24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





8 Mar. 2010
第11話 午前2時から3時 Day 8: 2:00 a.m.-3:00 a.m.

脚本/Evan Katz、David Fury
監督/Nelson McCormick
--------------------------------------------------------
ファラドから助けを求める電話がCTUに有るが、サミールの部下
のアリによって狙撃される。しかしまだアリたちはファラドの
死を確認していない為に、彼をセントジュリアン病院に運ぶフリ
をして敵をおびき出す作戦に出る。案の上、マルコスという名
の男が来てファラドを殺害しようとするが既に亡くなっている
事を知る。ジャックは彼を生け捕りにしようとするが、隙を
ついて窓から逃走し、病院東棟に有る高濃度酸素室の中に閉じ
こもってしまう。マルコスは体に爆弾を蒔いており、クロエが
爆弾の起爆装置の起爆コードをハッキングしてリモートでの
爆発は防げていたが、マルコスの元にはサミールからの連絡で
生きて捕まることだけは避けるよう言われる。手動で起爆する
方法を教えるとしてサミールから連絡が入る。

酸素室は特に壁が厚いので切断には40分はかかるという。
何とか生け捕りにしたいとするジャック。オーウェンたちは
起爆コードを妨害することに成功したが、中ではマルコスが
手動で回路を再設定している事を告げ、4つの回路を再設定
したら爆発してしまうのだという。酸素室なので爆発しても
けが人は出ないだろうとのことだった。ジャックはとにかく
内部と会話する為にもインターコムを直すよう告げる

ジャックはヘースティングスに電話し現状を報告する。
マルコスに関しては、クロエはジャックに情報を渡す。
イーストハーレムに母親が住んでいること。母親はアメリカ系
で父親がカミスタンから来たもので、父親はアメリカ外交に
批判的な教授だったという。ウェイン・パーマー政権時代
投獄されたことがあり、潔白が証明されて出所したが、その後
全く職に就けずに一年後に自殺していた。母親は今も家にいる
事を知るとジャックはすぐに連行して連れてきて欲しいと語る。

一方犯人たちがマンハッタンを狙うのであれば、島に入る
必要が有り、わざと島の中に移動させて探知しようとヘースティ
ングスは語る。CTUの放射線探知機、無人機のセンサーを使って
全力で探す様指示する。

そんな中、コールとデイナがCTUのオフィスに戻ってくる。
コールはデイナに普通に振る舞うよう告げると、デイナは
寧ろあなたが心配だという。コールは今は話したくない事を告げ
やるべき任務に集中するよう語る。話合うのはこの緊急事態が
過ぎ去った後だと告げる。元の関係に戻れるかどうかは約束
出来ないが、愛していなければ出来ないことだったと語る。

オフィスに戻るとデイナはヘースティングスに呼び出される。
独自の任務についていたことは分かるが20分毎に連絡を
入れる義務を怠ったとして激怒。君が有能でなければとっくに
追い出しているところだとして問題は片付いたのかと問う。
今後はクロエの下についてサポートする様告げると、事実上の
降格処分だった。
コールに対して現在ジャックがセントジュリアン病院にいる
事を告げると、東117丁目に容疑者マルコスの母・エレイン
住んでいるのでチームを率いて身柄を拘束し、病院に連れて行く
様指示する。マルコスは現在起爆装置を繋いでいる最中だという。
--------------------------------------------------------
■CTU周り

ヘースティングスが少しずつまともになってきた。
支部長となったプレッシャーが大きかったんですかね。
ジャックに指摘して以来、かなりまともに指示を出すように
なった。デイナを降格処分にしてクロエの下につかせる
ことになるも、クロエとしてはデイナを気遣っている様子。
アーロは自分がコールに居場所を話した事に関してデイナ
に謝罪。コールと破局したかと期待するもアーロの思惑通りには
いかなかった。コールと上手くいかねば俺が居るぞアピール
が妙に気持ち悪いのはこの人のキャラクターなのか。

■デイナとコール

コールを巻き込んでしまったデイナ。
ケビンたちを殺害した事に関して、普通に通報していれば、
正当防衛が認められたと思うのに、なんか面倒なことをして
いる感じだったね。
で、またしてもデイナに接触するケビンの保護観察官だという
男性。朝には帰ると言っているのだから放って置けば良いのに。

この人とサミールが言っていた"放射線の探知器"の装置を切って
マンハッタン島に入る為の工作員なんでしょうかね。デイナが
またしても利用されてしまうんでしょうか。
確かにケビンがデイナの働いている職場を探り当てたという
流れには違和感が有ったし、ここで伏線が回収されるのか。

■核物質の流れ

病院の高濃度酸素室に核の手がかりを持つ人物・マルコスが
閉じこもる。普通酸素室で爆発したら大変なことになると
思うんだけどね。装置が起動していないので大丈夫なのか。

酸素室内の映像がハッキングされていることをクロエが突き
止めてオーウェンが対処していたけど、どうやって外部との
通信を切ったのかな。

それよりも起爆装置4つ点灯してから随分と時間がかかって
爆発のタイマーが動いた気がする。
しかもわざわざタイマーになっているところも笑えたけどね。

母親の説得にはかなりマルコスも揺らいでいたけど、結局
ジャックの脅しで投降。しかし助からないと見るやまた
酸素室内に戻すところが笑えた。素直にチョッキを脱げば
良いのに・・・振動感知センサーでも付いていたのか?

■大統領周り

ハッサン大統領は娘・カイラと側近のタリンが駆け落ちした
件で、妻・ダリアから叱責されてようやくハッサンが目覚め
たという感じ。マルコスが目覚めたのと同時というところに
何らかの因果関係が有りそうで、宇宙の法則でも働いたのか?

ただタリンが実は・・・っていうのは出来過ぎかも(笑)
そうなるともう何でもありやね。
っていうかハッサン大統領が実は凄い人に見えてきた。


・24 Theme、Written by Sean Callery



ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

ロブ・ワイス (Chris Diamantopoulos) 大統領のスタッフ
アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官

オマール・ハッサン (Anil Kapoor) 大統領
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ファラド・ハッサン (Akbar Kurtha) オマールの弟
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
タリン・ファローシュ (T.J. Ramini) オマールの部下
ナビール (Hrach Titizian) オマールの部下

ビル・プラディ (Stephen Root) リトルロック矯正局、保護観察員

エレーン・アル・ザッカー (Mare Winningham) マルコスの母
マルコス・アル・ザッカー(Rami Malek) サミールの部下
サミール・ミーラン (Mido Hamada) ファラドの部下
オーウェン (Julian Morris) 捜査官
キング (Matthew Yang King) 捜査官
アリ (Ethan Rains) サミールの部下


inserted by FC2 system