監督／ジョン・カサー
脚本／ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン

http://www.fujitv.co.jp/24/index2.html

◆＃23「午前11時…強硬手段！非情な脅迫…テロ阻止へ期限限界！」
◆＃24「最終話…衝撃結末…最大の窮地！究極の決断迫る…怒りの発砲が
死の渦を招く最悪の事態が遂に現実に!?」

生活リズムの一部として組み込まれていたドラマがついに最終回を
迎えた。
少なくとも22話終わった時点では見通しの付かないエピソードが山積
しており、広げてしまった話しをどのように収束させるのか有る意味
見物だったのだが、案の定、街に飛び出してしまったウィルス保菌者
の件に関しては、バッサリと切り捨てられた。
薬局ですれ違ったおばあさんをどのように使うのか気になっていた
のだが、その後登場することもなく、静かに闇に葬り去られた格好
となった。

やはりこのドラマのピークは22話に有り、その後の話しはやや迫力に
欠けた。この残りの二話の展開は、主要人物を銃やら斧やらで傷つ
けられるばかりで、多少安易に刺激的な話しに持ち込んだような気も
する。

しかし残りの2話の中でこのシーズン3のテーマの核となっていた
任務に於ける"情"に関する話し合いがジャックとチェイスの間で交わ
され、有る意味興味深い展開では有った。

正直ドラマを通して各エピソード全てに対して評価の★4つ以上の点
を挙げられるくらい面白かったです(全て3つで統一してしまいました
が(^o^;)

評価：★★★★★