BONES -骨は語る-


第5話 小さな死体
A Boy in a Bush

脚本/Greg Ball、Steve Blackman
監督/Jesus Salvador Trevino

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ショッピングモールの裏の空き地に死体がある。警察の方に
匿名で連絡を受けると、失踪者であるチャーリー・サンダース
の可能性が有るとしてFBIが動き出す。ブースと共に遺体の
捜索に当たるボーン。ザックに熱感知スーツを着せて探させる
と腐乱した少年の遺体を発見することになる。

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子供の遺体と言うことでその遺体を扱う研究所のメンバーは
随分とナーバスになる話だった。

しかしアメリカ人の子供に対する思いの深さを感じさせる展開
だった。子供が亡くなることに対する悲しさは万国共通では
有ると思うけど感情の表現がやはり凄いかな。
ザックにしても細部に集中せよを合い言葉になんとか子供の
遺体ではなくあくまで検体である様に言い聞かせていたし、
アンジェラに至っては仕事を辞めるかどうかで悩ませる展開
だった。

遺体の死因は何なのか。
胸骨と肋骨が折れていることから、胸の辺りを鈍器で殴られた
ものでは無いかと推察。しかし実際には人間の体重が寄りかか
り圧迫死であったこと。
口の辺りの臭いからクロロホルムが使われ虐待されたのでは
無いかとのこと。

遺体の件で遺族たちに事情を聞きに行くと、女主人アンジェラ
と里子として二人の子供・長男デビッドとショーンが居た。
遺体の骨を調べると足の骨がわん曲している事が分かり、被害
者は障害者である事が分かる。更に脊柱が曲がっている事で
遺伝性の低リン酸血漿で有ることが判明。あくまで自分の子供
としてきたマーガレットとチャーリーの意外な過去が発覚して
しまう。

法を遵守するとマーガレットは誘拐罪という事になる。
FBIのブースは当然ながら検挙しようとするが、ボーンズは
この辺から少し里子について情のこもった対応に出始める。
実は彼女自身も叔母に引き取られるまでは里子であったという
事実。

ドラマとしてはモールの監視カメラの映像によって、モール
から連れ出したのはショーンである事が発覚。ボーンズの親身
な呼びかけによってショーンは全てを告白する。

また今回意外な事が発覚。
なんと髭先生のジャックは相当な大金持ちらしい。
冒頭から研究費を寄付してくれる事業者団体の晩餐会へと
出欠を巡り熱いやりとりがあったが、ジャックだけが出席を
拒否していた理由はその辺の事情が関わっていた。

それとボーンズは何やら法医学に関する書籍を出版したよう
だね。出版社からスポーツカーをもらっていた。相当人気
の有る書籍なんだね。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

Dominic Fumusa (ピーターSt.ジェームズ) ブレナンの夫
Dave Roberson (ベネット・ギブソン) FBI現場指揮

Jose Zuniga (ミッキー・サンタナ) FBIボス
Jonathan Adams (ダニエル・グッドマン) 監察医

Paul Butcher (ショーン・コーク) 次男
Evan Ellingson (デビッド・コーク) 長男
Natacha Roi (マーガレット・サンダース) 里親
Michelle Anne Johnson (サラ・ジョンストン) 保護監査
Paul Parducci (カイル・ヘニング) 冒頭の警察官
Kathleen M. Darcy (エリー・ネルソン) 隣人・妻
Maximillian Roeg (スカイラー・ネルソン) 隣人・息子
Greg Raffelson (ハンク・ネルソン) 隣人・主人・犯人

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