24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





5 Apr. 2010
第15話 Day 8: 6:00 a.m.-7:00 a.m.

脚本/Chip Johannessen、Patrick Harbinson
監督/Brad Turner
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テイラー大統領たちは国連施設からニュージャージー州のマグ
ワイア空軍基地に待避する中、緊急に現在国家安全保障会議
行う。そんなテイラー大統領の元にテロリストのサミールから
電話が鳴り、現在核兵器はマンハッタンに持ち込まれたことを
告げ、取引としてはハッサン大統領を引き渡すことだという。
テイラーはそれを拒否しテロリストとは取引しない姿勢を見せる
が、ハッサンを渡さなければ1時間後(6時15分)に爆破させると脅してくる。
ロブブラッカー将軍はテイラー大統領とは意見を異にして
アメリカ市民を守る為にハッサンを渡すべきだと考えており
二人はブラッカー将軍の立てた計画によって、兵士たちが
テロリストを装い国連施設からマグワイア基地に護送中に
ハッサンを拉致しようと考えていた
イーサンはその動きに気が付いてロブに対して大統領を裏切ら
ないように告げるが、それを聞こうとはしなかった。
そんな中イーサンは持病の心臓病で倒れてしまう。すぐに
病院に運ばねばならないとするが、将軍は拉致計画が終わった
後だとしてロブの行動を止める。
一方ジャックは将軍の思惑を知り、なんとかルネと共にハッサン
の拉致を阻止する。最後に残ったビショップはハッサンを渡さない
と核兵器が使用されてしまうと訴えるが、ジャックは大統領の
命令しか受けないと語る。
タリンは核兵器をマンハッタンの所定の位置にバンに乗せて
持ち込んでいた。いつでもサミールからの連絡で起爆装置を
作動させることが出来る状態だった。

テイラー大統領は取りあえずテレビ演説用の草案を作った
のでイーサンに見て欲しいとしてロブに彼の居所を聞くが
見あたらなかった。ロブは探すと約束するが・・・

一方ジャックはビショップから説得を受けていた。
ハッサン大統領を渡さないとマンハッタン中の人間が死に陥る
こと。最低でも5万8000人の死が予想されると聞くと、ハッサン
は私と大勢の命では釣り合わないと呟く。しかしジャックは
貴方の命は重いのだと告げ、長年の戦争を終結させるだけの力
を持っている人だと語る。

そんな中ジャックの頭を殴ったのはなんとハッサン本人だった。
ビショップに対して私をテロリストたちの元に連れて行くよう
告げ、妻のダリアたちに理解を求める。ビショップは将軍に
対して作戦には失敗したが、ハッサン大統領自らの意思で同行
してくれた事を語る。将軍はすぐにロブに対してテロリストの
元に連絡する様告げる。
ビショップは表に停まっていた黒いSUVに乗ると、テロリストに
連絡を取る。サミールは大統領自らを電話に出すよう告げると、
爆発を辞めるのであれば私は自ら行くと電話口で語る。

いよいよ爆破予告の時間まで1分半を切る。
みんな爆発に備えて、まるで何も無いかのように静かにその時間
その瞬間を待っていた。
その頃サミールはタリンに対して爆破するのを止めるよう指示する。
ハッサンがもうすぐ到着するので連れてくるので手はず通りに
誘導するよう語る。

爆発の予告時間から4分が過ぎていた。
何故爆発しなかったのか裏事情を知らない事情を知るものたち
は不思議に思う。ヘースティングスはあくまでこの時間は
オマケの時間である事を告げ、まだ爆弾は回収されていないこと
を告げる。ジャックはクロエに電話すると、ハッサンが自ら
テロリストの元にいった事を告げ、ロブと話したいので取り次ぐ
よう語る。
ジャックはルネに対して、ダリアとカイラを空軍基地まで送って
欲しい事を告げる。
一方ジャックはクロエに頼み、7番街の映像をさかのぼってそこ
から発進した車を追跡するよう頼む。

