バーン・ノーティス 消されたスパイ
BURN NOTICE (シーズン3)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/




 

Feb. 4, 2010
第12話 善良なる者 Noble Cause

脚本/Ben Watkins
監督/Michael Zinberg
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待ち合わせの場所の下見は楽しい仕事ではない。
有りもしないキケンを捜す作業であることが多いし、見落とせ
ば最悪の状況になるかにだった。
ギルロイと逢う約束をしたマイケルの事を心配したサムは一緒
に下見にやってくる。ギルロイみたいなヤツにバックアップ
無しで併せるのはキケンだとし、手を組む以外に方法は無いの
か?と問う。打ち合わせとはいえ信用出来ないヤツとの面会は
キケンだとし、武装バックアップが無いかを捜す。
マイケルは相手は高級レストランを待ち合わせ場所に指定して
いる以上、殺すことはないだろうという。
マイケルは店の中に入ると、テーブルには
三人分の食器が用意
されている
事を知る。二人で逢うハズなのに何故なのか。
すると今回の計画にはクロードを加えるというギルロイ。
マイケルは知らないヤツと仕事をするなんてゴメンだとするが、
断る事も出来ずとりあえず話をきく事になる。すぐにクロード
もやってきて一緒のテーブルにつく。
ギルロイによると、二人には
チリの領事館に忍び込んでファイル
を盗ってきて欲しい
のだというものだった。

マイケルは家に戻りフィーにギルロイと逢ってきた事を話す。
クロードという男と一緒に仕事をしなければならなくなった
事を語り、ヤツが一緒だと俺の計画がパーになる事を口にする
と、フィーは
嬉しい弱音だわと告げ、ギルロイと手を組むのは
辞めるか?と問う。しかしマイケルはギルロイに気がつかれない
ようにクロードを計画から外すという。クロードは世界中で
悪さをしてきたと語っていたので、共通の知り合いは居るハズ
だとして、フィーにクロードの事を調べて欲しいと頼む。

そんな中二人の前に突然シュガーが現れる。
マイケルは前に一階に住んでいたヤクの売人かと告げ、お前
には二度と俺の前に現れるなと忠告したハズだと語るが、
シュガーは従兄弟のダギーがヤバイことに巻き込まれているの
で助けて欲しいのだという。ダギーはリンチという
クソみたいな
強盗団と仕事をしている
が、彼はダギーの事を利用しているの
だという。ダギーにはあれほど付き合うなと行ったのに、
リンチはダギーに贈り物などをして近づいて信頼を得たのだと
いう。リンチと仕事をしている人物は死者を出している人物
だとし、5千ドル有るのでこれで助けて欲しいと頼む。
マイケルはダギーをリンチの見つからないところに連れて行けば
良いだけのことだとするが、マイケルの事を
"ダクトテープの
魔術師"
だと呼ぶシュガーは、手を貸して欲しい事を告げ、
最悪一人でも助けるという。気が変わったら連絡して欲しいと
して彼は名刺を置いていく。

そんな中、マイケルの元に母・マデリンから電話がなる。
実家へと戻るマイケルに対してマデリンは
犯罪防止運動賞
この度授与されることになったのだという。私は市民警察官
として
自警団の団長をしている為に、最近2ヶ月に3台の盗難車
の事を通報した
のだという。マイケルはその三台は俺が盗んだ
ものだとし、警察にあまり近づきたくない事を告げるが、
マデリンは受賞式には誰か一人招待出来るのでマイケルに
是非来て欲しいのだという。車を盗んだ張本人を招待するなん
てどうかしているというが、弟のネイト
ラスベガスに居る
ので呼べないのだという。
そこにサムが砂糖を借りにやってくる。現在ミス・レイノルズ
邸に同居しているサムは、ママさんが受賞出来る様に推薦した
のは俺だと告げる。

マイケルはフィーの元に行くと、クロードの件で何か掴めたか
と尋ねる。確かに色々と調べてメモを取って置いたがどこに
置いたか忘れたという。私には他に気になる事が有るとして
シュガーの事を助けたいのだと告げる。マイケルはシュガーの
従兄弟を助けることを約束すると、クロードの情報をフィーは
教えてくれる。クロードは
元オーストラリア保安情報庁にいた
居た人物で、本名はトーマス・スモーリングという。

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マイケルはギルロイがマイアミで悪巧みを企んでいることを
知って止める為にも仲間を装いそれが何なのかを突き止めて
いく。単独で彼と組もうとしていたが、ギルロイは書類を
盗むためにクロードというメンバーを加える。
一方マイケルを頼ってかつてマイケルの住まいの一階で
ドラックを売っていたシュガーが助けを求めてやってくる。

シュガーはシーズン1の初回に出てきた人物で今回は二度目
の登場。存在自体は覚えていたけど、ダクトテープの魔術師と
呼ばれるようなやられ方をしていたのだっけかという感じで
忘れている部分が多かった。

シュガーが助けようとしているのはダキーという従兄弟。
トロイヤツで虐めていたけど、そんなシュガーの事をある時
庇ってくれたことが有って、その時の恩義によって、シュガー
にはダギーを守るべき存在としての認識が生まれた様子。

マイケルは現在ギルロイのしようとしている計画を探ろうと
必死だけど、そんなダギーを利用しようとして近づいてくる
リンチの流れもまた、どんな計画を企てているのか探るような
流れで面白く出来ていた。

シュガーは随分と無茶をやらかして撃たれた際には、絶対
に助からないと思っていたけど、あれだけ血を流しても
生きているのだから凄いことだ。
シートを血で汚されていたけど、どうせマイケルの車で有って
マイケルの車ではないような盗難車なのだろうから別に
良いのかな。

マイケルは善良で弱いモノの味方だけで車泥棒だけは意外
と平気で行うんだね。ドラマ「TAKE FIVEじゃないけど
盗みは人の人生を狂わせるもので、車が盗まれたことで
困っている人は相当居ると思うんだけどね。

ギルロイの流れではチリの大使館から書類を盗むために
クロードと無理矢理結びつけられた。
クロードの情報に関しては、ほぼフィー頼みの所が有ったし
彼女のお陰で作戦計画が立てられたようなものなので、
フィー様々って感じだった。
サムは今回情報収集に徹していた感じで、大きく関わった
感じはしなかったけど、マイケルのために金にもならないこと
よく助けてくれるね。

実家のクローゼットの中に父親の持ち物が隠されている事が
分かったけど、あの中には他にも役立つモノが入っている
のかな。


■使用された曲


マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女"フィー"、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
トム・ストリックラー (Ben Shenkman) 仲介人
ディエゴ・ガーザ (Otto Sanchez) 諜報員
メイソン・ギルロイ (Chris Vance) フリーランスのサイコ野郎

リンチ (Spencer Garrett) 強盗団、ダギーを利用しようとしている
ダギー (Daniel Franzese) シュガーの従兄弟
ボロ (Erik King) 盗難バイヤー、マイケルが薬を打つ
タイラー (Oliver Keller) リンチの仲間
シュガー (Arturo Rossi) 元麻薬の売人、依頼人
クロード (Simon Needham) "トーマス・スモーリング"
--- (Adam Vernier) Fire Chief
トーマス (John Archie) Police Chief
--- (Candice Loper) Party Girl
Mr.オートリー (Tim Powell) 生花市場のオーナー、ダギーを雇う

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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