24 -TWENTY FOUR-
(シーズン8)





17 May 2010
第22話 Day 8: 1:00 p.m.-2:00 p.m.

脚本/Chip Johannessen、Patrick Harbinson
監督/Milan Cheylov
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ジャックはデイナから奪い取ったハッサン大統領に関与する
ものたちの証拠のビデオを記者で元ハッサン大統領の愛人の
メレディスに托す。俺は政府機関によってハメられているので
大事な証拠を預かって欲しいというもの。
ピラーはローガンに報告すると、ジャックが証拠を掴んで
メレディスと接触した事を告げマスコミに流す気だろうと語る。
パペルはジャックに見つかり内臓を割かれて殺されたこと。
ジャックはパペルを尋問するがロシア政府の関係者の中で
命令した人物まではたどり着くことは出来なかったが、パベル
の携帯に対して、パベルが飲み込んでSIMカードを接続して
電話してみると、ローガン元大統領から最後に電話がなってい
ることを知る。

ニュースでは大統領の広報官からの記者会見があり、ケニン
辞職したこと。そしてテイラーはローガン元大統領に外交政策に
於いて助言を求めたこと。確かにこの起用には論争がある
かも知れないが、外交交渉におけるローガンの経験は和平
プロセスに於ける強みとして存在している事を語る。

ロシア大統領・スワロフの飛行機が30分後にアメリカに到着し
ようとしていた。ノバコビッチはその出迎えに空港に行こう
と準備していた。
ピラーはローガンに対して、メレディスを連れてジャックが
非常線を突破してしまった事を告げ、パベルを殺害したことを
報告する。メレディスに証拠を渡したのかどうかは問題では
ないというピラーは、ローガンに対して、露見する前に撤退
すべきだと語る。今ならば無傷で一連の事件の関与から抜け出す
ことは可能なのだという。しかしローガンは既に遅く、大統領
の報道機関が私の今回の和平プロセスに於けるマスコミ発表を
行ったことを語る。しかしピラーはパベルの殺害方法は
腹を切り裂かれて内臓が飛び出している事を告げ、単純にハッ
サンの陰謀を暴こうとしているのではなく、関与した人物に
復讐しようとしている事を語る。

メレディスとジムはなんとか建物外へと逃げ出す中、メレディス
はジャックの行動を不信に感じる。しかしジャックは君の命も
狙われているのだとして、生き延びたいのであれば言うとおりに
して欲しいと頼む。ジャックはジムにパベルの通信相手が
誰か分かったか尋ねるが、専用回線を使っているのでそれなりの
施設で逆探知・解析しないと無理だという。自分は陰謀にかか
わった全員を知っている人から話を聞き出す事を告げるジャック
は、メレディスに渡した動画ファイルには、ロシア政府内の組織
がハッサン大統領暗殺にかかわったことを示す唯一の証拠だ
告げる。しかし陰謀がロシア政府だとしてもそれでこの件が
幕引きではないこと。テイラー大統領が事実を隠蔽している
のだとし、全ては和平実現の為だという。ダリアはロシア政府
が夫の死に関与していたことを知れば協定にはサインしないだ
ろう事を告げ、その為に隠蔽していること。俺が殺害された
らその証拠を公にして欲しいのだと語る。このままだとハッサン
の死も浮かばれないという。当局はメレディスのことを監視して
いるハズで、自宅や職場には近づくなと語る。誰か信頼を寄せ
ている人物はいるかと問うと、ゲイリー・クラウスキーならば
信頼出来る人物だと語る。

テイラーはダリアと会談している中、ローガンが現れる。
テイラーはローガンをダリアに紹介する中、ローガンはハッサン
の信奉者だったことを語る。ダリアはロシアを交渉テーブルに
戻した人物があなただということを聞いたと告げ、それに
感謝する。テイラーとローガンが席を外すと、ダリアはジャモ
に対してローガンがどのようにしてロシアをテーブルに戻した
のか分かったかを尋ねる。
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■証拠のビデオファイル

ビデオファイルが見つかり、それがジャックからメレディスに
渡されたけど、メレディスに渡すよりもジムに渡すべきじゃない
かと思わせるものが有ったね。それよりも色々とコピーをつくって
世間にばらまくとか色々と方法論はありそうな気がする。

