24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





5 Apr. 2010
第16話 午前7時から8時 Day 8: 7:00 a.m.-8:00 a.m.

脚本/Manny Coto、Brannon Braga
監督/Brad Turner
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ハッサン大統領は自ら自国のゴタゴタの為にアメリカ市民を
犠牲にすることは出来ないとして、テロリストの取引の為に
其の身を捧げる。アムステルダムと97丁目の角で10分前に
ハッサンは車に乗り込んだとしてクロエに衛星で痕跡を辿る
よう告げるが、狙撃ポイントとして想定していた場所に
テロリストたちは来ず、ハッサンは駐車場で別の車に乗り換え
ていた。タリンの乗せた車は駐車場からダイブ。その中には
ハッサンは居なかった。それを知ったジャックはCTU内に
この計画をテロリストに漏らしている人物がいると語る。
デイナはサミールに電話し、これ以上CTUに留まることは出来ない
ので手遅れになる前に退散すると語る

デイナはCTUオフィスから出て行こうとするが、入り口の所で
IDの提示を求められる。EMP攻撃を受けた後、施設への出入り
には支部長の許可がいるのだという。デイナのIDを調べるが
出入りは無許可となっていた。デイナは駐車場に頭痛薬を
取りに行くだけなので出して欲しいと頼むが、部下に薬を取りに
いかせると言われた為、自分で支部長に許可を求めてくると語る。

一方クロエはタリンがダイブした駐車場を調べると、タリン
とは対象的にその駐車場を出た車があることを知る。金髪の
女性が運転しているが衛星での追跡は不可能だと語る。
クロエに対して不審な通信がないか探れという。

ヘースティングスの元にテイラー大統領から電話が鳴る。
CTUが追跡し、落下した車にはハッサンが乗っていなかったこと
を報告し、まだ生きているだろうと語る。殺す気ならばその場
で殺しているハズであり身柄はまだテロリストの元にあると語る。

そんな中テイラーの元にロシア外相のノバコビッチ外相が話を
したいとしてやってくる。ハッサンに関する事態を聞きたい
という外相に対して、詳細は控えるがCTUが鋭意捜索中だと語る。
ハッサンが見つからなければ和平合意はないとし、死ねば
尚更だという。テイラーは神経が過敏になっていることもあり
ロシア側がハッサンが助からずに和平合意に同意しないことを
望んでいると非難する。何かにつけては調印しない為の口実を
探していると非難すると外傷は根拠のない中傷だとして反論。
テイラーは言い過ぎたことを認めるが危機感をもって対応して
いる事を語る。

クロエの元にルネがやってくると内々に話がしたいと語る。
ジャックはCTU内部にテロリストのスパイがいると考えている
を告げ、先ほどの追跡でも内通者が情報を漏らした為に、
テロリストは車を乗り換えたのだという。すると確かにCTU内
でも衛星の不具合が起こり、その為に追跡を見失った事を語る。
これからジャックがタリンから回収した携帯のデータを送って
くるので守秘回線で受け取り通話記録を解析して欲しいと頼む。
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■CTU周り

いよいよデイナがテロリストと精通している事実が明らかにさ
れていく。前回ジャックが当初は大統領の側近であるワイスと
将軍はハッサンを拉致しようとした人物だとして密かに連絡
して逮捕されるシーンが有ったけど、今回はCTU内部での
デイナの件を処理していくことになる。
ルネが先にCTUにやってきてクロエに事情を語り、そしてクロエ
はヘースティングスに連絡する。
デイナもその動きに気がついて、なんとかCTUから抜け出そうと
するが電磁パルス攻撃を受けて以降は支部長の許可がないと
外には出られないということで、逃走する時間が延長される。
その間にジャックがタリンの携帯電話のデータをクロエに
送信して通話記録からデイナへと突き止めた。当初デイナが
ヘースティングのオフィスを尋ねた際に、彼に罪をなすりつける
ものとばかり思っていた。しかし端にセキュリティを解除
して外に出ようとしていたのね。
あっさりとデイナはCTUスタッフを殺害して逃走を企てるも
駐車場での激しい銃撃戦の末、コール自身が彼女が運転する
車のタイヤを打ち抜いて逮捕すると至る。

取調室に於いてはデイナはジャックとしか話さないということ
でジャックと全面免責、前科の抹消、そしてテロリストから
押収した金の資金の一部を要求する。
「24」ではありがちな段取りの取引だったね。シーズン当初は
拷問も有ったのに、今では流石にそれは禁止されてしまった
様だ。ワイスが裏切っていると知った後にテイラー大統領が
彼を殴ったように、デイナをコールが殴って欲しい感じだった。

実は免責を受けた後、無罪だ〜〜〜と喜ぶデイナに対して、
保護観察官に遺体が発見され、ハッサン大統領の件とは無縁
なので殺人罪として収監されるという段取りなのかと思って
見ていたんだけどね。

■アメリカ政府

今回はほぼCTU頼みって感じだった。
ダリアとかカイラにハッサン大統領を全力で助けるという
約束をする事くらいしかできなかった感じ。
責めてアメリカ政府が国内の捜索に軍人でも配置して対処
すればもっと早くに解決したんじゃないですかね。
CTUだけで対処するにはちょっと心細いものが有ったしね。
ロシア外相もまた嫌らしくアメリカの動向を伺っていた。

■サミールの流れ

デイナからの情報でハッサンが拉致されている現場・アパート
が特定。現場に急行させるも、何から何までジャックに現場
に行かせるというのは相当時間的にロスが激しい気がする。
近くに誰か居ないのかって感じだったけど、結局ネット配信
が始まり、中に入る頃には既にハッサンは殺害されていた。
イスラムの処刑って生きた人の首を手で切るよね。
インターネットでそんな残虐なシーンが動画サイトなんかに
アップされているのを目にするけど、ホント惨すぎる。

ハッサンが亡くなったということで和平はどうなるんだろうか。
そもそもデイナを雇っていた主はサミール以外にあるのでは
ないかという感じがする。

・24 Theme、Written by Sean Callery



ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

ロブ・ワイス (Chris Diamantopoulos) 大統領のスタッフ
アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官
ティム・ウッズ (Frank John Hughes)
スーザン (Sarah Hollis) 大統領の秘書

オマール・ハッサン (Anil Kapoor) 大統領
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
タリン・ファローシュ (T.J. Ramini) オマールの部下
サミール・ミーラン (Mido Hamada) ファラドの部下

ミカイル・ノバコビッチ (Graham McTavish) ロシア外相
アーマン (Rizwan Manji)
ナビド (Assaf Cohen)
--- (Chris Butler) CTU Interrogation Specialist
ジム・ペイン (Jamison Haase) CTU Guard
--- (Nazanin Boniadi) Blonde Woman
--- (Naomi Morales) CTU Worker
--- (Talin Silva) Arabic Girl
--- (Jerald Vincent) CTU SWAT Sniper
ピータース (Mark Alexander Herz) 捜査官


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