キャメロット〜禁断の王城〜
Camelot

制作総指揮 ・・・ グレアム・キング
脚本 ・・・ マイケル・ハースト

http://www.bs11.jp/drama/2052/





Jun. 3, 2011
第9話 バードン峠の闘い The Battle of Bardon Pass

脚本/Louise Fox、Chris Chibnall 監督/Mikael Salomon
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モーガンによっと幽閉されていたイグレーヌは何とか兵士を
倒して馬を奪い取り、キャメロット城へと戻る。するとイグレ
ーヌは
目の前に自分と同じ格好の同じ顔をした人物がいる
が分かる。どういう事なのか混乱しているイグレーヌに対して
私は貴方の腐りきった魂だという。貴方自身自分のした事を
分かっているでしょという。イグレーヌは自分の頭がおかしく
なったかと思い混乱する。一方モーガンは体調が悪化し、自分
に掛けていた魔法が解かれて元の姿に戻ってしまう。

その頃、
バードン峠にいたアルビオンは父親のルーカニから
弓の使い方を教わっていた。しかしそこにモーガンの部下たち
が突然峠に兵士を送り襲いかかってくる。ここは
アーサー王の
保護下にある土地
だとするがお構いなしに虐殺してくる。
父はアルビオンに対して、馬を走らせて
アーサー王に伝えるよう
告げる
。敵の兵士はそれを見越して意図的にアルビオンを
行かせる。

イグレーヌはマーリンの部屋に行く。
イグレーヌは彼に私が二人居たことを語り、
今までペンドラゴン
城の尼僧によって部屋に閉じ込められていた
事を語る。馬を
盗んでようやくここに来られた事を告げると、マーリンは今まで
いたイグレーヌがモーガンであった事を悟る。イグレーヌに対して
君の頭がおかしくなった訳では無い事を告げ、今まで君だと
思っていた人物と一緒に居た事を告げる。他にも
モーガンが
何をしたのか調べないといけない
事を告げる。

レオンテスはイグレーヌから
アーサーとグウィネビアが関係を
持った事を聞いて
ベッドに居るグウィネビアが起きるのを
待ってその事実を問う。アーサー王と一体何が有ったのか。
何も無いというグウィネビアに対して、それならば何も無かった
という事を神に誓うよう求める。しかしグウィネビアはあれは
何でも無かったのだとして、結婚前の事で有り、一度だけだと
いう。傷つけるつもりは無かった事を告げる。いつそのような
関係になったのか?と問うと、妻になる前だというイグレーヌ。
レオンテスは答えになっていないとし、いつ関係を持ったのか
と再度問うと結婚式の日だと語る。それを聞いたレオンテスは
グィネヴィアに対して
王と寝るアバズレだとし、君は僕の妻で
はないと語る。

激怒するレオンテスはアーサー王の元に行こうとするところを
マーリンによって呼び止められる。事情を知ったマーリンは
アーサーの元に行って何をしようというのかと問い、殴るのか
それとも喉をかききろうとするのかと問う。王のことは私に
任せて欲しいというマーリン。

一方モーガンの元には次々とモーガンの雇った兵士によって
脅かされているものたちがそうとも知らずにモーガンに助けを
求めに来る。アーサー王はそんな事実を知らないとし、助けを
求めるものたちはモーガンに領地を取り戻したい事を告げる。
現在バードン峠でも戦いが起きており、他の国境線でも同様の
攻撃が起これば、防御が如何に脆いものかを分かるハズだと
いう。モーガンは助けを求めるものたちに、心と体と魂の全て
を捧げられるものを助ける事を告げる。

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モーガンがイグレーヌの姿を借りてキャメロット城で不審の種
を植え付けていく。
アーサー王の頼りにしている騎士たちの統率と、アーサー王が
指示されている民衆の心理状況を巧みに操作し、アーサー王に
対する不信感と王としての資質のなさを奪っていく。
モーガンの思惑通り、キャメロットでは最大のピンチを迎えて
いく。

アーサーの姿を見てると王様としての風格が微塵も感じられず、
国を背負って立つ資質としてもイマイチな所が有るので、
あんまり好きになれない所もあってか、別に陥落するならば
陥落するのでも良いのだけど、なんだか突然ケイがアーサーに
離縁状を突きつけた感じの唐突感があった。
何もこんな時にそんな事を言わなくても・・・みたいな流れ
が有った。

ようやく戦闘シーンが見られたのでその辺は興味深く眺める
事が出来たのだけど、相変わらずマーリンは何をしているのか
というくらい無能な男で、この人、なんかやってくれそうだけど
肩すかしを続けているだけの状態なので相当ストレスが
溜まる。

マーリンとイグレーヌがペンドラゴン城に乗り込むシーン
など、何の証拠もなくただ相手を追及しようとする無能さ
だけが目立った感じ。

敵の襲来に対応する軍隊が少なく、それを想定とした訓練も
せず、前回は仲良し同士で狩りに出かけて見たり、宴に招待
されていい気になっているばかりの状況のがあまりに痛々しい
ものがあった。

そういえばウルフィウスがあっさりと殺害させられてしまったね。
ケイも重症。果たして助かるのかな。

アーサー王 (Jamie Campbell Bower) イグレーヌとウーサー王の子
モーガン・ペンドラゴン (Eva Green) ウーサー王と前妻との娘
マーリン (Joseph Fiennes) 魔術師
グィネヴィア (Tamsin Egerton) アーサーの夢の中の金髮美女
ケイ (Peter Mooney) アーサーの義理の兄、円卓の騎士の一人
イグレーヌ (Claire Forlani) 女王、ウーサーと再婚
レオンテス (Philip Winchester) 円卓の騎士の一人
ガウェイン (Clive Standen) 円卓の騎士の一人

ロット王 (James Purefoy) ウーサーの最大の敵、オークニー王
ウーサー王 (Sebastian Koch) ブリテンの王様
ブラシヤス (Diarmaid Murtagh) 円卓の騎士の一人
ウルフィウス (Jamie Downey) 円卓の騎士の一人
ペリノア (Adam G. Goodwin) 円卓の騎士の一人

ビビアン (Chipo Chung) ウーサー王に仕えていた奴隷
ブリジット (Lara Jean Chorostecki) 侍女
シビル (Sinead Cusack) 尼僧

アルビオン (Tyler Kennington) バードン峠に住む子
--- (Enda Kilroy) Border Guard
ハーウェル (Dara Devaney)
ウォレス (Paul McGlinchey)
ヒルダ (Elaine Fox)
ルーカン (Sebastian Spence) アルビオンの父
--- (Tony McKenna) Mercenary
--- (Tristan McConnell) Mercenary
--- (Andrew Keane) Mercenary
--- (Darryl Kinsella) Camelot Guard
アクトン (Shane Gately)
アルリック (Gordon Mahon)
グリフィス (Ciaran Gallagher) モーガンの部下
--- (Aoife Maloney) Injured Woman
ボリン (Ed Cosgrove) モーガンの部下
--- (Conor O'Gorman) Peasant

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