メレディスはゲイリーに相談してコーヒー店で逢おうと約束する
も大統領命令によって言論統制が行われて、彼女の働く出版社
が完全に封じられた。

■次々と事態は悪化する。

ジャックの行動力・復讐心が次々と核心的人物へと近づいていく
中で、ピラーやローガンたちが焦って行動を起こしている辺り
は滑稽に写る。しかしローガンってホント、危機感を感じている
のかどうかイマイチ分からない性格をしているよな。
それだけ責任を転嫁出来る立場にいるってことなのか。

テイラーが今更ながらローガンとの関与を嘆く中で、ローガンか
らは決断したのは貴方で私は手段を用意しただけだと語る。
確かにその通りだけどね。

■いよいよテイラーもジャックも踏み込んではいけない領域に・・

テイラーは国家の安全を名目に報道規制を行う。
しかも関係のないものたちまで次々と巻き込んでいき、世界平和
という名目の中で行動を起こしていく。

ジャックもまたローガンを捕まえる際に、通行が限定される小道
で立ち往生さらて倒れていく所など凄かった。
特にジャックは防弾チョッキとマスクをしていたけど、真正面から
堂々と銃を手にするところは、「ターミネーター」ばりの強さ
と怖さがあったな。
装甲車でも、強化ガラスの部分だけは流石に弱点だったね。
ガラスから催涙スプレーを出してローガンをあぶり出す辺りは、
なかなか面白い作戦だった。
しかもジャックはシークレットサービスたちを殺害しているの
ではなく気絶させているだけって感じだね。
関係の無い人には殺害せずってことなのか。

■ローガンはあっさりと情報を話した

この件でノバコビッチが関与していること。
それを知った後にノバコビッチを殺害するまでのスパンの短さ
が凄かったな。そしてこれでジャックの復讐が終わるかと思いきや
ローガンは敵にとっても味方にとっても抜けているところがある。
ジャックにまさか盗聴されているとも思わないのだろうな。

■クロエたちの支援は果たして・・・

今のジャックの行動が猟奇じみていることは誰の目から見ても
明らか。その件で、コールと言い争いになるけれど、果たして
二人はどうやってジャックを止めるのか。
一つのポイントはジャックの協力者との接触だけど、協力者も
そうとう警戒しているだろうし難しそう。


・24 Theme、Written by Sean Callery


ジャック・バウワー (Kiefer Sutherland)
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) CTU
ブライアン・ヘースティングス (Mykelti Williamson) 新支部長
デイナ・ウォルシュ (Katee Sackhoff) CTU
アーロ・グラス (John Boyd) CTU
コール・オーティス (Freddie Prinze Jr.) CTU

アリソン・テイラー (Cherry Jones) 大統領
イーサン・ケニン (Bob Gunton) 大統領首席補佐官
スーザン (Sarah Hollis) 大統領の秘書
ティム・ウッズ (Frank John Hughes) NSA
カイラ・ハッサン (Nazneen Contractor) オマールの娘
ダリア・ハッサン (Necar Zadegan) オマールの妻
ジャモ (Navid Negahban) オマールの部下

チャールズ・ローガン (Gregory Itzin) 元大統領
ジェイソン・ピラー (Reed Diamond) ローガンの秘書
ジム・リッカー (Michael Madsen) 闇の商人
ミハイル・ノバコビッチ (Graham McTavish) ロシア外相
ユーリ・スバノフ (Nick Jameson) ロシア大統領
パベル・トカレフ (Joel Bissonnette) 殺し屋、ノバコビッチの部下
メレディス・リード (Jennifer Westfeldt) ハッサンの愛人、記者
ゲイリー・クラウスナー (Thomas Ryan) メレディスの上司
イーデン・リンレイ (Julie Claire) ピラーの部下
トラスク (Joseph Will) 捜査官
デボン・ローゼンタール (James Hiroyuki Liao) CTU分析官
アンジェラ・ネルソン (Lesley Fera)
エレン・クラマー (Kathryn Winslow)
バーコフ (Andy Davoli) ノバコビッチの部下、生き残り
イワン (Michael Petrone) ノバコビッチの部下、駐車場で・・
--- (Tava Smiley) UN Protocol Director
--- (Mercedes Colon) Kayla's Aide
--- (Scott Ferrara) EMT
アレックス (Angelo Vacco)
--- (Matthew Scanlon) FBI Agent
--- (Ryan Christiansen) FBI Agent


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