BONES - 骨は語る - シーズン4

Feb. 5, 2009
第14話 英雄の過去 Hero In The Hold

脚本／Janet Lin、Karine Rosenthal
監督／Ian Toynton
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ウィリアムズ判事はブレナンとホッジンズとベガを呼び出
す。君たちにも連邦判事から令状が届いているだろうとし、
誘拐犯の墓堀人の件で呼び出したのだという。担当していた
キム連邦検事補はボストンで交通事故に遭って死亡したので
先月から墓堀人事件はヘザー・タフェット連邦検事がこの件
を引き継いだのだという。キムが亡くなった事に関して、
真相に近づき殺されたのではないか?と疑いがもたれる中、
FBIが保管している墓堀人の証拠が紛失したのだという。ベガ
は元FBI職員であり、現在は墓堀人についての書籍を書いて
ベストセラー作家として活躍していた。タフェットはここに
いるものの内、証拠品を持ち出したものは速やかに出してと
告げ、私に渡せば罪には問わない事を語る。ブレナンは私は
持って居ないと語る。

ブースとブレナンは電話で会話する。
ブレナンが何らかの表彰を受ける為に、表彰式に行く為に
二人は正装をして待ち合わせしていた。ブースはもう現在
移動して向かっている事を告げるが、また自宅に居て高級タキ
シードを着ている最中だった。バックルとパーカーの時計を
身につけると出ていこうとすると来客が有り、ブースはドア
を出た瞬間何者かに襲われて拉致される。

ブレナンは自宅に戻り正装してくると、研究所のカミール、
アンジェラ、スイーツたちと合流する。ブレナンはGPSが有る
ので間に合うことを告げるが、GPSはタイムマシンとは違うのよ
というアンジェラ。
そんな中ブレナンの元に電話がなり、ブースを誘拐したという
ものだった。彼は現在生き埋めになっているのだとし、残され
た時間は21時間であること。ワシントンの境界石SW5までに、
墓堀人として押収した証拠を持ってこいとの事だった。持って
くればGPSの座標でブースが埋まっている場所を知らせると
いう。これが最後の通信であり、決してFBIには知らせるなと
語る。

それを知ったジェファソニアンのスタッフはブースの自宅へ
確認に行くと鍵が開けっ放しになっており、ブースが窓から
引きずり出されている事を知る。アンジェラは私たちには
手に負えないので当局に知らせようと告げるが、スイーツは
要求をのまないとブースの居場所を絶対に知らせてこない
事を語る。ブレナンは私はFBIの証拠保管室には行っていない
事を告げ、私が持って居ないという事はホッジンスしか居ない
事を告げる。ブレナンたちはホッジンズの元にいき証拠を
持って行ったのはあなたでしょと告げると、それを認める。

その頃、ブースは一人で何とか脱出する為にパーカーから
貰った時計の光を頼りにして、狭い穴蔵の中から脱出口を
見つけようとする。ボルトで閉められていた為に冷静に
ボルトを開けていくと何とか脱出する。ブースはビートルズ
の曲に出てくる様なイエローサブマリンの中に閉じ込められ
ていたのである。そんな中で、ブースの前にはかつての
部下だったテディ伍長の姿を目にする。死んだハズなのに
これは現実ではないと告げるが・・・

ブレナンはホッジンズに対して、アナタがFBIの証拠保管室
から盗んだ墓堀人の証拠の中に、犯人が焦る何かがあるのだ
ろうと告げる。ホッジンズは墓堀人が自分の事を車で轢いた
際に足に付着したバンパーシールではないかというもの
だった。車で轢かれた直後に生き埋めにされたものだとし、
シールからもう少しでメーカーを割り出せそうなのだと語る。
アンジェラはホッジンズが証拠品を盗んだことに呆れるが、
彼は生き埋めにされた人でないとこの恐怖と怒りは分からない
ものだと告げる。ホッジンズはこの証拠を渡してしまったら
捕まえられなくなるとして、犯人は21時間以内だとしている
ので、10時間は犯人を追うために証拠を洗い出そうと告げる。
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ホッジンズやブレナンの事を生き埋めにした凶悪犯の墓堀人の
証拠物がFBI保管庫から無くなっている事を受けて、ブレナン
たちが検事立ち会いの下で事情を聞かれる。それと同時に
ブースが誘拐され、ブレナンの下には証拠品を持ってこなけれ
ば、ブースは生き埋めにされることを告げられ、21時間の猶予
を宣告される。ホッジンズは証拠の調査が犯人への核心に迫って
いるが為に容疑者が動き出したのだとして、証拠品を渡す
までの間に犯人を特定しようと告げる。

いろんな突っ込み処が多いエピソードだったな。

ブレナンとホッジンズが誘拐されたエピソードはシーズン2の
9話「届かぬ地中の叫び」の事なので、忘れた頃にやってきた
感じのエピソード。ベガが当時は誘拐事件担当の捜査官
だったのにいつの間にか元FBI捜査官の肩書きで、今では
ベストセラー作家になっているというのだから不思議なもの
だ。

ブースの事を女性一人で誘拐するっていうのは相当無理が有り、
しかもなんで窓から?って感じがするし、どうやって沈没させる
軍艦まで運んだのかって感じだし。
ベガの事は殺害してブースは生かして置いたという辺り、ベガ
の方が自分の事に真に迫りそうな相手だったから殺したのかな。

証拠品に関しても、勿論本物の物証は無くなってしまうけど、
写真として詳細に残しておけば、完全に消える事はないだろう
し、検事がFBIの捜査を何処まで誘導出来るのかは相当謎な
部分だった。

ホッジンズの身勝手な行動がブースを危険にさらしてしまったの
か、それともホッジンズが語るように、いずれまた捜査が続く
に従って、例え今回は逃れても、別の被害者を生む事になった
のか。

ドラマとしては21時間の縛りのあるエピソードだった。

ブレナンはちょっと混乱した感じで、冷静に勤めようとしたのか
中盤までは証拠は渡すべきだとしていたのに、もうブース
はダメかとみるや渡すべきじゃないと主張し、私は別にブース
の事は好きではないと強がる姿が有った。私たちみんなブース
の事が大好きなのよとアンジェラに説得されていたけど、
アンジェラは最近復元作業以外の役割を随分と担うようになって
きた。

墓堀人のの容疑者として登場したタフェット検事は、今後以下の
エピソードに登場する。相手が検事なだけに証拠品が爆破され
た今、証拠を見つけて裁判で有罪に導けるのかがまた難しい
ものがある。2話有るということは、s5では無罪になって釈放
s6で解決って流れなのかな。

Season 5, Episode 21
Season 6, Episode 11

一方幽霊・幻覚を見たブース。
20歳という若いテディという兵士との関係が描かれ、テディの
ファーストネームを息子につけて居たことが判明する。
彼の命日が近かったことと、ブースが死の淵にいたことで
そんな幻覚が見えたのだろう。"光の先にいけ"と言った際には
「ゴースト 天国からのささやき」の事を意識したのか、
そういう意味ではないみたいな突っ込みが入って居たのが笑えた。

ジャレットも登場し、ブレナンによって今までブースに助けら
れたのだから根性入れて助けろって感じだったけど、何の因果
かシーリーは身を犠牲にしてテディを助けられなかったが、
ジャレットは立派に兄を助けることが出来た。しかしその代償
はどうなるのかって感じだね。


■使用された曲

・Christopher StillsのWhen the Pain Dies Down

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(1961年依然に海軍で甲板の塗料として使用)