24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





12 Apr. 2010
第17話 午前8時から9時 Day 8: 8:00 a.m.-9:00 a.m.

脚本/David Fury
監督/Milan Cheylov
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ロシア外相のノバコビッチはハッサンが亡くなれば和平合意は
あり得ないことをテイラー大統領に告げる中、テロリストの
元に自ら其の身を捧げたハッサンの行方を必死になって探す。
CTU内にいたテロリストとの内通者がデイナだと分かり、司法
取引する中、サミールはハッサンにインターネット配信の中で
大統領に声明を出させた後に殺害しようと考えていた。しかし
それが無理だと分かると、サミールは自ら声明を読む。
ヘースティングスは現場に到着したジャックにすぐに救出しな
いと声明が読み終わってハッサンが殺害されるとすると、ジャ
ックは声明の途中に敵のアジトに踏み込むが既にハッサンは
殺害されており、ネット配信は録画であることが分かる

ジャックはテイラー大統領に電話すると、助けられなかった事
を謝罪する。テイラーはチームが他に出来ることはなかったの
だとしてジャックの責任ではないと告げ、謝る必要性はないと
語る。しかしカミスタン和平合意はこれで無くなってしまう
だろうと語る。カミスタンの保守派たちは和平プロセスを白紙
に戻してくるハズだというもの。これから和平会談の中止を
発表すると語るが、諦めたら寧ろ相手の思うつぼだとして、
なんとか別の道を模索できないのかと告げる。

サミールのことを尋問したいというコール。
救命士によると幸い急所を避けて銃弾が当たっているので
命に別状は無いという。コールはCTUに移送して治療を受けさ
せるとし、意識を取り戻したらすぐに尋問するという。しかし
現場には救命士に紛れてパベル・トカレフというロシアンマフ
ィアの一人が紛れ込み、コールが目を離した隙に首に注射器で
毒物を注入していく。救命士が去り際にルネは目が合うと
何処かで見た事があると互いに思いながらその場を去る

ルネはジャックの元に合流すると、テイラーが和平交渉を中止
しようとしている事を語る。我々は全力を尽くしたのだという
ルネはCTUに戻ろうというが、ジャックは自分の役割は核兵器の
回収とハッサン大統領の奪還作戦までだったので、これで
離脱するという。ジャックはコールに対して、今後の捜査を
任せる事を告げ、君は良い捜査官だと語る。

テイラー大統領たちは各国代表団をラウンジに集めて説明しよう
とする。テイラー政権の柱である和平会談が不調に終わったことで
マスコミとしても厳しい態度を見せていた。

ハッサンの側近だったジャマが釈放されて戻ってくる。
テイラーはジャマに対してハッサンの死に哀悼の意を告げる。
ダリアはジャマに対して、不当に尋問されていたことを夫に
変わって謝罪する中、大統領は重圧を抱えており、その意図
も理解していた事を語り、特に恨んでいない事を語る。
ハッサン大統領の死を受けてテイラーが会談の中止を発表しよ
うとしている事を知ってジャマは和平会談中止の発表をする前
に聞いて欲しいことがあるという。

一方パベルはノバコビッチに連絡すると、サミールの手下は
全て始末されたことを報告する。唯一生き残っていたサミール
は俺が始末したというパベル。ノバコビッチは我々に繋がる
証拠は全て排除しただろうなと改めて尋ねる中、一つ気になる
のは以前に見た事がある人物がCTU捜査官の中にいて姿を見られた
という事だという。確か6年前にウラジミール・ライタナン
組んで軍用装備を国外にもたらすのに使っていたマフィアの
中に彼女がいたという。現在その女性はジャックと共にタクシー
に乗っているとし用心に越したことはないので殺害した方が
良いのではないかとするが、アメリカ側はこの一件には、
カミスタンの政権反対派だけがかかわっていると思っているの
で下手に殺せば、他の組織がかかわっていると思われると告げる。
せめて和平会談中止の発表があるまでは尾行し、現状を維持する
よう語る。
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■CTU周り

