24 -Twenty Four- シーズン7 http://wwwz.fujitv.co.jp/24/index.html

第7話 14時:標的は大統領の夫?卑劣なテロ攻撃!
Day 7: 2:00 p.m.-3:00 p.m.

脚本／Michael Loceff
監督／Milan Cheylov
--------------------------------------------------------
FBIはトラックが拉致された衛星画像を入手しマトボの捜索を
続ける中、ジャニスはNSAから送られている情報の中からCIP
モジュールに関する情報が含まれているのを見つける。コード
さえ分かれば次の標的が分かるかも知れないという彼女は
ラリーに告げてショーンと共にその情報を探ることになる。

一方大統領首席補佐官のイーサンは、なんとか大統領がサンガ
ラからアメリカ軍を撤退させるために、夫のヘンリーに説得
して貰おうとして彼と連絡を取ろうとするが、護衛官のゲッジ
からの消息が途絶えたことに疑問を抱く。

ジャックはマトボを追跡していく。2年前に建造された4階建て
のビルにマトボを連れたニコルスらが入ったことを知り、密か
にビル内に潜入。クロエと緊密に連絡を取り合いながら、ジャ
ック、ビル、トニーは屋上から入り、ルネは正面からFBIの
バッジを提示して中へと潜入していく。

その頃、FBIではジャニスによって次のテロリストの標的が
オハイオ州のオドロンで有ることを知る。何か重要な施設が
有るのかどうか探っていくと、ボイドケミカル社という化学
工場が有るのを知る。すぐにジャニスは会社に連絡を取ると
経営者のジョン・ブルナーが対応に出て、イソシアン酸メチル
の入った貯蔵タンクのセキュリティが破られ、圧力の上昇が
止められない事を知る。
--------------------------------------------------------

★マトボの運命は如何に!?

いよいよジャックらの手から離れてマトボはデュバクたちの
元へと手渡されてしまう。デュバクは彼から情報を引き出す
ためにすぐには殺さずにいるが・・・
ジッャクとマトボの信頼感も上手く描かれていた。
捕まったマトボは部屋の中で必ずジャックたちが助けてくれる
と希望を口にしていた。

★経営者としての理想像を貫いたジョン・ブルナー。

危険な工場で有ること、被害を最小限に食い止めようとして
彼は手動でバルブを開いてタンクの爆発を少しでも食い止めよう
として時間稼ぎをする。
自分の命を省みず、社員や住民のために飛び込んでいく姿。
ジャニスと交信しながら一つの目的に向かって奔走する姿。
ジャニスの事を"お嬢さん"呼ばわり。
短い時間だが信頼感が生まれた素晴らしいエピソードだった。
映画「ダイハード」のマクレーン刑事と巡査アル・パウエル
みたいな関係だね。

★CIPモジュールによる攻防に終止符。

CIPモジュールは壊されたし、セキュリティ設計の開発者の
レイサムも爆死を持って亡くなってしまった。レイサムは悪くは
無いのだけどケジメとして殺されてしまったのだろうか。

★ヘンリー・テイラー、一難去ってまた一難。

ゲッジ捜査官の手からはなんとか逃れたけれど、再びさらわれて
しまう。流石のアリソンもヘンリーを使われると弱いか?

★ブキャナンら秘密組織の限界。

少数精鋭では有るが流石に情報処理の限界を感じる。
どのような形で今後この秘密組織が物語に関わってくるのか。
アリソンからは指示されると思うが、何処まで隠し通して捜査が
出来るのか。
政権内でどの程度汚染が続いているのか分からないところが
不気味だな。

★デュバクの脱出にはあまり説得力がない。

ジャックらの捜索にも引っかからずあの建物から逃げ出すのは
流石に無理があった。ゲームのロックマンのボスDr.ワイリー
みたいな奴だ。

ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
ヘンリー・テイラー (Colm Feore) アリソン夫
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官
ジョー・スティーブンス (Mark Derwin) 国務長官
ティム・ウッズ (Frank John Hughes) 国土安全保障省長官
ブライアン・ゲッジ (Warren Kole) 護衛官(裏切り)

ルネ・ウォーカー (Annie Wersching) FBI
ラリー・モス (Jeffrey Nordling) FBIワシントン支局長
ショーン・ヒリンジャー (Rhys Coiro) FBI。皮肉屋
ジャニス・ゴールド (Janeane Garofalo) FBI。メガネ
マーク・ドーナン (Vic Chao) FBI。アジア系
テラー (Dana Bunch) FBI。
キルナー (Jorge Pallo) FBI。ジャックを監視する
レナート (Wiley M. Pickett) FBI。敵に精通している
エリカ (Ever Carradine) FBI。金髪美人
レミック (Peter Onorati) FBI。マトボ誘拐後に捜索

トニー・アルメイダ (Carlos Bernard) テロリスト
マイケル・レイサム (John Billingsley) 国土安全保障省。拉致
イケ・デュバク (Hakeem Kae-Kazim) 将軍。虐殺を主導
デビッド・エマーソン (Peter Wingfield) 敵のリーダー
ニコルズ (Mark Aiken) 敵

ウレ・マトボ (Isaach De Bankole) サンガラの元大統領
アラマ・マトボ (Tonya Pinkins) 妻
ビル・ブキャナン (James Morrison) CTU
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
エドワード・フォスラー (Mark Kiely) 護衛官。裏切り
レイモンド・ハウエル (Dominic Hoffman) 司法省。

マリカ・ドノソ (Enuka Okuma)
ジョン・ブラナー (Tom Irwin) ボイドケミカル社・責任者
アンジェラ・ネルソン (Lesley Fera) 大統領府報道官

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)