BONES -骨は語る-


第11話 守りたいもの
The Woman in the Car

脚本/Noah Hawley 監督/Dwight H. Little

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"骨を語る女"の本が30万部を突破したブレナンはTVのインタビ
ュー番組に出演。しかし無愛想なブレナンに対してインタビュ
ワーはお手上げ状態。そんな中、車が炎上し中から焼死した
人骨が見つかる。ナンバープレートが無いことや子供が誘拐
された跡が有ることからFBIが捜査にあたることになる。
失踪事件は初動捜査・48時間が大切だというブースは、急いで
遺体の検死を求める。遺体は女性。咽頭に何か肉片が支えてい
る。東ヨーロッパ系の特徴が見られることから、移民の関係を
調べよとの事。更には出産した跡、歯の一部にヒビが入ってい
ること。腕の骨が骨折していることなど分かる。
移民データベースで骨格を照合した結果、ポリーナである事が
分かる。ポリーナは妹・マリアと共にアメリカにやってきて
カール・デッカーという夫と結婚。息子・ドノバンが居る。
早速カールの自宅を訪れると、ブースはすぐにこの家を何者か
が監視している事を発見。捕まえているとなんと連邦保安局の
職員であり、カールは証人保護プログラムを適応されている
人物だと分かる。

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国務省の保安部のピカリングが調査のために博物館にやってきて
個別の面談を行う。何故かホッジンズに対しては面談をスルー
する姿勢に笑えたが、このエピソード自体は相当邪魔くさい
感じがした。

さてドラマは子供の誘拐事件絡みと言うことで、アメリカ人
が特に力を入れがちなドラマの内容だ。
やっぱりアメリカ人の子供を思う気持ちは日本のそれとは
比べものにならないなという気がするのは、気のせいなのか。

歯のヒビや骨折跡、更には肺の血液の凝固跡を見て感電死した
と分かるものなのだろうか。
焼死体という事や誘拐、更には夫の件も勘案すると、妻が
脅されているというのは分からないでもないのだが、なんと
なく骨を見ただけでそこまで分かるものなのか疑わしい限り。

子供の指が送られてきた。
その指の分析結果、潰れたガソリンスタンドや郊外の修理工場
を疑う。この辺の展開が凄すぎて本当に結論づけられるもの
かイマイチ信用できないが、相手が傭兵という事もあって
今回は最後まで気が抜けない事件だった。
そういう現場にまで法人類学の先生が赴くっていうのも、日本
ではちょっと考えづらいね。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

カール・デッカー (Zeljko Ivanek) 夫。KBCシステムズを告発
サマンサ・ピカリング (Suzanne Cryer) 国務省保安課
トレント・スワード (Lawrence Pressman) KBCシステムズ社長
ドノバン・デッカー (Jake Cherry) 誘拐される息子
ステイシー・グッドイヤー (Jaime Ray Newman) インタビュワー
マリア・セモフ (Sarah Ann Schultz) ポリーナの妹
シャロン (Alexa Fischer)
サム・カレン (John M. Jackson) FBI
ポリーナ・デッカー (Anna Easteden) 焼死
ウィークス (Marc Jablon) 検事
ストーン (Benjamin John Parrillo) FBI

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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