19 Nov. 2011
第14話 一触即発 Hot Property
脚本/Rashad Raisani 監督/Jonathan Frakes
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「警察の業務」は市民が想像する以上に国の情報機関と繋がっ ている。都会の警察には情報融合センターという機密のオフィス
が有る。 マイケルとサムは警察署の前にいた。これからマイケルは署に
進入し、自分たちからリストを盗んだジャスティン・ウォルシュ が何者なのかを警察のコンピュータから情報を得ようとして
いたのである。ウォルシュはペンタゴンで仕事をしていたこと。 国家安全保障省の仕事をしていたとなれば情報が必ずあると
するが、サムは警察署に侵入するなんて危険だと語る。 取りあえず生活安全課のペピオルと町内会の防犯の件で逢う約束
を取り付けたという。サムはくれぐれも今日は穏やかにしろよ と声を掛ける。
「潜入捜査官や情報提供者は写真を撮られるのはマズイ。」 カメラはロビーまでで、署内は主に顔を撮ることに注視して
いること。警察署にピッキングの道具を持ち込むのもマズイ 為にマイケルは壊れたサングラスを遣って鍵のかかったドア
を開けると、ジャスティンについての情報の入ったファイル をコピーしていく。
警察署内では逢う筈だったイライアス・シュミット(マイケルの 偽名)がいない事を知って侵入者だとして署内に緊急を促す。
「警察官にとって上官は絶対の存在だ」 マイケルはイスを使ってガラスを破壊する。
駆けつけた女性警察官に対して、マイケルは上官のフリをして 外に逃げたと告げ無線で署員たちの視線を外へと誘導させる。
その隙にマイケルは堂々と外へと出て逃げる。
「正当な理由が有っても仲間の裏切りは許せないもの」。
ジェシーはマイケルがまたしても情報を盗んできたことに関して 責任を取らされる人がいる事を告げ、盗むときには気をつけろ
と語る。ウォルシュのe-mailを二人で調べるが、マイケルは 仲間ならば手がかりのメールを見つけたら言うべきだろうこと
を告げ、ジェシーが同じページを何度も見ていることを指摘 する。ウォルシュが台湾、ペルー、ブルガリアの何者かにメール
している跡がある事を告げる。メールの内容は入札の最低落札額
と配達方法を示したものだとし、何かのオークションに参加する
つもりだろう事を語る。しかし何処でそのオークションが開かれる のかは政府のコネクションでもないと分からないという。
マイケルはマーヴに頼んで調べてくれと頼む。8年間も一緒に 仕事をしていたのであれば、何か彼の弱みを知っているハズで
なんとか頼んで欲しいというマイケル。 マイケルは俺には電話をすることが出来ないのでサムに頼んで
くれと告げると、自分はフィーに頼まれた仕事をしにいくという。
フィーは町外れでジェシーと合流すると頼みを受けてくれたこと を感謝する。ジェシーはフィーはマイケルの為に嘘を付いたで
あろう事を告げ、君には恨みはないと語る。それならばマイケル にはまだ恨みがあるという事なのかと告げる。
フィーはスチュアートという男性と会おうとしていた。 フィーはジェシーの事の顛末を説明する。私の商売仲間から
銃を買おうとしていた男だが何か様子が変なので、私に話しが 回ってきたのだという。
スチュアートに逢うと話を聞く。 すると彼は妹のステファニーがベネズエラの外交官のマルコ
という男性に惚れて一緒に過ごしていたが、彼が暴力を奮う ようになったので連れ戻したのだという。しかしまたマルコの
部下たちがやってきて妹を連れさり監禁してしまったのだと いう。相手は外交官なので警察に言っても聞いてもらえないとの
事だった。フィーは私たちが何とか解決すると語る。
「脅迫は有効だが気が重いもの・・・それが良い人ほど」。
マーヴに電話するチャック・ウィンリー(サムの偽名)は、 2003年7月のことを口にする。サリー・ベーカーの件で
話があるとして、こじれる前にマーヴにはマイアミに来て欲しい という。
フィーたちはベネズエラの外交官の住むマルコの邸宅を 調べると厳重に守られていた。ジェシーは邸宅に入る男の
車に意図的にぶつかり電話をかけさせてくれという名目で
邸宅内の警備の状況や見取り図などを頭にたたき込んでいく。
しかし女性を監禁しているにしてはあまりに厳重すぎるもの が有るのに違和感を覚えていく。
改めてスチュアートに事情を聞きに行くと、なんと彼は殺害 されそこに居たのはフィーの天敵であるナタリーという泥棒だ
った。 -------------------------------------------------------- |