17 Jan. 2010
第1話 Day 8: 4:00 p.m.- 5:00 p.m.
脚本/Howard Gordon、Evan Katz 監督/Brad Turner
--------------------------------------------------------
午後4時から5時。 タクシーから降りてアパートに入るビクター・アルーズの事を
ダブロスの部下二人が向かいのビルから待ち伏せしていて
スナイパーが発砲しようとする。しかしビクターが室内に入っ
てしまった為に建物から出てくるのを待つ中、ビクターは室内 に入るとマヌエルの名前を呼ぶ。しかし彼はシャワー室で殺害
されていた。ビクターは仲間の女性に電話すると、マウリシオ も殺害されたことを聞き、一体どうなっているのかと問われる。
ビクターは着てきた赤いパーカーをジャンキーに渡すと自分は 裏口から出て車を盗んで逃走を図る。ダブロスの部下もその
動きに気が付いてすぐに車に銃弾を浴びせると肩口に当たるが ビクターはなんとか逃げる。ダブロスの部下はグレーのセダン
が盗まれたとして911に電話する。
ジャックは娘・キムと夫のスティーブンが出かけている間
二人の娘・テリと戯れていた。テリはクマさんに大ハマリ。 テリはアニメがつまらないとしてジャックに告げると、ジャック
はチャンネルを変える。テレビでは、アメリカと中東との間で
和平交渉が順調に進んでいるとの報道が行われていた。
アメリカのアリソン・テイラー大統領と中東のカミスタンの
オマール・ハッサン大統領の関係は順調に推移し、特にハッ
サン大統領は核開発の放棄を臭わせ、テロリストへの資金供給 も絶つ決断を見せるという誠意ある対応を見せていた。
ジャックの元にキムから電話が鳴る。 スティーブンと共にホテルへと向かっているが、現在国連周辺
が厳重な警備によって交通規制があるので混雑していることを 告げる。キムはジャックに一緒にロサンゼルスで暮らそうと
話したもののジャックから明確な返事がもらえなかったことを 心配していた。もしかすると父は他の生き方が出来ない人なの
かも知れないと感じていた。
そんな中、テイラーとハッサン大統領は共同記者会見前に
最後の詰めの交渉を行っていた。ハッサンは核開発の放棄に
合意したものの国際原子力機関(IAEA)主導の査察でないと
受け入れないことを告げ、テイラーはアメリカの査察機関の 立ち入りを求める。ハッサンはテイラーの要求は無理が有ると
して、我が国の革命防衛隊がアメリカに駐留するとすれば アメリカ議会はどう反応するのか?と問い、それは我が国でも
同じことだと告げる。例え私がここで承諾しても、議会では 批准しないとする反応が勝るのだという。テイラーはケニン
長官と相談する。ハッサンは100年に一度の指導者で、これ 以上彼の立場を中東で悪くすることは出来ないと告げる。
ジャックは娘とホテルで再会すると、自分もロスで一緒に 暮らすことを報告する。友人から軍事コンサルタントの仕事に
誘われているのでそれを受けるという。一時間後にお前らの ホテルにいくので荷物をまとめてくるとのことだった。
そんなジャックの姿をビクターは見ていた。
会見が始まる会場では厳重な警備体制が敷かれていた。
記者のメレディス・リードは入り口の所で警備のラッシュに 止められる。このIDは無効になっているので入管は出来ないと
いうものだった。
ケニン長官はハッサン大統領の弟・ファウド国務長官と話合い
をしてIAEAの査察の妥協案でまとめることを告げる。ただし 条件として査察団のトップにアメリカ人にするというものだ
った。ファウドは兄ハッサンに、平和の名の下で多くのものを 放棄したと主張するが、ハッサンはアメリカは破綻している
我が国の援助を約束してくれていると告げ、放棄したのは 核開発だけだと語る。
そんな中、ハッサンの元にメレディスから電話が鳴りIDが失効 していて入れないと告げる。ハッサンはすぐに対応することを
告げ、会見後のインタビューにも受けると約束する。 IDを失効したのは弟のファウドだった。兄とメレディスは
噂になっているのだと告げ、兄はダリアとの間で既婚者である ことを忘れていると非難する。私たち夫婦は既に破綻している
事を告げ、和平のプロセスに彼女は邪魔にはならないという。 しかし彼女との繋がりは、西側に堕落したと思われるのだとし
て自制を求めるのだった。
-------------------------------------------------------- |