24 -Twenty Four- Season3

監督/ジョン・カサー
脚本/ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン

◆#5「午後5時…新疑惑浮上!大統領の座危うし」
◆#6「午後6時…テロ組織の目的は?混迷する捜査と犯人のゆくえ」

今日もごっつい展開になりましたね。

大統領と対立する上院議員ジョン・キーラー(ジョフ・ピアソ)との
討論会、ウィルス保菌者であるカイル・シンガー(ライリー・スミス)の
追跡、ジャックが行っている刑務所からのラモン・サルザール
(ヨアキム・デ・アルメイダ)の輸送。これ以外にも細々としたエピ
ソードは有るものの、これらを一括して管理するCTU司令局の責務の
重大さを感じると同時に、ピアノ線の様な極細の線で繋がるこれらの
エピソードをよくぞ繋いでくれたと感心するばかりの展開です。

今回面白いのは、逃げるジャックと彼のバディであるチェイス・エドモ
ンズ(ジェームズ・バッジ・デール)との追いかけっこの駆け引きだろ
うか。
やはりジャックは敵に回すと恐ろしいと感じさせるほどの機転の早さ
を感じさせる。
そんな彼の凄さを熟知している後輩チェイスもまた回転の速さを感じ
させるほどの敏腕さで追いかけているのだから面白い。
出来ればこれらの対決の構図をもう少し引っ張ってくれたらと思う。

また今回はウィルス保菌者であるカイルと彼の両親の面会には
ホロリとさせられる切ない場面が有った。
ついさっきまでは身勝手なカイルに憤りを感じていたわけだけどね(^O^;

更に細かい指摘をすれば、CTU局内の人間関係が面白いかな。
いつもあらゆる所でツケを回されて悲しい扱いをされている感じが
するクロエ・オブライエン(メアリー・リン・ライスカブ)が、意外と
ジャックにぞんざいに扱われた事を根に持っていた事にはちょっと
笑いました。

アダム・カウフマン(ザッカリー・クイント)とキムも最初は対立して
いたけど、同じ目的意識を持つに従い仲が良くなってきましたね〜


評価:★★★☆☆

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