最近殆ど「恋のから騒ぎ」は見ていないのですが、このドラマの
主人公である、みさえ・水戸いずみ・大道具が出演していた時は
よく見ていたのでキャラクターがオーバーラップし、なかなか
興味深かった。


◆マタにかける女 (みさえ)
観月ありさ　山口紗弥加　佐野史郎　斉木しげる　大倉孝二　ほか

色んな人生経験が多い感じで、高慢そうな態度が目立ってはいた
けど、顔は可愛らしい感じの方でしたよね。

都合の良い持論を繰り広げては最後は策に溺れて自滅してしまう。
これまでの悪行に対するしわ寄せを喰らい、ざまぁーみろといわん
ばりの畳みかける展開で人生の没落を演出していくのだが、最後に
残った女友達の一人がなんとも言えない味を感じさせた。
こういう時にこそ側にいてくれる友達が本当の友達なのだろうか。

三話の中で一番現実離れしていた話しでは有りましたが、確かに
キャラクター的にはこんな感じだった。
付き合っていた男性に裸の写真をインターネットでばらまかれた
エピソードを持つという位、男性関係は酷いものだったので
しょう。
その画像、当時何処かで見かけたような気がしますΣ(´□｀;)


◆笑われる女 (水戸いずみ)
国仲涼子　袴田吉彦　菅原禄弥　阿部サダヲ　吉田日出子　ほか

水戸いずみ。決して美人ではないけどもの凄く愛嬌のあるキャラ
クターだった。

センスの無さが一貫していて付き合う人も実に痛い感じの男だった
けど、価値観とか生き方に関しては、決して悪くはない感じかな。
そけだけに応援したくなるようなキャラクターでしたね。
(国仲涼子が演じているから?)

それだけにこんなダメ男とは早く縁を切って欲しくて、
どのように別れを切り出すのかと心配しました。
袴田吉彦が浮気してくれて助かった感じ。

阿部サダヲの役柄もなかなか良かった。


◆ひきこもりの女 (大道具)
上原多香子　リュ・シウォン　近藤芳正　小日向文世　市毛良枝　ほか

まさかの"微笑みの貴公子"リュ・シウォンの登場。
御曹司って設定は明らかに韓国ドラマを皮肉っての設定でしょうね。
しかし実に美味しい役柄だった。

もの凄くおどおどしたキャラクターの人が居るなと思っていたけど
それがまさに当時の"大道具"。

確かスタッフを好きだと言われていたけど、これって単に周りに
流されただけの結果だったのですね。

当時も確か初めて合コンに連れていったとか、メンバー内で唯一の友達
が出来たとか語っていたので、その辺のエピソードを拾ってストーリー
を作ったのかな。

上原美佐と最後に和解する展開はなかなか良かった。