24 -Twenty Four- Season3

監督/ジョン・カサー
脚本/ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン

◆#10「午後10時…現場潜入の罠!新たな敵の出現!絶体絶命の
危機!!裏切りと憎しみの復讐劇」

http://www.fujitv.co.jp/24/index2.html

◆#11「午後11時…取引中止?新たな亀裂発生!捜査迷走か?」
◆#12「午前0時…重要人物失踪!炎上する取引現場!」
◆#13「午前1時…取引の罠…孤立無援の捜査に更なる敵の復讐!
ロスがパニックの危機に?」

今日も相変わらず凄かったです。

今日で前半の12話が終わったわけだけど、前半はシーズン2から
シーズン3までの間に起こった空白の3年間、麻薬潜入計画編の
全てが幕を閉じる感じで、12話で一旦リセットされたような話し。
もしかするとこの回りくどい演出に嫌気が差す人も出てくるかも
知れないなぁ〜と思うほど、実は全く展開が進んでいないことに
気が付く。

今後「24」の番外編としてシーズン2.5のストーリーがドラマ化
されても面白いかも知れないですね。

さぁここからがいよいよシーズン3。
どの流れを見ても真実を貫くため、そして真相を掴むために、
禁断の領域に踏み込んだ感じの、ある種"悪魔"と契約しながら
ストーリーを展開させる感じの話しであった。

大統領編では散々愛想を尽かしているはずのシェリー。
メキシコ編では最も憎むべき相手ニーナ。

仲間になればこれ程心強い相手も居ないのだけど、実に厄介な
人たちばかりで、この人たちを舵取りするには相当神経を使いそうだ。
相手の手の内を知るためにはこちら側もリスクを承知で情報を
開示しなければならない。毒を以て毒を制することが出来るのか、
いつ飼い主に牙をむけるのか緊迫感が抜けなかった。

しかしやっぱりサラザールのお兄さんは凄いですね。
まさかあそこで引き金を引くとは思わなかった。
ジャック同様、上に立つ人間って感じがする。
肝も据わっているし、何と言っても身内に動かされることのない
強靱な決断力が備わっている。

さてこれでジャックの絶対的危機は当面回避された。
コンクリートジャングルであるアメリカでの追跡劇の方が面白そう
なので、メキシコを脱出してくれて良かった。

明日はどんな驚くべき展開が待っているのか楽しみです〜

評価:★★★☆☆

inserted by FC2 system