BONES - 骨は語る - シーズン3

Nov. 20, 2007
第8話 狙われた騎士 THE KNIGHT ON THE GRID

脚本／Noah Hawley
監督／Dwight H. Little
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カミールがブースに呼び出されて事件現場にやってくる。
ブレナンが呼ばれなくて傷ついているとするが、ブレナンが
傷つくはずないだろうというブース。
建設作業員が解体している際に発見したという遺体は肉付きの
もので、中年男性・ブランドのズボンを来たものだった。
カミールは胸の中央に刺し傷が有り、裸でビニールにかけられ
ているという。顔に噛まれれたような傷が有り、ネズミによる
ものかと告げる。膝を打ち抜かれているとし、宝石のような
ものが有った。

遺体をラボに運ぶとザックは早速遺体を調べると、致命傷は
胸骨への刺創だという。凶器は両刃の刃物。カミールは遺体
の腐食具合から死後3日は経っていて、遺棄したのは金曜日
だろうという。ジャックは原石は翡翠だったがまだ詳しくは
分析中だという。カミールは傷口に付着していた泥をジャック
に渡す。

ブレナンは帰宅すると、突然そこにエミリー・ホリスターが
やってくる。彼女はブレナンの兄・ラスの同棲相手で、ラスは
現在逃走中だった。ラスは何処に居るのか?という問いかけ
にブレナンは何ヶ月も遭っていない事を告げる。エミリーは
自分には二人の娘が居るが下の子・ヘイリーは現在嚢胞性
線維症だと語る。ブレナンもラスから肺の具合が悪い事を聞いて
いるとするが、現在呼吸の低下だけでなく、肝臓も悪くしている
という。ラスに遭いたがっている事を告げると、ブレナンは
とりあえずその病気では権威の有るレオ・ゲッツ医師を紹介
するという。無料で診てくれるハズだとすると、エイミーは感謝
を示す。兄の件に関しては父に聞いた方が良いと語る。

そんな中、ブレナンの家の郵便に血の付いた封筒が届いている
のを見つける。慎重に封を開けると中からは膝の皿が出てくる。

すぐに施設に持って行く。ワシントンD.Cから投函されたもの
で、膝はすり減っているものだという。ひざまずく様な事を
している人物だと。アンジェラは膝がくるまれていたシンボル
を診たことがあるとするが、何の紋章なのか思い出せずにいた。
ブースはブレナンに対して今夜は友達の家かホテルに泊まれ
と告げる。犯人はブレナンの家を知って送りつけてきたのだと
語る。聞き分けのないブレナンに対して、ブースはカミールに
一人にさせるなと要求する。

スイーツがそこにやってくる。
ブースとブレナンが今朝のセッションに来なかったので
様子を見に来たのだという。
ザックは凶器を発見した事を告げ、つば付きで先細の幅38mmの
剣だという。ジャックはゴルモゴンの剣かと告げると、
アンジェラは同じものが金庫室のタペストリーに書かれていた
のを思い出す。
一同スイーツに一連の事件の事を説明する。
以前にバイオリニストのギャビン・ニコルスの骨が見つかり
一部の肉が食べられていたこと。銀行の金庫室には父亡き息子の
像が収められていたとして、それを実際に見せる。
銀のガイコツの中には所々に被害者の骨が使われていると。
ゴルモゴンとは17世紀に存在したフリーメーソンなどを始めと
する組織の事だという。被害者は少なくとも5人居るとし、
バイオリニストの骨もその一部だったという。

ブレナンは兄の件をブースに相談する中、ザックは行方不明者
の中から中年男の歯形を遺体のものと比べた結果、被害者は
ダグラス・クーパーのものだと判明したという。ワシントンD.C
の大司教の総代理だという。
ブレナンはスイーツが事件捜査に首を突っ込むことに納得が
行かなかった。心理学の専門家なんて読心術を使っているだけで
今回の件でもまぐれで探り宛てただけだという。

ブースとブレナンはダグラスの遺体が発見された事を大司教
スティーブに報告する。しかも被害は一連の食人事件の犯人に
よる犯行だと語る。スティーブによるとダグラスは物静かな
人手ここ半年は休暇を取って休んでいたという。本を書いて
いたとして、そのテーマは"初期キリスト教とそれに関する
異教信仰"だったという。人の為に尽くした人物なのに、実に
邪悪な世界だとスティーブは嘆く。

