたのかと問う。その理由を聞かせて欲しいと語るが、
夏向は「気が変わっただけ」としか言わず、仕事に集中させて
くれという。
千秋は美咲に対して明日の取材の際にデザートを作って欲しいと
して美咲のデザートへの評価も高かったことを語る。それに
しても今日は元気がないねと指摘され無理して笑っていること
くらい分かると言われる。いつでも相談に乗ると言われると
夏向に振られたのだとし、あの後気持ちを伝えたが彼の方は
気が変わったのだという。

千秋は夏向に対して俺に気を使っているんだろうと話をしに
いくがそんなのではないと語る。

取材を受ける中で、先日のダイニングアウトでの尚美は美咲に
対してあなたのスイーツのデザイン性は高いのでニューヨーク
のパティスリーで学んでこないかと言われる。パーティー文化が
盛んなので学べることが多いハズだと。今後の自分のキャリアに
ついて考えたことはないのかと問われる。

そんな中、シーズンズにはパティシエとして吉岡純という人物が
面接に来る。夏向は新しいパティシエを雇うことにしたと語ると
千秋はそんなことは聞いていないと語る。店のことを考えてした
ことだという夏向だが・・
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うーん、先の展開が読めすぎて全く面白くないという。

NAVERなんかのまとめサイトを見ると大体ドラマに求めている
人の傾向が分かるし、メディアアナリストの人が月9の今後
の求めるべき傾向などを分析・執筆されているのだけど、細かい
ターゲット層に絞るのは良いとしても何を今更って分析しか
していない。

前にも書いたかも知れないけど、既に私自身が、世の中の流行が
一巡して再度流行する時代を経験する世代になっているので、
私自身が既視感を覚えてみているドラマも若年層には斬新に写るのかも
知れないし今時の異性に求める要素がそこには詰まっているのか
なと思うところも有るし、なかなか一概には評価出来ないところが
有るのは確か。

個人的には日本の文化が経済規模に比べて圧倒的に足りないのが
ドラマとか音楽文化だと思っているので世界市場に乗せる為にも
稚拙なシナリオではなくもう少し視聴者を楽しませるドラマを作って
欲しい。

相手の夢を壊したくない為に別れるような言葉を発した後に、
やっぱりじわじわっと離れることへの後悔の念が募っていき、
いつものように空港に走っていくというバカ丸出しの状況設定が
毎回同じように繰り返され・・・それを無難に狙ったのかも知れない
が、最近の恋愛ドラマは面倒臭いと言われているそうだが、
夏向の性格が一番面倒臭いヤツなので、そんな人物と付き合うこと
を考えること自体が最早そういう人には面倒の境地なのではないのかと。

美咲が来たことで柴崎家の兄弟が抱えている問題の根本が吐露され、
解決したという意味では良かったんだろうけどね。
まぁ第三者が入ることで、今までなかなか偏狭な世界観の中でグルグル
と回っていたことが一気に解決するってことはあると思うので、
どの世界でも新しい血を入れるというのは必要なんだろうね。

結局東村のおっさん、なんだったんでしょ。
ラスボスかと思ったけど、全然ドラマに絡んでこない。
尚美さんもあれだけ美咲のレベルを全否定していたのに、最終話に来て
評価。なんだかね。


櫻井 美咲 …… 桐谷美玲 (27歳、団子屋の娘)
柴崎 夏向 …… 山崎賢人 (24歳、次男、シェフ)
柴崎 千秋 …… 三浦翔平 (29歳、長男、レストラン『Sea Sons』経営)
柴崎 冬真 …… 野村周平 (21歳、三男、料理学校へ)
西島 愛海 …… 大原櫻子 (21歳、西島渚の娘、夏向とは異父?兄妹)
日村 信之 …… 浜野謙太 (36歳、サーフショップ『LEG END』の経営者)
奥田 実果子 …… 佐野ひなこ (24歳、夏向と同級生、日村と付き合う)
二宮 風花 …… 飯豊まりえ (20歳、冬真が通う調理師学校の同級生)
高月 楓 …… 菜々緒 (29歳、千秋の大学時代の同級生、ピアニスト)
東村 了 …… 吉田鋼太郎 (55歳、多角的経営の巨大外食チェーン)
石川若葉 …… 阿部純子 (美咲の後輩)

大橋尚美 …… 池端レイナ (ダイニングアウトの審査)
吉岡純 …… JY(知英) (パティシエ)

中山優貴、三宅克治、水野哲志、木村はるか、フェルナンデス直行
川島風篤、ロバート・アンダーソン



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