ALCATRAZ / アルカトラズ ALCATRAZ 製作／J・J・エイブラムス

Mar. 5, 2012
第8話 エイムズ兄弟 脱獄事件 The Ames Brothers

脚本／Robert Hull
監督／Nick Copus
--------------------------------------------------------
嵐の為ツアーは短縮して行われるとツアーガイドは観光客に
告げる。アルカトラズ島は29年の歴史の中で一度も脱獄は成功
していないと語る。当日の就寝時間を再現するとして、監房で
観光客を相手にパフォーマンスする。

- 昔 -
ベーブルースが最高か、テッドウィリアムズが最高の打者なのか。
食堂で語り合う中でピンキーが弟のハーマンの食卓にやって
くる。隣に座っている囚人に対してスプーンを置いていけと脅す。
囚人はスプーンを無くせば罰が与えられるとして拒もうとするが、
相手から凄まれて仕方なく渡す事に。
ピンキーたちの前に看守のドノバンがやってくると、Dブロック
が月曜日に空になる事を言っていたとハーマンに語る。ピンキー
は、ドノバンが言っていた話の真意について、リスクは承知だと
し、上手く行けば外に出られる頃には大金持ちになっていると
語る。

- 現在 -
ソトとレベッカは雨の中傘を持たずに施設に来ていた。
サンフランシスコに来て以来、傘を持って来た試しはないと
いう。ソトはハウザーのブレーンの研究者の事を監視カメラで
見ていた。彼はいつも最後の船が出ると、三週間ほど前から
妙な実験をしているのだという。何をしているのか必ず突き止める
という。そんな中、嵐の為なのか施設の電源が不安定で、防犯カ
メラの映像も時々切れたりしていた。
そんな中、防犯カメラが切れている瞬間を狙いピンキーは
研究者の男を殴り飛ばすと、監房の中に引きずり込む。
ソトは遠巻きにその様子を見ていたが、ハーマンによって見つかり
ソトは捕まってしまう。レベッカはソトがなかなか戻らない事を
心配して電話するが・・・
レベッカはペクストン・ペティの資料の整理が終わったので
そろそろ帰りたいと思っていた。
そんな中防犯カメラの映像が戻ると、レベッカは研究者が道具を
残して消えている事を知る。

ソトはピンキーとハーマンから色々と話を聞こうとする。
二人はソトがアルカトラズ研究者である事を知る。
脱獄未遂は伝説になっていること。トンネルにはどうやって入り
島からどうやって出たのか?と問う。色々と調べたが地図が古すぎ
て、どういうルートを通ったのか分からないという。入れない
場所も多かったのにどうしてそんなに正確に逃げられたのか
不思議に感じている事を告げると、他のヤツが作ったとする
地図を使って書き直したのだというピンキー。ピンキーは50年前
の地図を渡すので、トンネルに案内するよう告げる。
脱獄にしては不自然だと知り、ソトは二人が地下に隠されている
黄金を狙っているのだと察する。本当に黄金など存在しているの
か?と。

所長と副所長は神父・ゴードンの元に行くと、月に一度の説教に
ついて話し合う。所長は受刑者もいつか報われると感じている
一人。ピンキーは礼拝堂で手伝いをする中で、所長から声を掛
けられる。自分は神の信仰心よりも霊感を信じているという。
神の道を理解しようとして見返りを求めるのではなく霊感による
ものを優先すると。
ピンキーは所長の背広から鍵を盗み出すと、トイレにいくと
言い出す。看守のドノバンが付き添う中、二人は共謀していた。
盗んだ鍵を使い、石鹸を使い型を取り、スプーンを溶かして
合い鍵を作ったのである。

--現在--
ソトを捜すレベッカは、現場で血痕が落ちていて、研究者の一人
が殺害されているのを目にする。
一方ハウザーもレベッカたちの居る司令室にやってくるが、
誰も居ない事を不審に感じる。防犯カメラの映像を見ると、
そこで研究者が襲われ、レベッカが銃を手にしながら警戒して
巡回している姿を目撃する。
--------------------------------------------------------

アルカトラズで研究者の一人が何者かに襲われる。
ソトを研究者の姿を追うウチに犯人の男によって襲われ、
彼らの計画に強制的に協力させられる中で、レベッカは
ソトを助ける為に奮闘する。

現代によみがえったピンキーとハーマンが何をしたいのか
相変わらずよく分からない。
大抵よみがえってくるものたちは60年代当時の事を引きずって
いて、現代に於いてそれを達成しようとしている感じ
だけど、閉鎖されている今でも刑務所内に金塊が有ると思って
いるのだろうか。

シチュエーション事態がよく分からず、何故この兄弟が金塊が
地下にある事を知っているのか分からないし、そもそもレベ
ッカたちは、こんなに遅くまでアルカトラズで何をしている
のかって感じの流れだった。

所長は何故囚人達をそれ程までに活かそうとしているのか。
また今回鍵についての言及が有ったけど、存在に触れただけ
でタイムワープとの関係は見いだせなかった。
もしかして鍵は単なる金塊の扉を開けるが為のものなのか。

所長の鍵を盗んで合い鍵を作る流れはなかなか興味深いものが
有った。看守のドノバンが情報源で、看守のアーチャーもこの
流れに乗じて、トミーと共に何らかの計画を実行している感じ。
アーチャーが医務室にいるトミーに接触している姿が有った。

今回の犯人も兄弟だったし、アーチャーとトミーも兄弟なので
比較されるべきものは有るけどね。

ハウザーが助けに来たり、ソトがレベッカを助けるシーンなど
も描かれたけど、ハウザーは足を打ち抜かれてしまった。

■検索用キーワード

・門族 大きな鷲が二人の男を黄金の月へと運ぶ。一方の男が
欲にまみれて一人を殺した為に、呆れた鷲は一方を食べた
・南北戦争 黄金 都市伝説
・シカゴ連邦準備銀行 兄弟が襲った リスクの高い銀行を襲う
・閉じ込められたソト チェット マニュアルで開け方を聞く