その頃テイラーはイーサンが居ないことを知って今すぐに探す
よう指示する中、ジャックからテイラーに電話がかかる。
ジャックはテイラーに対して、私からの電話だということは
言わないで欲しいと告げ、ハッサンが逃走した事を告げ、それを
手引きしたのは将軍だと語る。
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■CTU周り

デイナがサミールたちと繋がっていたけど、どうやら金だけ
の関係っぽいやりとりが有ったな。
クロエとかアーロとかデイナの不審な行動に気がついているの
に後一歩って感じの所で肩すかしに逢う。
デイナが何かに理由を付けては外に出て行くことに違和感を
覚えないのだろうか。と言っても現在は誰が何処にいるのか
なかなか制御できない気持ちも分かるけど、情報処理の分析官
がデスクにいないとしたらすぐに問題が発生するとは思うんだ
けどね。サーバー室でもう少しでアーロがヒーローになれた。
黒くてジトーっとしている人物だけど、ここでそれらネガティブ
な姿を払拭してヒーローになれ!!とか思ったけどやっぱり腰が
弱い。それどころか寸でのところで殺されそうになった。
デイナは完全に病気だね。
サミールに色々と指示する中で、上手い事衛星を不正に使って
逃げ道を用意した。ジャックはようやくCTU内にいる内通者の
存在に気がついたけど、他の人ももっと気がつけ!

そろそろデイナもトンズラするカウントダウン。

コールに対する愛は何だった?みたいな。
そもそもあのケビンとか保護観察官の流れって必要有った?

■アメリカ政府

今回はまたなんと言っても政府内のゴタゴタ騒ぎがドラマを
盛り上げた。究極・極限の状態なので、答えが一つにまとまら
ないというのも分からないでもないけど、アメリカは大統領
制度だからね。皮肉にも爆発を阻止したのはロブと将軍だった
のだけど、あくまで二人は間接に過ぎず本当に止めたのは
ハッサン自身の決断にあった。
刑事ドラマではよく有る形の、一人を犠牲にしても多くの人を
助けるべきかどうかの選択というのがここでは起きていた
感じ。誰もがアメリカ人でありその中心であり象徴でも有る
マンハッタンが今後100年間使用できなくなるなんて見たくは
ないが、これでハッサンを渡すとどれだけ多くの犠牲者が
また生まれることになるんだろうね。

ロブと将軍が逮捕されるけど、なかなか複雑なものが有るね。

嬉しかったのはルネがやっと大統領から感謝の気持ちが語られ
たこと。今まで散々酷い目に有ってきた人物なのだから
報われた瞬間なんだろうな。

■核物質の流れ

この流れは相変わらずよく分からない。
そもそもは爆発させる気はないのだろうか?
大統領の弟がテロリストを裏切るのもこの爆弾を使うから
こその決断だったのに、ここに来て使わないという決断は
ちょっぴり違和感は有る。
しかもまた都合良くジャックたちが追いかけている車が消え
たり大統領が消えたりするもんだね。

結局取引したことで核爆弾の脅威は無くなったと見ても良い
ことなのか?それともまだ核兵器は残っているのだろうか?



・24 Theme、Written by Sean Callery


ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

ロブ・ワイス (Chris Diamantopoulos) 大統領のスタッフ
アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官

オマール・ハッサン (Anil Kapoor) 大統領
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
タリン・ファローシュ (T.J. Ramini) オマールの部下

デビッド・ブラッカー (Michael Gaston) 将軍
アドリオン・ビショップ (Michael Irby) 将軍の部下
ホスキンス (Larry Sullivan) 捜査官
--- (Brent Schraff) Nest Operative
スーザン (Sarah Hollis) 大統領の秘書
--- (Nazanin Boniadi) Blonde Woman
--- (Simon Anthony) Soldier
--- (Shauna McGarry) Presidential Aide
サミール・ミーラン (Mido Hamada) ファラドの部下



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