世にも奇妙な物語25周年!秋の2週連続SP〜傑作復活編〜

ストーリーテラー:タモリ

編成企画 - 水野綾子、加藤達也
プロデューサー - 後藤庸介
アソシエイトプロデュース - 小椋久雄、岩田祐二
脚本 - 大浦光太
演出 - 植田泰史

「世にも奇妙な物語・25周年〜傑作復活編〜過去492作から厳選の5作完全新撮で甦る」

http://www.fujitv.co.jp/kimyo/





◆『昨日公園』
(投票4位・2006年10月2日放送 主演:堂本光一))
脚本:酒巻浩史
演出:植田泰史
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雨の日、私(中島美和)は大切な人がいた"ゆうさり公園"に行く。
小さい頃毎日日が暮れるまでずっと過ごした親友との思い出の
場所。あの頃のまま何も変わらない公園。懐かしいとし音色も
変わっていなかった。しかし変わったものも有るという。

美和は隆子に声をかけると久しぶりだという。美和が東京の
大学に行ってから疎遠になっていた。隆子の方は地元の市民
オーケストラの演奏会がもうすぐあるということで、いつもの
ように高台のある公園で練習していた。そろそろ帰るという
隆子。美和は楽譜を忘れていくが、渡すのは明日で良いかと
呟く美和。実家に帰宅すると母親は美和に風呂に入るよう告げ
る。高校時代の写真・アルバムを見る美和。二人は大親友で
共にブラスバンド部に入っていた。
そんな中美和の彼氏の陽介から電話が鳴り、隆子が大変だという。
急いで病院に駆けつけると、既に彼女は霊安室で眠っていた。
帰り道に石段から踏み外したのだという。
美和は隆子の実家である"ふじみ食堂"に楽譜を拾ったとして
隆子の母親に届ける。美和ちゃんが拾ってくれて喜んでいる
ハズだとして、今でもよく美和ちゃんの話をよくしていたの
だという。

しかし翌日になると何故かまた美和はあの公園の前に立って
いた。その先にいたのは隆子が演奏の練習をしている姿。
昨日見た光景と全く演じだった。一体どういうことなのか。
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中島美和 …… 有村架純 (東京の大学生)
町田隆子 …… 福田麻由子 (19歳、地元静岡県・静浜市"ふじみ食堂")
町田泰代 …… 岩橋道子 (母)
町田剛史 …… 三澤和歩 (弟・10歳)
遠藤陽介 …… 大和田健介 (美和と隆子の同級生)
美和の母 …… 中村真知子
強盗犯 …… 上野山浩
女性アナの声 …… 新美有加


◆『イマキヨさん』
((投票1位・2006年3月28日放送 主演:松本潤))
原作:
脚本:中島直俊
演出:高丸雅隆
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東京から地方の大学に進学して4年目の秋、2年半付き合った
彼女・遠藤晴美から別れを告げられた高田和夫。
就職活動で上手くいかず互いにイライラしてケンカした末の
ことだった。和夫の元には不採用通知のメールが届く中、
帰宅した家の中で、フードを被った男が何故かポテチを食べて
テレビを見て居る人物がいることに気がつく。
警察にも黒いズキンをかぶったオッサンがいるとして通報する
と、それは取り憑かれているのだとして初めてそういう人を
見たという。イマキヨさんだと。
翌日大学で友人の吉井等に話を聞くと、彼もまた憑かれている
人を初めてみたと告げ、地方の迷信みたいなもので、良い奴で
座敷童みたいなものだという。一人身の寂しさを紛らわせる
ありがたい存在で用無しだと思われたら居なくなるという。
結構めでたい存在なのだとし、憑かれると幸せになると言われ
ているとのこと。しかし守らなければならないルールが有り

1) 無理矢理追い出さない
2) 傷つけない
3) 引っ越しの話をしない
4) 謝らない

とのこと。これを破ると大変なことになるので覚えて置いた方が
良いと言われる。
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遠藤晴美 …… 藤原令子 (地方の大学生、和夫の彼女)
高田和夫 …… 野村周平 (東京から来た大学4年生)
警察官 …… ヒデ
イマキヨさん …… 酒井敏也
吉井等 …… 山田裕貴 (大学生、和夫の友達)
面接官 …… 児島功一

◆『ハイ・ヌーン』
(投票27位・1992年6月11日放送 主演:玉置浩二))
原作:
脚本:守口悠介
演出:都築淳一
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夏の暑い日。にじ商店街はすっかりシャッター街になっていた
があるサラリーマンがやってくる。スーツケースに黒縁メガネ。
暑さもまるで暑さを感じさせず淡々とした顔をしてクーラーが
故障中の食堂"松月"にやってくる。店は夫婦で経営している
小さな店だった。室内では厳つい男が高校野球をラジオで聞き
ながらビールを飲んでいた。客には作業着の男以外に、母と子、
そして学生が来ていた。そんな中、スーツの男?がカツ丼を注文
する。更にそれを食べ終わると玉子丼、スタミナ丼、アジフライ
定職と一個ずつ頼み始める。女将の容子もあの客は4杯目だと
してコックの前田に語る。そんなハズないだろうというが・・
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ひとりの男 …… 和田アキ子
前田…… 寺島進 (食堂"松月"、コック)

容子…… 山野海 (食堂"松月")

