24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





29 Mar. 2010
第14話 Day 8: 5:00 a.m.-6:00 a.m.

脚本/Evan Katz
監督/Milan Cheylov
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電磁パルス(EMP)攻撃をされたとして、CTUは通信機能を失う
クロエはルネからやるべき事をすべきだと言われ、NY支局の
上級エンジニアフランクの制止を振り切り、修復ではなく
サーバーへのバックボーンに直接繋ぐことで当面の通信回線を
確保し、また監視や交信をすることが出来る。
一方デイナの元にはケビンの保護観察官のプラディが現れ、
執拗にデイナがケビンの強盗に関与しているハズだとして、
ヘースティングと直接話をすることを語ると、彼女は待合い
室にいたプラディを殴り殺して、収納庫の中に押し込む
デイナはテロリストのサミールに連絡し、CTUのシステムが復帰
した事を語る。今後安全に目的地に行けるまで誘導すると語る。

ジャックはサミールたちが逃げ込んだ倉庫を見つけるが、
待ち伏せされて発砲される。キングオーウェン捜査官を失う
ルネが助けに来たことでなんとかジャックは肋骨の骨を折る
重傷だけで助かる。しかし救命士からは防弾チョッキを着ていた
とはいえ危険な状態なのですぐに骨折は修復した方がいいこと
を聞かされる。

そんな中11丁目付近でテロリストたちが核兵器を運んだとされる
ボートが発見されると、クロエに空撮映像から容疑者を追うよう
告げる。目撃者によると4人の男がタクシーに木箱を乗せて運んだ
とのことだった。
クロエはサーバーに保管されている衛星の過去の監視映像を
調べると確かにテロリストたちがタクシーに乗り込む姿が映って
いた。ライブでそのタクシーを追いかける中、ヘースティングス
は現場のコールや市警らと共に現場に向かって欲しいという。
現在は14丁目付近を西に向かって走行中だという。デイナは
サミールに電話すると、現在サミールらの乗っているタクシー
がCTUに捕捉されている事を告げ、30秒だけシステムをダウンさせ
るので上手いこと逃げて欲しいと語る。9丁目にいけばタクシー
街なので捕捉するのは難しくなるだろうとのこと。

デイナによって30秒間CTU全体の衛星からの情報が写らなくなる
そして30秒後に復帰した際には何処に居るか見失ってしまう。
ヘースティングスはテイラー大統領に連絡すると、ついにマン
ハッタンに核兵器が持ち込まれてしまった事を語る。
大統領達は国連本部から待避して、現在はニュージャージー州の
マグワイア空軍基地で指揮を執っていた。
ヘースティングスは現在鋭意捜索中だが、マンハッタンの安全は
保障できない状況だと語る。
ロブは一体何をしているのかとしてCTUのお粗末な対応に失望する。
テイラーは最悪な事態に備えて法執行機関に対応策を持つよう
告げると、これから国家安全保障会議を開くとイーサンに告げる。
ハッサン大統領はまだ国連施設にいる事を知ると、テイラーは
ジャックに連絡を繋ぐよう指示。テイラーはジャックに対して
これからハッサン大統領を護送したいが、これまでにもまして
ハッサンの存在自体の重要性が増しているのでジャックが自ら
護送を担当して欲しいと言われる。
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2話連続で見たこともあり、15話とネタがごっちゃになっている
ところが有るかも。

■CTU周り

いよいよマンハッタンに核兵器が持ち込まれてしまった。
持ち込んだ形跡がボートからも確認されたみたいだけど、現場では
あれだけ市警が警戒しているのにどうやって突破したのかまるで
説得力は無いのだけど、よく考えたら核が持ち込まれたなんて
情報は、トップシークレット扱いで市警も知らないことなんだろう
ね。でも警戒して警察官や州兵を増やしているということを
見れば市民たちは疑問に思わないのかな。

デイナがまたしてもやってくれました。
前回、デイナがサミールと精通していることが描かれていたけど、
衛星で追跡していたのに、30秒間強制的に衛星モニタを切ってしま
った。クロエ辺りが気が付いてくれれば良いのだけど、今の所
システムの不都合はある程度仕方が無いと思っているのだろうか。

追跡している際に7番街とウェイバリー通り云々と言っていたけど、
「ウェイバリーのウィザードたち」のアレックスたちもあの辺で
住んでいたという設定なのかな。


■核物質の流れ

ヘースティングスから大統領に報告が入った際にはマンハッタンの
安全は保障できないとついに口にしてしまった。

ハッサン大統領も5番街を平和行進すると思っていたのに、まさか
こんな形で国連を去るとは・・と語っていた。

タリンが核物質を持って現場にいき、殉教するようだ。

サミールは大統領に直接交渉としてハッサンを渡すよう告げる。
期限は今から一時間(6時15分)だ。
ただタリンは爆破させることには反対みたいな感じだね。
この辺の良心にかけるしかないのか?

■大統領周り

既にテイラー大統領たちはニュージャージー州のマグワイア空軍基地
に逃走している様子。肝心のハッサン大統領だけはまだ国連施設
に残っていることから今後移送の際に難しい事態になることが予想
される。シークレットサービス7名、ハッサン側の護衛官2名
そしてジャックに移送を指揮して欲しいとするところからも
相当酷いことになることが想像される。ジャックの居る所に
事件ありだしね。

大統領と側近たちの間で色々とハッサンの引き渡しに於ける
葛藤が描かれた。大統領はアメリカ国民が犠牲になっても、
ハッサンを渡すのはダメだと考えている様子。

政府は「国民を守ること」なのか、それとももっと広義に見て
「世界全体の安定を図ること」なのか。

ロブと将軍が第三の道を画策して、自国の兵士をテロリストに
見立ててハッサンを拉致したことにしようと考える。
これは反乱でありニュルンベルグ法・第4の原則に当たり、
大統領命令が違法ならば従わなくて良いと解釈した将軍。
大抵は軍人がこの手の決断や考え方を見せるよね。そういう風に
思想や訓練に於いてたたき込まれている為なのだろうけど・・・

■ケニン必死の通話

ちょっとしたケニンの電話がジャックに不信感を抱かせるのに至った。
流石はジャック。実はケニンが会話を聞かせる為に電話したのか
と思ったけどすぐに切られてしまった。


・24 Theme、Written by Sean Callery



ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

ロブ・ワイス (Chris Diamantopoulos) 大統領のスタッフ
アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官

オマール・ハッサン (Anil Kapoor) 大統領
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
タリン・ファローシュ (T.J. Ramini) オマールの部下

デビッド・ブラッカー (Michael Gaston) 将軍
ティム・ウッズ (Frank John Hughes) 大統領の補佐
アドリオン・ビショップ (Michael Irby) 将軍の部下
モリー・オコナー (Christina Cox) シークレットサービス・護衛官
アーマン (Rizwan Manji) 核兵器の起爆装置を制作
フィリップス (James Jordan)
スーザン (Sarah Hollis) 大統領補佐官
スウォフォード (Tripp Pickell) 捜査官
ジム (Sterling Sulieman) CTU Agent
マシス (Chris Gann)
サミール・ミーラン (Mido Hamada) ファラドの部下


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