24 -Twenty Four-
24: Redemption (シーズン7)


リデンプション前編 「ジャック・バウアーが帰ってくる」

脚本/Howard Gordon 出演/Jon Cassar

http://www.fujitv.co.jp/24/index.html
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アフリカ・サンガラでは、デュバク大佐の指揮の下、弟のユッ
スーは少年達を誘拐し、彼らを兵士へと教育していく。
全ては白人が支配しているこの土地を奪い返すこと。アメリカ
に同調している政府を倒すこと。それにはまず"ごきぶり"を
殺せと、囚人を連れてきて少年達に殺害させる。

政府や国連の支援を受けてオカバンゴという名の学校を開いて
いるカール・ベントン。ここには内戦で親を失った子供達が
通っていた。そこに世界各国を旅して流れついたジャック・バ
ウワーが居た。カールとジャックは特殊部隊時代の同僚。
米国大使館で政務官として働くフランクは、ここにジャックが
居ることを聞きつけ召喚状を持ってくる。一年以上ジャックは
召喚状を無視し続けていた。
手紙に書かれた事に応じなければ連邦法違反で捕まえると言う
が、ジャックが応じるわけもなく、自ら捕まえにでも来いと
いう。効果がないと見るやフランクはカールを脅し、説得しな
ければ支援金を打ち切るよう進言すると告げる。

アメリカ・ワシントンでは、サンガラで政権を転覆させようと
していたデュバク大佐の元にホッジスは電話を入れる。
武器だけでなく兵士も援助すると言うが、武器だけ供給して
くれれば後は自分たちの力で行うという。
ホッジスの友人のニコルズは部下のクリスを呼び出し、口座の
処分を命じる。

ジャックはカールから召喚状の事を告げられる。ジャックは
これ以上ここにいる迷惑を掛けることになるとして出て行くこと
を決意する。カールからは居場所を見つけるためには手始めに
逃げる事を辞めることだと言われる。

そんな中、この孤児院件学校の子供達を狙う不気味なものたち
が居た。サッカーで遊ぶ子供達に近づき兵士になるよう強要す
る。隙を付いてジェームズとウィリーの兄・デズモンドは逃げ
るが、ジェームズは射殺され、デズモンドは肩口に銃弾を浴び
て重傷。最近ユッスーたちが子供を誘拐している噂を耳にした
カールはデズモンドたちの様子を見に行く。襲撃されている
事を知る。カールはすぐにジャックに電話し、誘拐しようと
している組織がそちらに向かっているので子供達を守って欲し
いと頼む。
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いよいよシーズン7が始まる前の繋ぎの話。
国家を守る仕事から外れて、全く環境の違うアフリカを放浪し
ている内に内戦によって巻き込まれていく。
その内戦を仕掛けているのはアメリカ人であり、またしても
"世界平和を願う"アメリカ人としては大統領も含めて黙ってい
る訳にはいかない!

相変わらずジャックの腕が冴えを見せて、一人でも10人以上の
相手とやり合い倒してしまった。「コマンドー」時代のアーノ
ルド・シュワルツェネッガーや「ランボー」のシルベスター・
スターローンは真っ青なキャラクターである。

丁度時代はアメリカ大統領の交代時期で、ドラマではノア大統領
に変わりアリソンが就任式を迎えようとするところで起こった。
シーズン7の本編の時には恐らくアリソンが大統領となっている
事だろう。

本編までにどの人物が生き残っているのか、そして生き残った
人々は何をもたらそうとしているのか。
アリソンの息子の存在が気になるところだし、ジャックがまた
アメリカを守るために戦おうというきっかけはどんなものに
なるのか。戦うにしてもどんな肩書きを持った部署に配属される
のかなど興味深い要素は沢山。
まだリデンプションには後半が有るとのことなので来週を楽しみ
にしていよう。

ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland) 流浪の民
カール・ベントン (Robert Carlyle) アフリカ・サンガラ孤児院
フランク・トラメル (Gil Bellows) 政務官。
イケ・デュバク (Hakeem Kae-Kazim) 大佐
ウィリー (Siyabulela Ramba) 孤児
デズモンド (Mbongeni Nomkonwana) ウィリーの兄
トーマス (Sivuyile Ngesi) オカバンゴ学校職員の黒人
マトボ (Isaach De Bankole) サンガラ大統領
ベンジャミン・ジュマ (Tony Todd) 将軍。反政府軍
ユッスー・デュバク (Zolile Nokwe) 大佐の弟。拉致係
キントゥ (Martin Kintu) デュバクの部下
カビラ (Micheal T. Dube) 少年
囚人"ごきぶり" (Shakes Myeko)

アリソン・テイラー (Cherry Jones) 次期大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) テイラー大統領の補佐官
ヘンリー・テイラー (Colm Feore) アリソンの夫
ロジャー・テイラー (Eric Lively) 新大統領の息子
ノア・ダニエルズ (Powers Boothe) 現大統領
トム・レノックス (Peter MacNicol) ノア大統領補佐
ジョナス・ホッジス (Jon Voight) 反政府軍に加担するアメリカ人

ハルコット (James Joseph O'Neil) ホッジスの部下。
サマンサ・ロス (Carly Pope) ロジャーの彼女
ジョン・クイン (Sebastian Roche) ホッジスの部下。
エドワード・ボスラー (Mark Kiely) ロジャーの護衛官
ニコルズ (Mark Aiken) 証券会社の幹部
クリス・ウィットリー (Kris Lemche) 証券会社社員。ロジャーの友
チャールズ・ソレンツ (Sean Cameron Michael) 国連職員
ジェームズ (Sonwabisile Jehoshaphat Ngoma) 生徒
エドウィン・ロス (Nick Toth) 最高裁長官
アボジ (Roshawn Franklin)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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