労働者風の男…… 六平直政

母親…… 阿南敦子
子ども…… 横山歩
男子学生…… 岡山天音
初老の男…… 蔵内秀樹
巡査…… 林和義
若い女性…… 田中明
ギャラリー子ども…… 上條靖弥
野球中継の声…… 青嶋達也(フジテレビ)
解説者の声…… 小高三良

◆『ズンドコベロンチョ』
((投票7位・1991年4月18日放送 主演:草刈正雄))
脚本:北川悦吏子
演出:後藤庸介
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三上修二は女性をレストランに連れて行く。白いトマトの料理
に女性はこんなトマトがあることを知らなかったことを語ると、
三上は得意のウンチンで色々と説明する。ワインについても
説明する中、彼はIT業界の寵児だということも有り、情報には
精通していた。この世は僕のものだから・・。
マスコミも三上に対して「インターネットより世界を知る男。
時代を席巻するIT界の寵児」として紹介していた。
三上は部下に対してウチのような急成長の内は毎日が勝負であり
情報力で差を付けるのだという。三上の説明に対して部下の
杉田は言葉の意味が分からずネットで調べようとすると、
「なんでもググるものじゃない。物を知らないのは罪、重罪だ」
と持論を語る。
そんな中、職場で三上は部下たちがズンドコベロンチョの話を
していることを知る。"ズンドコベロンチョを見てしまった"と。
社長は見ましたかと言われ、三上は何のことだか分からず
適当に見たことを語る。秘書の伊藤から投資家でCEOのジョンソ
ン氏との面会前に髪の毛のセットの予約が入っていることを
言われる。美容室でも三上はヘアデザイナーたちから、三上は
こう見えてズンドコベロンチョなところがあると言われ、聴く
だけヤボだという。三上はググろうとしていたところ秘書の
伊藤からの出川でジョンソンの乗った飛行機が速く到着した
ので急いで会食に来て欲しいと言われる。
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三上修二 …… 藤木直人
三上の祖母 …… 久松夕子
美容院オーナー …… 相島一之
美容師 …… GENKING
静香 …… 松島花
ウェイター …… 津村知与支
内閣総理大臣 …… 山田明郷
伊藤 …… 藤井美菜
杉田 …… 笠原秀幸
平井 …… 土佐和成
大沢 …… ハマカワフミエ
大島 …… 小松利昌
駐禁のおじさん …… 田窪一世、松葉眞
ジョンソン松葉眞CHARLES GLOVER
受付嬢松葉眞森下ひさえ
女性司会者松葉眞義達祐未
男性司会者松葉眞宇賀神亮介
ヤンキー店員松葉眞沖山翔也
メイド松葉眞八幡夏美
男松葉眞古川直人
ニュースの声松葉眞MAEVA E


◆『思い出を売る男』
((投票26位・1994年10月1日放送 主演:小堺一機))
原作:本田隆朗
脚本・演出:岩田和行
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古川三博はお金がない為に血を売って金を受け取る。あと400ml
くらいとってくれないかとするが無理だという。医者は例の件
を考えてくれたかと問うと腎臓は2つあるので片方をとっても
大丈夫だという。

古川の妻・優美子と娘の日菜が三博のアパートに来ていて出て
行くところだった。妻は荷物を取りに来ただけだからと語る。
三博に学校のことを尋ねるが、父親には全く心を開かなかった。
三博は自宅でくつろいでいると、借金取りがやってくると、
三博は窓から逃走を図る。
逃げ込んだ先に「あなたの人生、高値で購入」と書かれた豪邸
が佇んでいた。
三博は恐る恐る入っていくと、夢野虎彦から説明を受ける。
記憶の転移をここでは行うこと。最近の技術では記憶だけを
移植することが出来て、他人の記憶を集めるのに高額所得者に
人気なのだという。リスクを尋ねると、提供した記憶が消えて
なくなるのだという。初恋について、集めている人が居るので
それを売って欲しいという。集めている人がいるとのこと。
僕の記憶から初恋が消えてしまうのか・・しかし夢野虎彦は
過去は過去でしかないとし、未来に役立てる方が有用ではない
かという。報酬はそれ相応に用意するとのこと。
脳から記憶が失われるが、目覚めると虎彦からはご提供ありが
とうございましたという。少しボーっとしているのは一過性の
物だという。また売りたいときにはいつでも来てくれという。
オレの人生、忘れたい過去ばかりだから消してもらえれば寧ろ
好都合かも知れないと考えるが・・・
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古川三博 …… 木梨憲武
古川優美子 …… 西田尚美
古川日菜 …… 田中千空
夢野虎彦 …… 今井朋彦 (夢野脳科学研究所)
古川の高校生時代 …… 吉田翔
小林寿 …… 菊池均也 (三博の学友、面接を紹介)
小林の高校生時代 …… 金子大地
長谷川直人 …… 西沢仁太 (三博の学友)
長谷川の高校生時代 …… 長村航希
内野孝夫 …… 北山雅康 (三博の学友)
内野の高校生時代 …… 中田晴大
夢野虎彦 …… 今井朋彦 (記憶を奪う)
岡田 …… 三浦誠己
森島理恵 …… 舟木幸 (高校時代のアイドル、三博を好きだった)
加藤 …… 玉井英棋
医師 …… 飯田孝男
部長 …… 紺野相龍
ハローワーク事務員 …… 阿部翔平
大家 …… ふくまつみ




佐久晋吾



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