BONES - 骨は語る - シーズン5

Nov. 19, 2009
第8話 愛の形見 The Foot in the Foreclosure

脚本／Pat Charles
監督／Jeff Woolnough
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ケイティ・セルニックは、ハワード・ファイルマン家を販売す
る不動産・住宅販売業者だった。この日も一つのカップルに
家を案内する。家の持ち主は妻を亡くしたので家を売りたがって
いる事を告げ、既にリフォームしているので綺麗な状態だと
語る。しかし寝室にいくとベッドの上に焦げた跡があり、なん
と人の足が焼け残っているのを見つける。

ブースとブレナンとハンクはスイーツ博士と面会する。
ブースは祖父・ハンクが入居しているウィローリバー退職者施設
に迎えいった帰りだった。ハンクは部屋で葉巻を吸おうとして
止めた看護師を殴ったとして連絡が入ったのである。ブースは
そこで初めてハンクにブレナン博士を紹介。そしてスイーツ
博士も紹介するとハンクはまだ子どもなのに博士なのかとして
小馬鹿にする。ハンクはブースの事をチビ助と呼び、ブースは
ハンクの事をとっつぁんと呼んでいた。スイーツはその呼び名
に違和感を覚えるが、ブースは昔は今よりも小さかったから
そう呼ばれているだけでしょと語る。
そんな中ブースの元に事件を知らせる電話が鳴った為に、
ブースとブレナンは現場に行き、ハンクのことをスイーツに
托す。

現場に向かう道中で、ブレナンはブースに対して、ハンクを
引き取るのは大変ではないかと語る。介護が必要なのではない
かとするが、3本のバイパス手術をしただけであり、オレのこと
を頼ってくれた家族である事を語る。

現場に到着すると不動産業者のケイティと家の売り主である
ハワードの姿が有った。ブースはすぐにこの家を訪問した
顧客リストを提出する様ケイティに要求する。

現場を目にしたブレナンは遺体が一晩で燃えて灰になっている
ことを驚く。遺体の手は灰になってもろくなっていた為に、
早急に固める必要が有り、ケイティから静かに髪型を整える
エアスプレーを借りて手の型を作る。恐らく手に付着している
のは凶器によってついた傷・防御創である可能性が高いのだと
いう。ブースは人体の自然発火現象ではないかと告げるが・・・

遺体をラボに持っていくと、ホッジンズもまた人体自然発火現象
を支持する。これはロウソク化現象の一つで被害者が体脂肪率
の高い人物で、タバコの火や洋服がロウソクの芯の役割りを
果たしたのだと語る。インターンの研究員・クラークによると
普通は焼け死ぬとしたらもがき苦しむものだが、その形跡が
無い事から亡くなった後に焼かれたものだろうと語る。
カミールによると足の組織検査からはアルコールもドラッグも
検出されない事を語る。燃える前に亡くなっていたことは明らか
だった。
クラークはブースが祖父を引き取ったということを聞いて、
偉いと語る。自分にも祖父がいた事を語り死なれて初めて大切さ
に気が付くのだという。そこにいた一同はクラークは公私混同
は決してしない人物なのに他人の私生活に言及してきたことを
驚く。

クラークは足を見る限り遺体は女性だという。ブレナンも
またハグランド変形の跡が見られるので女性で間違いないだろう
とのこと。骨肥大のことで有り、体重の重い人がサイズの合わな
いハイヒールを無理にはいた結果起きるものだという。
レプチン濃度から見ても被害者が肥満であることは間違いない
様だと語る。また遺体にはオレンジ色のネバネバした溶けた
ポリマーが付着していた。

第三区の警邏を担当しているポー巡査からブースに電話が
なる。現在タコマパークに居るが、ブースの祖父のハンクが
迷子になっているというものだった。ハンクは電話でブース
に対してウィリーに会いに行こうとしたら三週間前に亡くなって
いたのだとし、帰ろうとしたら分からなくなったと語る。

ケイティはブースの元にリストの一部を持ってくるが、全員の
を提出する様再度要求する。ケイティは早く家を売りたいのだ
と語るが・・

掌の傷跡からなんとか凶器を特定したいが、灰化しているので
難しかった。そこでアンジェラがコンピューター上で3D化
し再現する。そんな中アンジェラはブレナンとハンクの件で
雑談する。ブースたちはあだ名を付け合って呼び合っていること。
あだ名を付けるのは愛情表現の表れでしょとブレナンは語る。
そんな中、ホッジンズからネバネバはポリエチレンテレクタレー
トだったと報告される。アンジェラはその色に見覚えがある事
を告げ、特殊なソフトで解析すると、プライスコブロッサム
オレンジ色だと判明し、これはプライスコ社の制服のベストが
燃えた跡だと語る。

ブースとブレナンはハンクと合流する中、プライスコ社に
いく。日用品を販売する大型マーケット店で、上司のモーリーン
から話を聞くと、メグという社員が火曜日から無断欠勤
している事を聞く。しかし写真を見せてもらうととても痩せてい
て50kg程度だと判明する。しかし彼女は最後の診察時に体重は
106kg有ったことが分かる。しかしクラークによると50kgの体重
の割りに灰の量が多すぎると告げると、ブレナンはこの灰は
二体分の遺体である事を語る。
灰の総量から分析した結果、ベッドの上には170kg相当の体重の
人が居た事が分かる。被害者が50kgだとすると相手は、120kgの
巨漢だという。更にそのもう一人の人物は男性である事が分かる。
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売り家として販売している家の寝室のベッドから焼死体が
発見される。遺体はほぼ灰と化している為に捜査は難航
するかに思われたが、灰や少ない手がかりから事件を解決
に導いていく。

人骨さえも消失させる炎って相当なものだと思うのだけど、
どういう燃え方をしたんですかね。
骨だけ燃やしてベッドは焦げる程度みたいな都合の良い
燃え方をするというのが驚いた。燃焼促進剤を使わない限り
は燃えないだろうし、そうなると火災を起こしそうだよね。

難しいことに、灰の総量から色々と体格的特徴などを
掴んでいったり、ちょっとした推測に近いデータからの
復元作業が目立った感じで、これら捜査はどれだけ信憑性
が有るのか謎だったかも。
防御創に顔の鼻みたいなものが付着しているという点でも
相当強引じゃないのって感じだった。

さて今回は身内ネタとしてブースの祖父・ハンクが登場。
虐待していた父親と違って祖父はとても優しくて、
朝鮮戦争に於ける、仁川上陸作戦の経験している兵曹だった
様子。

この手のエピソードを見ると年を取る事への恐ろしさを
感じるものがあるし、それを支える息子が居ないことへの
寂しさを感じるところ。ブースの父は出て行ったとするけど
今でも生きているのだっけか?

ハンクの出現によって、ブースにもブレナンにもそれぞれ
にアドバイスをして、二人の関係を進展させようとする意図も
感じられた。ブレナンはハンクによって託された言葉が
有るし、ブースもたハンクから心の声に従うよう促されて
いた。ただ二人が結ばれるときが捜査現場に於けるコンビの
解消って感じにも思えてしまうのでちょっと結ばれることに
も違和感が無い訳ではないかも。

ネタ的には食べ物も多く絡んできた。
太っている人、痩せている人。
ブレナンが太っているものからセロリ女と呼ばれたのに
対して私BMIは医学的にも正常の範囲内だとする辺りが
ブレナンらしくて笑えた。
ハンクからは出会った際にブレナンはタマのある女、鉄の
卵巣を持つ女だと言われたり、下モタになるとブースって
黙ってしまうのよと語る辺りのブレナンがまさに、タマのある
女って感じだったね。


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