バーン・ノーティス 消されたスパイ BURN NOTICE (シーズン2) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

第15話 不作為の罪 SINS OF OMISSION

脚本／Craig S. O'Neill、Jason Tracey
監督／Dennie Gordon 
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マイケルはカーラに自分たちを襲った人物に関して、知っている
情報を話す。マイケルはカーラに自分を取り込むのは辞めるよう
告げるが、カーラは相変わらず離れれば家族もマイケルも殺害
するという。
マイケルはここでヴィクターの事は何も明かさなかった。
フィオナはヴィクターを庇うのか?と問う。

マイケルは母・マデリンを自分の家に連れてくる。
今は危険なときであり、俺の近くにいてくれと告げる。

そんな中、何者かがマイケルの屋敷にやってくる。
警戒心を露わにする中で、入り口のドアに立っていたのは、
サマンサという女性だった。二人は顔見知り・・・なんとマイ
ケルの元婚約者だという。それを聞いたフィオナは顔色を変え、
マデリンも初耳だとして驚く。

マイケルはサマンサを外に連れ出すと何の目的出来たのか問う。
彼女は助けがいるとして、事の経緯を語る。

サマンサは一ヶ月前に息子のチャーリーを人質に取られて"ある
物"を軍事業者であるAFC産業から盗んだという。無人飛行機
(UAV)に関する重要な技術で、人質と引き替えに渡すことにな
っているという。マイケルはそんなものを盗んだら一生政府
に狙われることになるとして馬鹿なマネはよせと言うが、
サマンサは既に盗んでいるという。それを渡せば一生逃亡生活
であり、出来れば荷物を渡さずにチャーリーを取り戻し、
それを元の場所に戻したいという。取引の相手は闇商人であり
元軍の諜報部員だったタイラー・ブレナンという男性との事
だった。
公園で取引する為に、その時に相手を捕獲するか、倒すかだと
考える。

フィオナはマイケルにそんな相手が居たことに激怒。
マイケルはフィオナと出会う前に付き合っていた女性だと
するが、出会ったときにそれを話すべきだったと失望する。

落ち込むマイケルの元にサムがやってくる。
サムはヴィクターについて調べてきていた。
本名はヴィクター・シュテッカー=エプス。
2003年メキシコでフィリップ・コーワンに解雇されて以降、
カーラの元で5年間仕えているという。サムはマイケルと同じ
くらい危険な男なので気をつけろと告げる。
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マイケルのかつての弟子であり、元婚約者・サマンサが現れる。
彼女から息子を人質に取られて仕事を請け負わされた事を聞き
手助けするが・・・

サマンサの子供・チャーリーは果たしてマイケルとの間の子
なのか。
この事態を見守るフィオナの表情を見ているだけでも、お腹
一杯になれそうなネタであり、色んな意味でフィオナとマイケル
二人の恋愛感情をくすぐる話となった。

サマンサからの依頼は、当初取引を阻止して子供を取り返す
ものだったが、それが出来なくなるとBパターンに移るといった
ハラハラドキドキものの内容だった。

相手もスパイでありそれなりに頭の切れる奴という事で、
駆け引きが楽しかったし、何よりもそんな人物を凌駕して
いくことで改めてマイケルの腕を見せつけるものだった。

取引を潰す事は案外簡単に終わってしまう所が意外では
有ったけど、その後の侵入騒動もやややっつけ気味の展開。

それよりも幾ら凄腕のスパイであれ、政府の軍事関係のものに
手を出す事はスパイにとっても御法度気味のものがあるのね。
今後もタイラーは登場していくので、今後のマイケルとの絡み
も期待しよう。

そしてヴィクターとのやりとり。
仕事の流れで彼を巻き込んでしまうところが笑えた。

最後にマイケルがフィオナに告白する辺りも、なかなか感動
する流れで、フィオナを悲しませ続けた甲斐が有ったという
ものなのか。

因みにサマンサ役のDina Meyerは、「ビバリーヒルズ青春白書」
でルシンダ役を演じていた。「フレンズ」ではジョーイが
好きになる舞台女優のケイト役を演じていたね。