ブラザーズ & シスターズ Brothers & Sisters (ABC 2006年) 製作総指揮／ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ) http://www.tv-tokyo.co.jp/brosis/

第18話 3つのパーティー Three Parties

脚本／Jon Robin Baitz、Marc Guggenheim
監督／Sandy Smolan

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ロバートは大統領選候補者として出馬を控えている状態で、
有権者達へのスピーチ原稿にあれこれ注文を突きつける。
それならばいっその事、彼の故郷へといき武勇伝を取材に行こ
うという事になり、キティは週末訪れることになる。
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今回はロバートとキティがギクシャクした状態から始まる。
スピーチ原稿を否定するのは、先日キティがあれこれ言った
事に対する仕返しだと考えたキティだった。マイクの前で
所構わず言い争いになるところがこのドラマの特徴らしい。
とにかく疑問を生じたら常に口論となる。

ロバートが否定するのは、軍人として戦地に赴いた際に味方の
兵士をヘリコプターで助けに行ったエピソードをスピーチの
中に盛り込むかどうかに有った。何故彼はそんな武勇伝を否定
するのだろうか。単純なる謙遜なのか。その辺が今回明らかに
なっていく話だ。

故郷で元彼女・アリスからインタビューをとる。
何故か一緒について行くことになるサラ。サラ自身も私生活
に於いて相当煮詰まっている様子で、このままだと新聞記事に
載るような事をしそうだわとさらっと言い退けてしまう所が
笑える。

アリスからはロバートの完璧な話しか聞けなかった。
別れた男の事を悪く言いたくない気持ちも分かるが、何の落ち
度も無い完璧な男性像を作り上げるアリスに少々疑問に感じる
キティ。

いざ本音で語り合うと凄い話が聞けた。
アリスとロバートの別れた原因は、アリスが17歳当時に浮気
して別の男性の子を身籠もってしまったこと。ロバートが困った
彼女を誠心誠意支えて、子供を養子に出すよう提案したのだと
いう。

チャドとケビン。
雲行きは怪しいと思っていたが、やっぱり別れてしまった。
チャドが突然カミングアウトすると言い出したのだ。
それを反対するケビンともの凄い言い争いになった。
まるで本当の男女の別れ際のようにキツイ言葉が飛び出して
いた。結局ケビンは自分が責任を持つことを躊躇っているだけ
のようにも見える。本当に別れてしまうのだろうか。

ノラと大学教授のマークとの関係。
悪友エミリーから入れ知恵される。彼女のアドバイスは毎回
的外れだが、腐れ縁なのか。
おじさん達が集まるパーティに場違いなセクシーなドレスを
着ていく。
しかも生徒の一人ジュリエットがマークと寝ていたことを
暴露。でもこれって狂言じゃないのか?マークは確かに話を
聞いていたことは明らかにしていたが、寝ていることまでは
言及していない。この辺のやりとりのニュアンスはちょっと
伝わりづらかった。

ジャスティンとレベッカ。
友人のパーティーに出席。そこでレベッカは思わずクスリに
手を出す。ジャスティンはクスリでは何の解決も見出せない
事を知っていることもあり止めるが、効果無し。でも兄妹と
して支えることになるのかな。ジャスティンは完璧にクスリ
の誘惑から溶けたようで良かったね。

キティ・ウォーカー (キャリスタ・フロックハート) 次女
ノラ・ウォーカー (サリー・フィールド) 母
サラ・ウェドン (レイチェル・グリフィス) 長女
トミー・ウォーカー (バルサザール・ゲティ) 長男
ケヴィン・ウォーカー (マシュー・リス) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (デイヴ・アナブル) 三男。

ソール・ホールデン (ロン・リフキン) 伯父
ジョー・ウェドン (ジョン・パイパー＝ファーガソン) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (サラ・ジェーン・モリス) トミーの妻
ホリー・ハーパー (パトリシア・ウェティグ) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父

Kerris Dorsey (ペイジ・ウェドン) サラの娘
Maxwell Perry Cotton (クーパー・ウェドン) サラの息子
Tyler Posey (ガブリエル・ウェドン) ジョンの前妻との子
Rob Lowe (ロバート・マキャリスター) 上院議員

Jason Lewis (チャド・バリー) 俳優。ケビンと友達に
Marika Dominczyk (タイラー・アルタミラノ) ジャスティンの彼女
Parry Shen (ダン・シルク) ゴシップ記事

Margot Kidder (エミリー・クラフト) ノラの友人
Zeb Newman (スティーブ・コーエン)
David Clayton Rogers (ジョン・ルイス) ジャスティンの知人
Paul Cassell (ゲイリー・モリス) 議員スタッフ
Kathryn Meisle (アリス・ウェッブ) ロバートの元彼女
Peter Coyote (マーク・オーガスト) 大学教授
Chris W. King (ダグ)
Alexandra Staden (ジュリエット) 生徒の一人
Diego J. Torres (マイク)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)