タペストリーの図柄はバラバであり新約聖書に出ているものだと
いう。図柄はその中で殺人と強盗を犯した死刑囚のものだという。元祖
ゴルモゴンはバラバの子孫達が秘密結社の父だと信じていたの
だとし、バラバは彼らにとっては普遍的象徴物とのこと。
アンジェラたちはそこに書かれている意味を解読すると、
ワシントンD.Cの地形と類似するものが有り、その中には銀の
ガイコツの有った銀行や遺体が発見された場所も示唆していた。
また古い邸宅で現在は老人ホームになっているレストビュー
ホームや、シルバーヒルズの墓地の霊廟なども何らかの意味の
有る場所だと言う事が判明する。
すぐに霊廟を調べると、そこからは銀のガイコツの原型とも
言える全部が人骨で出来ている父亡き像のガイコツが入っている
事が分かる。
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建設現場で遺体が発見される。
遺体の状況から最近ワシントンで起きているゴルモゴンとの
関係が指摘される中で、心理学者の観点から事件捜査を眺める
ことで一気に問題が進展していく。

これまでシーズン3でゴルモゴン事件が起きて以降、ジャックがそれ
に該当するのではないかと示唆する流れが有ったけど、ジャック
の存在はミスディレクションを誘うモノで実際にはザックが
それに該当したという所なのか。

最後に顔を見せた犯人の姿は、スローで見たけど明らかにザック
だったし、シーズン3の冒頭では相当特異な印象を見せてて居たの
で、精神を蝕んでいるであろうところは有ったのかも知れない。

ドラマを見ても今回はザックが新たに骨の中から物証を捜し
だすというシーンが多く、今まで分かったのかという感じの
ツッコミ処が多かったので、意図的にバラすタイミングを見計らっ
ていたというところなのだろうか。

アンジェラが今回随分と大活躍。
タペストリーを見ると、建築家 殉教者 演説家 音楽家 司教 堕落者
という意味合いのものが有り、それらが被害者としてターゲット
になっている事を知る。
ここでいう堕落者とは王座を狙うモノの事かも知れないとする
スイーツ博士の言葉によって一気に、狙いは分かったし、犯人は
シスみたいに常に二人だとして、「スター・ウォーズ」ネタを
語りつつも核心に迫っていく所が面白く出来ていた。

また今回は何と言っても、親子関係がテーマだったのかも。
ブレナン家族が再びドラマの中でも多く見られ、ブレナンの
感情表現が豊かになってきた感じもする。
ブースにお礼と称してブチューっとキスする辺り、ブレナンは
不器用だけどなんか可愛らしい姿が有ったし、最後にラスの義理
の娘・ヘイリーに絵本を読み聞かせするシーンなど、現実で
起きている事とは対象的にほのぼのとさせられるものが有った。

事件自体はまだまだ解決されないのだろうけど、シーズン3は
15話構成なので、瞬きしている間に終わってしまいそうだ。


■使用された曲

・Madrugadaの"Sail Away"
・Great Northernの"Low Is a Height"

■検索用ワード

・シビタスカピトリウム 首都 コンパス 反転させる
・シルバーヒルズの墓地 霊廟 パテルモルトゥース ラテン語で亡き父
・紫翡翠 泥にはセオビオライト付着 トルコのアナトリアバカ地方 エ
デンの園が有ったとされる場所
・エルサルバドル コンテナの中で2週間暮らした
・ディズニーランド ブレナン 父と6歳の時に行った
・歯形から食人は2人
・17世紀 師弟の特別な関係 師は一人の弟子を鍛えながらこのよう
な作品を一つつくりそれが完成すると引退した 今度は弟子が師を
取り己の道を歩き出す
・クーパーとギャビン 昨年トルコの旅行 主催者はポーター
・コロンブス騎士会のメンバー 秘密結社だと思われている
・ベテスダのMRIならみつかる (ブレンナが金庫室で大声で発言)
・イルミナティ カルボナタ フリーメーソン トング
・悪とされていた秘密結社 元祖ゴルモゴンは善玉
・古い方の骨は30人以上の骨が使われている
・弟子は死んだ 後任が居る 10代の少年
・ラスは殺人の重要証人 釈放を進言は出来ない しかし審問で発言でき
るようにさせる
・肋骨に傷 1026の数字 オートマトンの一種 答えはない
・JBF 芸術家 これは著名だ
・リンをアルゴンで 貸金庫 1026 中身はカードキー 社会福祉課
・社会福祉課に伝説の職員がいた。多くの子を救った アーサー
・アーサー レストビューホーム 歯形を取る しかし歯は一本もない
・ディヴィス弁護士 仮釈放 30日の拘禁 18ヶ月の保護観察期間延長 監
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