30 ROCK サーティー・ロック 原案 / ティナ・フェイ 監督 / アダム・バーンスタイン 他 製作 / ジェリー・カプファー 製作総指揮 / ティナ・フェイ、ローン・マイケルズ ジョアン・アルファノ、マーリ・クライン、デイヴィッド・マイナー http://www.30rock.jp/

第4話 ジャックが放送作家？ Jack the Writer

脚本／Robert Carlock 監督／Gail Mancuso
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リズはスタッフたちを集めて会議を行う。
ドナルド・トランプのネタは変更しようというリズに対して
誰一人として話を聞いていない。男性スタッフの視線の先は、
セリーの胸元に集まっていた。それに気がついたリズは彼女に
彼女を遠ざけようとする。

トレイシーはケネスに洗車を命じると、彼は仕事し"赤ちゃん
乗ってます"プレートも買っておいたと報告する。トレイシーは
俺たちは決して一方通行の関係ではないとし、人生毎週がサメ
特集だと思え!と告げる。

リズはなんとか会議が一段落すると、一分間だけダンスパーテ
ィーをしようという。そんなくつろぐ中、ジャックがやって
きて少し見学させてくれという。
彼は"シックスシグマ"というGEの幹部育成コースに通い、現場
を学ぶべき事を示唆されたという。上司は部下の仕事を把握
する必要があるのだという。
リズたちは新しくCMの企画について話し合うと、ジャックは
自分の気に入った企画を選び、これを使うよう指示する。
しかも最近「デイルバート」という漫画が人気が有るので、
それを取り入れたいと言い出す。また出演者に関しても自分の
友人であるブッシュの弟はダメなので、そこにはショーン・ペン
やバーブラ・ストライサンドを起用しようとして、次々と現場
に口を出していく。

翌日もジャックが現場に参加する事に対して、ピートはリズに
文句を言うべきだという。しかし既にフランクはジャックの
指示で彼のアイディアを脚本化していた。手を打たないとこの
ままでは暴動が起こるぞと告げる。しかしリズはボスに文句を
言うことなど出来るのか?と告げる。
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ジャックは経営者としてGEの幹部育成コースで学んだ事を職場
で実践しようとして、部下達の仕事を把握するために現場に
口出ししていく。周りのスタッフからは大不評で、リズは代表
して現場には関わらないよう告げろと言われるが・・・

意外とジャックの心が傷心であり小心だったという辺りが笑える。

さりげなく秘書に言伝て、リズに謝らせるように仕組んだこと
なのだろうな。

トレイシーが今回やたらとケネスをこき使っていた。
仕舞いには妻への結婚指輪を渡す事までケネスに託すなんて、
本当に彼の唱える幸せな結婚生活の秘訣に該当するのだろうか。

ケネスが青い自転車で町中を失踪する姿が妙に可愛らしいぞ。

セリーは今回もの凄くお色気担当。
リズがやんわりと職場で軽装するなと告げるも、全く効果が
なく、逆に傷ついてしまう。
ピーターがハゲたオレの唯一の楽しみを奪うなとせつに訴える
所が笑える。

リズによると、ジャックの所に行く気分は、"ストームトルー
パー"の待つ"デススター"に行く様なもので、キャプテンニーダ
だという。アメリカのドラマなんかで定番のスターウォーズ
ネタだけど、こういう世界共通の資産が有るのは、ドラマ界
にとっても羨ましいことだね。

日本で言うところの「機動戦士ガンダム」なのかな。
各世代に受ける様なこの手の映画なんかが日本でも多数出てくる
と面白いんだけどね。


しかしこのドラマ背景で室内放送されるセリフが実に気になる。

「ダンスで礼拝」
「トークで銃殺」「世界ズッコケTV」「辞書を食べよう」
「ホモ嫌いのゲイ」「コールドプレイ」

どれもこのテレビ局で放送している番組のタイトルみたい。