バーン・ノーティス 消されたスパイ BURN NOTICE (シーズン2) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

第8話 ダブル・ブッキング DOUBLE BOOKED

脚本／Craig S. O'Neill、Jason Tracey
監督／Tim Matheson 
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カーラの仲間だと思われるスパイの名前がビル・ジョンソンで
有ることを知り、サムとマイケルは一件ずつビル家を尋ねて
いく。ゴミ箱を漁るとその中にブルーイング剤を多量に使い
書類を処分している事を知ってマイケルはスパイである事を
確信する。しかも銃のドラグノフに対する記述もメモの中に
書かれていた。ビルの事を徹底的に調べていくことになる。

一方帰宅するとラリーがマイケルの前に現れる。
戦場で亡くなったはずの彼が生きていた。マイケルは彼にボディ
チェックすると部屋の中に入るのを許可する。現在ラリーは
フリーランスの仕事をしており、マイケルと仕事がしたいと
言い始める。仕事の依頼はある女を殺害する事だという。
ラリーはマイケルがアメリカ政府から解雇されていたのを知って
いた。その件にラリーが関わっているのか?と疑うもそれを否定
するラリー。ラリーはマイケルに人を殺して金を貰って何が
悪いのか?とし、今更良い子ぶるなとマイケルを仕事に誘う。

殺害を依頼された女性はジニー・アンダーソン。富豪の癌患者
と結婚した女性だという。自分で殺害するのは簡単だが、
パートナーを組むに辺り力量を試したいという。マイケルに
対して仕事で金を稼いで生活のレベルを上げるよう忠告する。
この仕事を2万ドルでどうか?と問うと、マイケルは3万ドルで
やると告げる。マイケルに対してラリーはこの件で警察の気配
を感じたら、自分は皆殺しにすると忠告する。

キャンベルとデートするフィオナの元にマイケルは訪れる。
フィオナはキャンベルをマイケルに紹介する。
マイケルはフィオナに、ラリーから依頼された仕事に関して、
説明し、依頼主が分からないために捜索するのを手伝って欲しい
と頼む。

マイケルはサムにラリーの事を話す。1991年から1992年にかけ
てバルカン半島でマイケルとは戦友だった事。しかし石油の
精製所に突っ込んで亡くなったはずだという。

そんな中、ターゲットにしている女性・ジニーは病院と美術館
を往復する日々だとし、なんとか殺しを止めないと行けない
として、フィオナに彼女と接触し、トイレに一人で来るよう
誘導してくれと頼む。
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マイケルはカーラの正体を探るために、カーラと関係している
スパイのビルの事を調査していく。
その一方でマイケルの元にはかつての戦友であるラリーが
やってきて仲間としてやっていかないかと誘われる。しかし
彼は金のためならば人を殺すことも厭わないスパイだった。

ラリーはとてもゲスな奴だったけど、スパイ故にマイケル
としても対応に苦慮している様子が伺えた。
マイケルが他のスパイと違うところはやはり人は殺さないと
いう部分があるので、ラリーに対してもそんな心情が該当
していくのか興味の示すものが有る。

殺しの依頼はスパイの仕事というよりも殺し屋の分野という
感じもするが、そういう明確な基準は無いわけで、マイケル
が本気になって殺し屋を演じればかなり厄介な敵になりそう
だね。

フィオナに新しい恋人が出来たことで、彼女の目の奥では
マイケルを妬かせようとしている意識が見え隠れしている
感じだけど、今回マイケルが体を張って助けに来てくれたことで
またしてもフィオナの心にマイケル命の火が点りそうだね。

一方カーラ周りの流れでは、ビルという男の名が浮かび上がる。
調べていくウチにビルもカーラによって強迫され動かされて
居ることを知る。
マイケル自身が駒の一つでしかない事を知る訳だけど、
カーラの誤算は、マイケルの力を見くびっている所だろうね。

更に今回ママ・マデリンと相変わらずコミュニケーションの
不足が露呈する。マイケルの体につけられたアザの数々を
知ってママは尋ねるけどマイケルは誤魔化すことで、またして
もマデリンは息子に壁を感じていく。
しかし幼いときに抱えていた誤解の一つがまた解かれた事で
二人の関係も強固な物へと繋がっていきそうだね。