BONES -骨は語る-


第2話 自爆テロリストの真実


脚本/Stephen Nathan 監督/Allan Kroeker

アラブ系アメリカ人友好同盟の代表・ハミット・マズルク
の乗った車がカフェの前で爆発。4人の死亡者と15人の負傷
者を出す自爆テロかに思われた。

FBIがまず知りたがるのは、この爆弾で亡くなった人物が
マズルク本人なのかということ。もしも本人ならば安全保障上
の大問題に発展する可能性があるとして、大統領命で捜査を
行うことになる。


ドラマとしてのポイントはマズルク兄弟が発症していた皮膚炎
は遺伝的なものなのか、それとも毒物によるものなのかという
点。
更にこの自爆テロだと思われた事件は、実は車の外部に仕掛け
られており、他殺の線が疑われる点だ。

見事なのはブースは被害者の奥さんは夫以外の男性と浮気して
いる事実を発見したこと。女性の化粧とかダイエットとか洞察
力が鋭かったね。

今回のアンジェラは殆ど仕事せず、ブースの彼女調査していた。
まぁ骨格から顔を復元していたけど、これがBONESの一つの
特徴、お約束になっている演出みたいだね。

今回ギブソンという刑事がブレナンたちの調査進行具合を
近くで嗅ぎ廻っていたけど、もの凄く邪険にあしらわれていた
のが可愛そうだった。無駄な質問とか行動に対して指摘されて
いたけど、ブレナンがブースに投げかけるセリフなんかも
かなり無駄話が多い気がする。なんて他人に厳しい女なんだ。

ドラマは爆発物の絶縁体に使われていた物質から場所を特定
し、それが被害者の弟の自宅周辺の建築物だと分かる。
家宅捜査の末、彼が毒物のダイオキシンを製造し爆発物に
混ぜて被害を拡大させようとしていたらしい。
最後の方はスピード感が有り面白いけど、冷静に見るとかなり
強引だと思う。

そういえば虫が人間の焼けた皮膚を食べていたけど、あれ
食べきるまでに一体どれくらいの時間掛かるのだろうか。

あとブーンに彼女・テッサが居たと言うことで、ブレナンに
とっては残念か?

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

Dominic Fumusa (ピーターSt.ジェームズ) ブレナンの夫
Dave Roberson (ベネット・ギブソン) FBI現場指揮
John M. Jackson (サム・カレン) FBI長官

Jose Zuniga (ミッキー・サンタナ) FBIボス
Bahar Soomekh (サハール・マズルク) 妻
Anne Dudek (テッサ・ジャンコー) ブースの彼女。弁護士
Federico Dordei (アリー・ラジャバルディ) サハールの恋人
Nicholas Massouh (ファリード・マズルク) 弟。犯人
Said Faraj (ハミッド・マズルク) 被害者

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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