BONES - 骨は語る -
シーズン6





May 20, 2010
第1話 再会のとき The Mastodon In The Room

脚本/Hart Hanson
監督/Ian Toynton
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1年後の再会を約束し、空港で別れたジェファソニアンのラボ
スタッフ / スクインツたち。ブースはブレナンに対して、
一年後の今日、リフレクティングプールで待っているとして、
ブレナンの手を握る。スイーツはデイジーがインドネシアに
発掘作業に参加することを知って別れを決める。

ブースはアフガニスタンで兵士達の指導教官として活動。
ブレナンとデイジーはインドネシアで発掘。
アンジェラとホッジンズは二人でフランク・パリへ休暇旅行。
スイーツも休暇を過ごす事になる。

7ヶ月後。
ワシントンD.Cの連邦検視局ではカミールが一人、ラボで
子供の骨と向きあって居た。しかし氏名、年齢、人種共に不明
だった。
インドネシア北マルク州カラワリにいたデイジーとブレナン
は213日目に入り、3ヶ月前にオニキス玉を発見しただけで
これといった成果は見つけられずにいた。2千年前のビーズだ
けだとしてデイジーはジャングル生活に辟易していた。
アフガニスタン・ヘルマンド州にいたブースは訓練生たちが
いよいよ実践投入されることになり、ブースも先頭に立って
二人のゲリラによって拉致されたNATO軍の通訳の救出任務に
つく。

その頃ワシントンD.CのCNBスタジオでは、キャロリン検事
カミールが来ていた。カミールは今日テレビに呼ばれたのは
帰還兵の脳障害の話をしにきたのだとするが、検事は番組が
知りたがっているのは行方不明になった3才児ローガン
ことを連邦検視局の責任者として質問されるのだと告げる。
上層部は発見された白骨体がローガンなのかどうかの判断を
聞かれる事を告げ、もしも答えなければカミールが首になる
可能性がある事を語る。

ブレナンたちは突然アリフル族の若者たちによって囲まれてしま
う。女性をアピールすれば良いとして、注意を惹き付けている
間にやっつけようという。するとデイジーは何を考えたのか
服を脱ぎ出す。
ブースはテロリストによって拉致されそうになった現地の子を
救出する中、子供を拉致された母親は、夫が戦いにかり出された
ことが今の状況を生んでいるのだと聞くと、ブースはパーカー
の事を思い出す。

キャロリンは突然緊急電話でブースやブレナンたちに急いで
ラボに戻って欲しい事を告げ、現在カミールが首になりそうな
事を語る。ブレナンに対して、一番賢いアンタが必要だと語る。

ブースとブレナンはアメリカのワシントンD.Cにある約束の
地として設定していたリフレクティングプールの前で再会する。
キャロリンはカミールに対して、上層部がカミールの後任を
探していて、ローガンの件であなたを首にしようとしている
が、最高のメンツに変えたら頑張れるかと尋ねる。
全員を呼び戻した事を語る。

その頃スイーツは"ランススイーツの憩いの調べ"と称して
弾き語りをしていた。キャロリンは最後にスイーツに電話する
とスイーツは人生を見つめ直す休暇中だとするが、ブースが
戦地でPTSDになって戻って来たのでスイーツも戻って欲しい
と語る。
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ブレナンが事件捜査を担当することに疲れ、自分は法人類学者
であり、本来は生きている人・肉付きの遺体を調べる立場では
ないということから自分の境遇に悩んでいた。そんな時、世界
では最古の人類の骨・初期の原生人類がホモフローレシエンス
と交配していたのではないかとされる証拠がマルク島で発見
されたということを受けてデイジーと共に一年間の発掘調査に
出かけることになる。それによってジェファソニアンとしての
チームも一年間休業になり、病理学者のカミールは現状に留まっ
ていたが、法人類学者はニューヨークのラボ出身者となり、
インターン制度も廃止されていた。
アメリカでは男児・ローガンが誘拐され、発見された遺体が
ローガンなのではないかとされていたが、現在の法人類学者
たちはそれを見極められず、ラボを仕切っていたカミールの
能力不足を問われていた。その現状を知り、キャロリン検事は
最強のチームを再び招集することになる。

一年だとしていたのに、七ヶ月という中途半端な状況での招集。
シーズン5の最終話が2010年5月20日に放送が終わり、シーズン6の
開始が2010年9月23日に有るという事情が有るのだろう。

当然BONESファンとしてはその間にどんな心の変化が訪れたのか。
ラボの現状がどうなっているのか。
絆として結びついている見えない糸の行方はどうなっているのか
気になるものが有る。

ブースとブレナンがリフレクティングプールでの再会を約束して
しまったので叶わなかったけど、出来れば別れた空港で似たような
時刻に到着するという設定での再会を期待したかったな。

