24 -Twenty Four- Season3

監督/ジョン・カサー
脚本/ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン

◆#2「午後2時…ウイルス経路を探し出せ」
◆#3「午後3時…窮地の大統領」
◆#4「午後4時…苦渋の選択…テロ阻止の犠牲」

麻薬中毒にも関わらずジャックが最前線で活躍できてしまう所が
不思議なんだけど、相変わらずの活躍ぶりで面白かったです。

時間的な制約で有ったり、被害規模の現実を知らせることで、
色んな意味での切迫感を感じさせる作りが見事なんですよね。

シーズン3を見始めてまだ4話が見終わった段階だけど、とにかく
現場で私情が絡んでくるところが今回の特徴なのかな。

特にデビッド・パーマー大統領(デニス・ヘイスバート)は国家として
はテロリストに屈しない強靱な精神力を持つのにも関わらず、私情を
挟むとなると今回どうも腰が弱い。殆ど弟のウェイン・パーマー
(D・B・ウッドサイド)の操り人形じゃないかという感じ。
妻のアン・パーマー(ウェンディ・クルーソン)も語っていた通り、
大統領の良さは正義を貫く姿勢にあったのに、取引に応じようとした
場面にはどうも納得がいかない(*`ε´*)

各々の話しの最後で必ず興味を持たせるに値する事実や事件が起こる
作りも見事だ。
そのせいで次々と犠牲者が出るのも確かなんだけど。

現場で撃たれてしまったトニー・アルメイド(カルロス・バーナード)
の被害報告をCTU司令部で待つキムとミシェル・デスラー(レイコ・
エイルスワース
)が不安そうな顔をして待つ場面が有ったけど、
二人をワンカットのフレームに入れて複雑な心境で報告を待つ両者を
映し出す場面などは本当に見事な演出だった。

評価:★★★☆☆

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