BONES -骨は語る-


第12話 ヒーローの死


脚本/Elizabeth Benjamin 監督/James Whitmore Jr.

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小学生が遺体を発見し、すぐにブースとブレナンが現場に訪れ
る。合成繊維を身にまとっている遺体。一見すると骨の状態か
ら凄い衝撃を受けたことが判明。年齢は推定14歳〜18歳で
身長は160cmのやせ形。手には劇画本を手にしていた。
現場の状況から惨殺された後にビルから落とされたのではない
かという。遺体の身元はすぐに判明する。ウォーレン・グレン
ジャー、17歳。2ヶ月前に捜索願が出されている。早速彼の
自宅を訪れると母親と継父が応対に出る。
ウォーレンについて話しを聞くと、友達は居なく一日中部屋に
閉じこもって漫画を見たりゲームをしていたという。外に出す
努力もしたが、ボーリング場でのアルバイトで得た金の殆どを
漫画本に費やしていたという。

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ドラマは漫画本の中に込められていた思い通りの行動をウォー
レンがしていたという事。
何故そんな勇気が持てたのか。それは白血病で死期を悟ったか
らであるという。遺体の骨の分析結果からも白血病という事実
が明らかになる。

ドラマとしては遺体が所持していた漫画を復元し、そこから
被害者の行動を割り出すという不思議な展開。
あくまで仮想であるが、それを事実として捉えていくことの
違和感だったり逆に納得感だったり、よく分からない事件
だったが、漫画好きならば漫画の中に自分を見立てて描いて
いくものなのか。

椎骨の中に犯人の骨の欠片が混入していたというのもイマイチ
よく分からないシチュエーション。あのボーリングの指穴調整
の為のナイフをウォーレンが使ったときに、相手の骨を削り
取り、今度は自分がそのナイフで刺されることによって移植
されたって事なのか。

ボーリング場で屯している若者が言うことを聞かないって事で
ルーシーが頭を抱えていたけど、こういう若者を懲らしめる為
に刃向かって行ったのかと思えば、ルーシーが夫から虐待を
受けていたんだね。

ルーシーの夫・デッドが左腕を怪我しているはずだとして
ブレナンが自らタックルしていくところがもの凄く強引というか
反撃を交わして取り押さえてしまう所など、本物の警察も真っ
青の格闘家ぶりでしたね。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

ヘレン・グレンジャー (Judith Hoag) ウォーレンの母
ジョン・ケルトン (Ivar Brogger)
スチュ・エリス (Aaron Paul) 漫画店。漫画執筆
"ヤスタニ" (Josh Keaton) コスプレ
アビゲイル・ジーニー (Adriana DeMeo) "ブルーミノ"
テッド・マグルーダ (John Mese) ボーリング場経営
ルーシー・マグルーダ(Sarah Aldrich) テッドの妻
サム・カレン (John M. Jackson) FBI
ケリー・メイラ (Suzette Craft)
"シチズン14" (Michael Dunn)
"スワイペ" (Finneus Egan)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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