一応不在だった七ヶ月の間のそれぞれの活躍なども描かれ、一番
変わってしまったのはスイーツ先生だった。
まるでそのファッションはジョニー・デップ化していたスイーツ
先生は、デイジーに振られたことで、相当ヤサぐれて垢抜けてしま
った感じにも思えたし、事実言葉使いに多少変化が有ったような
感じだったけど、そう簡単に人は変わらないよね。
デイジーから再び結婚を前提にした付き合いを求められていた
し、デイジーがジャングルの中でも守り通した指輪をスイーツ
に手渡していたけど、一度飲み込んでいることを考えれば、
何処から出てきたものなのかと思わず小一時間な感じ。

ジャングルで生活していたブレナン&デイジー。
現地の男性に襲われそうになった際にはデイジーは更に危険度
を増すかのように自分から下着姿になった時には、ちょっと
キテるなと思ったけど、結果的にこの戦闘を通してブレナンの
中に有る、現場でのブースとの捜査を思い出していくという流れ
に繋がったのだろう。

そしてホッジンズとアンジェラはパリで滞在していた映像は
ほぼ存在せず、しかしアンジェラが妊娠したとする設定が
行われていた。これはまた出産した時にはアンジェラパパからどんな
洗礼があるか今から恐いものがあるのかも。

ブースは従軍記者のハンナという女性と良い関係にあるような
ことを臭わせていたけど、その彼女はイラクに滞在しているという。
果たしてアメリカに戻ってハンナとの関係が続くような事情は存在して
いくのか。

何よりも変わっていたのはラボが無くなっていたこと。
そしてジェファソニアンとしての制度も廃止されていて、今まで
数々のインターンが存在していたけど、それらインターンたちの
現状も語られた。

ビンセント・ナイジェルマリーはクイズ番組で100万ドル当たり世界旅行中。
アラスト・バジリは文化人類学者に変更しバグダット博物館に勤務。
コリン・フィッシャーは絶望病で自主入院したという。
クラーク・エジソンはシカゴの研究所にいく。
ウェンデル・ブライは整備工場にいるとのこと。

カミールはブレナンと再会した際に、空中分解した責任をブレナン
にぶつけているところが有った。カミールのジハードが始まった
というキャロリン検事の物騒な発言をスタートにして改めて
救出作戦のようなラボスタッフたちの始動が行われた。

シーズン6最初の助手はウェンデルだった。
仕事をして金を稼がないといけないというウェンデルに対して
金が使えない程有るブレナンがスカウトした格好だった。

事件自体は相変わらずという感じ。
そもそも遺体は警察官御用達の検視ラボが存在しているんじゃない
のかって気もするのだけど、重要な案件は連邦検視局が担当して
いることになっているのか。

あっさりとホッジンズは遺体の死亡推定時刻を幼虫などから
見つけ出していたし、骨の形状からアジア系で幼少期は栄養失調に
あった子供だと見つけ出していた。胸骨の異物を飲み込んだこと
によるハイムリッヒ法によって傷つけたとしていたけど、
先週のDlife放送のHart of Dixie」S2-20「明日という日が来ない
なら
でゾーイがドーナツを喉につかえて、一人ハイムリッヒ法
で異物を取り除いていた事情が有ったな。

そういえば、シーズン6のブレナンは前髪をおろしていた。
髪の毛を下げていると、シーズン5に登場したブレナン役の
Emily Deschanelの実の妹Zooey Deschanelとソックリだった。

最終的にはこのチームの要が誰なのかという話になった。
ラボのキングは俺だと主張する"ホッジンズ"のエピソードがこれまで
有ったけど、今度は要ですか・・・。それぞれに私が要とする中で、
ブレナンはみんなを呼び寄せる事の出来たキャロリンだとしていた。
ハグしようとするブレナンに白い目のキャロリンは面白かった。

■人類学的に・・・


「女性は異性のパートナーよりもまず同性に秘密を打ち明ける」
「メンバーをまとめる要のような中心的人物がいるものなの。
集団の一員で普段は目立たない・・・要は私でしょ」


■使用された曲



■検索用キーワード


テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、"カム"
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士
マーカス・ガイアー (David Greenman) FBI捜査官・鑑識

デイジー・ウィック (Carla Gallo) インターン、スイーツの彼女
ウェンディ・ブレイ (Michael Grant Terry) インターン、自動車修理工
トレバー・バートレット (Dylan Bruno) 別れた夫、ロバートの父
キャリー・バートレット (Melissa Marsala) 別れた妻、ロバートの母
マーロウ・ベッカー (Danielle Bisutti) テレビアンカー
パトリック・パーク (Ryun Yu) 縫製工場
カン・キューボク (Peter Kim) 脱北者
カン・ミチャ (Jessica Shim) キューボクの孫娘
パーカー・ブース (Ty Panitz) 息子
--- (Amir Salehi) 1st Sergeant
--- (Meena Serendib) Mother
--- (Kaleb Carter) Child
ローガン・バートレット (Jordan Fiderio) 居なくなった息子
ローガン・バートレット (Sammy Fiderio)
--- (Evan E. Yu) Cafe Customer
--- (Omid Zader) Insurgent


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