30 ROCK サーティー・ロック 原案 / ティナ・フェイ 監督 / アダム・バーンスタイン 他 製作 / ジェリー・カプファー 製作総指揮 / ティナ・フェイ、ローン・マイケルズ ジョアン・アルファノ、マーリ・クライン、デイヴィッド・マイナ ー http://www.30rock.jp/

第18話 ジャックVSデヴォン Fireworks

脚本／Dave Finkel、Brett Baer 監督／Beth McCarthy-Miller
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レモンはランチをホットドッグで済まそうとすると、そこに
フロイドとバッタリ遭遇する。フロイドは火曜日の昼間だと
言うのに教会に入っていく。

一方ジャックは職場にL.Aから来たデヴォン・バンクスを案内
する。彼は新聞部門の副社長でジャックとはライバル関係に
有った。社内を案内し、ケネスやレモンと引き合わせる。

レモンの元にピートがやってくる。
ピートは妻とケンカ中で現在レモンの家に居候していた。
ピートはレモンと同じ服を着てきた事に対して呆れる。

ジャックはレモンの元に行くと、デヴォンは私の地位を奪い
け落とそうとしている事を告げ、現在新しい企画を持ち込んで
来たという。ジャックも対応措置として新しい企画を考え中
だと語る。それは生放送の特番の中で花火を使って、スポンサ
ーのカウボーイハットを描き出すというもの。

トレイシーが会議の場にやってくる。すると彼は帽子を深く被
り、服装にも違和感があることに気がつく。話を聞くと、現在
俺の子ではないのに認知訴訟の召喚状が届いているのだという。
相手の女性のことは知っているが、車に乗せただけでHはして
いないと告げる。

ジャックは改めてレモンに花火の企画を相談する。
スペクタクルとロマンを求める企画だとし、ロックフェラーセンター
で大々的に行う事を告げる。

その頃、デヴォンはケネスに近付いていた。
デヴォンはゲイで必要以上にケネスに密着する。
それを知ったジャックはケネスに対して、誘惑して企画を探り
出すよう特命を出す。まずは「コーラスライン」に誘い彼から
話を聞けと告げる。

トレイシーはスパチュマン医師の元に行くと、DNA鑑定を行う。
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ジャックの前に彼の地位を狙おうとしているデヴォンがやって
くる。ケネスを使って情報戦を繰り広げられるが・・・

レモンがフロイドと付き合うために奔走する。
フロイドがアル中で断酒会のようなグループセラピーを受けて
いる事を知ってレモンもアル中を装う。
アメリカではこういう感じの告白型のセラピーが多いね。
ルールとして、集会の仲間とは付き合うことは出来ないと言わ
れた事でお先真っ暗になった。
アン・ヘッシュばりに変な行動だったと告白して、レモンが
自分の秘密をフロイドに語る辺り必死だったけど、上手く思い
が届いたよう。

トレイシーのエピソードは実に不可思議な物。
子供認知の是非を巡ってDNA検査をすると、子供の父ではない
が、アメリカ建国の父の一人・トーマス・ジェファーソンと
末裔だとする辺りとても笑える。
トーマスは白人であり、トレイシーの持つDNAの多くは白人だと
言われる。今まで彼の人格を形成していたのは、黒と白の比較
だっただけに、一気に価値観やら全ての事が反転してしまった。
トゥーファーとの比較も面白いもので、トゥーファーの誇り
にしていた祖先が、南部軍に荷担していた人物だと知ったときの
トレイシーと同様の裏切り感がなんとも言えない。

ケネスは今回ゲイに扮して情報戦に巻き込まれた感じ。

ゴーファーと言われて映画「ボールズボールズ」が出てくる
所が笑える。10年以上前にスカパーでこの映画が放送していた
時にパート2まで見たけど、如何にもアメリカンコメディって
感じの映画だったな。