初期の頃には散々ダメっぷりを発揮していたヘースティングス
がいよいよ支部長としての任務を解かれて、新たな支部長が
選出されるまでの間にクロエが就任することになった。
終わりよければ全てよしというところなのか、クロエも
当初は嫌だったけど、アナタとの捜査は楽しかったとして
良い余韻を含ませたままの引き継ぎだった。ただクロエは
ヘースティングスの責任ではないようなことを語っていた
けど思いっきり「アナタの責任です」と日テレの24時間バリ
のテロップを出したくなるような突っ込み所が有った。
ロブがヘースティングスを支部長にしたように、デイナを
採用したヘースティングスの罪は重そうだ。コールの件は
そのまんま有耶無耶にさせられるのではないかと思わせる
所も有るけど、その辺は今後の事態を静かに見守りたいところ。

■和平合意を阻止するものたち

カミスタンのテロリストたちが一掃されたと思いきや、
ドラマでは今後、どのように物語を広げていくのか興味が
有った。ドラマを見ていると、カミスタンの背後にはやっぱり
出てきた権益を守るロシア人たちの影。

ルネとジャックが関係を結んだ後に、殺害されるという
ショッキングな一面がまたしても起こり、前回のラストの
ハッサンの死に対して二週連続でメインキャラクターの死を
演出したことで、時間をカウントする音も流れず
終わるという演出がより切なさを感じさせた。
6年前にロシアンマフィアの潜入をしていた頃に暗躍して
いた人物だということで、すぐに面も割れていきそうだ。
殺し屋もまたタイミングよくルネを狙撃したなという感じ。

ルネが運ばれる際、シーツ一枚で下は下着とか身につけて
いなかっただろうことを考えると大丈夫かと変なところに
気を回してしまう自分がいた。

■和平合意の為に・・

またしても出てきたのはローガン大統領だった。
ロシアと精通していて情報通のところがあるけど、ロシア
と関わっているだけでかなり妖しい人物。
本人は悔い改めてやり直したい旨を語っていたけど、何処まで
信用出来るのか。
CTUの流れから今回のハッサン暗殺の流れは掴めそうだけどね。
デイナの流れはサミールだけが関与していたのかな。
取りあえず6年前の赤の広場での任務の資料を開こう!
クロエは何を出し渋っているのかって感じだった。

■カミスタン国内情勢

カミスタン議会事態はダリアが大統領を引き継いでも問題
ないと考えているようだ。
一番の問題はやはりロシアを説得できるかだね。
ローガン元大統領は圧力をかけられるとしたけど、それは
どういう作戦なのか。

テイラー大統領がダリアに大統領の後任になるべきことを
唱えた際に夫婦関係に言及。夫との結婚は理想的ではなかった
とするダリアに対して身に染みて分かっていますとする辺り
が切ない。

・24 Theme、Written by Sean Callery


ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官
ティム・ウッズ (Frank John Hughes) 大統領のスタッフ
スーザン (Sarah Hollis) 大統領の秘書
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
サミール・ミーラン (Mido Hamada) ファラドの部下

アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官
ティム・ウッズ (Frank John Hughes) 国土安全保障省
スーザン (Sarah Hollis) 大統領の秘書
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
サミール・メヘラン (Mido Hamada) ファラドの部下

チャールズ・ローガン (Gregory Itzin) 元大統領
ジェイソン・ピラー (Reed Diamond) ローガンの秘書
ミカイル・ノバコビッチ (Graham McTavish) ロシア外相
パベル・トカレフ (Joel Bissonnette) 殺し屋、ノバコビッチの部下
ジャマ (Navid Negahban)
--- (Gabrielle Made) Surgeon
--- (Rolando Boyce) Surgeon
ワイナン (Jonathan Strait) 医師
--- (Reggie Jordan) CTU Doctor
--- (Ariel Mirabal-Ramos) CTU Guard
--- (Tony Elias) EMT
--- (Liz Loza) Nurse
--- (Scott Dawson) Businessman



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