コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(COVERT AFFAIRS)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.bs-
tbs.co.jp/app/program_details/index/DRT1103800
http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





第9話 信じるべき人 What Is and What Should Never Be

脚本/Brett Conrad 監督/Rod Hardy
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アニーは2年前休暇でスリランカに行く中、ベン・マーサー
いう男性と恋に落ちた。しかしベンはある時突然置き手紙を
残して彼女の前から姿を消していた。

アニーはオークション会場の倉庫に居る中、刑事に囲まれて
しまう。アニーは意識朦朧とする中、辺りには4人の遺体が
横たわっていた。アニーの事をFBIの
ロサビが調査することに
なるが、アニーはあくまで自分はスミソニアンで働いている
職員だと語る。

アニーの元に弁護士だと名乗る女性が現れる。CIAの上司・
ジョーンだった。ロサビはジョーンの事を決して弁護士だと
思って折らず、組織間のコミュニケーションと協力は必要
不可欠だと語る。
ジョーンはアニーに対して何故取調室にいるのかと問う。
全てを話すよう要求するが、アニーはショックのあまり頭が
混乱していた。ジョーンは一緒になって状況は整理しようと
語る。

二日前の事だった。
アニーは仕事の依頼で、
スミソニアン博物館の職員の一人と
して
ブランブルズのオークション会場を訪れる。そこで民間
のイケメンバイヤーから話しかけられる。
アニーが渡された資料には、
トーマス・コールの絵のオーク
ションの時には注意して見ていろと書かれていた。次々と
値段が上がるオークションの様子をじっとみていると、一人の
男性が突然1千万ドルという桁違いの額で落札するのを目にす
る。オークション職員の
ジャクリンに落札した人物は誰なのか
尋ねるが、プライバシーの問題で離せないという。そこまでの
市場価値はないのに何故そんな額で落札したのか。

アニーはオーギーに相談すると、民間人データで一度検索して
見ると良いことを聞かされる。

アニーはこの日ジェイを自宅のファミリーバイキングに誘う。
ジェイはダニエルたちの質問に自分は国務省の一サラリーマン
で有ることを説明する。ダニエルはアニーに本気の付き合いな
のか尋ねるが、まだそんな段階ではないことを語る。
ジェイはアニーが忘れられない恋を引きずっている事を知り
気持ちを察すると共に、自分にもその経験があるので分かる
という。時間を掛けても良いことを告げ、自分はいつまでも
待つという。

その晩、なんとアニーの部屋にベン・マーサーが現れる。
ベンはスリランカで別れたことは死ぬほど苦しかった事を
告げ、あれ以上一緒にいたら君の命が危なかったのだという。
自分はCIAの諜報員であることを語ると、スタッスに地下鉄
で襲われた際に助けてくれたのはベンなのかと尋ねる。
自分はCIAは辞めたことを告げ、アニーとの気持ちが本気だっ
た事を語る。
ベンはコールの絵について調べて欲しいと頼む。武器証人が
絡んでおり、
ブラトの右腕・ラス・ヒルバーンがオークション
の裏でミサイル誘導システムの設計図を購入している事を告げ、
CIAは彼らの動きを操ろうとしているだけだという。何とか止
めたいとし、オークションの主任・
ソフィー・ジャクリン
尋ねろという。
2月22日の1975番について聞けば分かるという。
しかしアニーはベンを信じて良いのか分からなかった。

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■アニーが逮捕されてしまう

冒頭から何が起きているのか全く分からない状況。
アニーの周りには体の遺体が存在しているということで、
それをアニーが行ったのか、それとも何らかの事情が関係
しているのか。

■FBIはアニーの存在を知らない?

CIAとFBIって相当仲が悪いのかな。
ジョーンが弁護士として接近したけど、FBIはジョーンの事も
知らないのか?
アニー自身今回の件は混乱しているので、思い出しながら
何が起きたのかを精査していく。

■アニーに指示を与えたのは誰?

基本的にアニーに仕事を与えるのはジョーンではないのか?
何故アニーがオークション会場に言ったのか、その辺全く
説明がない。
アニーに渡された資料に印がしており、その作品には一体
何が隠されているのか。

■アニーとジェイが恋人になる可能性は?

なんとなく良い雰囲気の二人。
ただ同じ諜報員がカップルとして成立するのは難しいのでは
ないか。ジョーンとアーサーという先例も居るしね。

アニーがベンの事を忘れて前にむきかけたときにベンが現れる
のだから酷な展開だ。

■ベンを泳がせているCIA

アニーを諜報員として傍に置いておけば、ベンが現れることは
明らか。ベンの流れはアーサーが指揮を執っている感じで、
ジョーンは何処まで関わっているのだろうか。
ベンによると、ジョーンもアーサーも信用してはいけないという

しかしベンも怪しい人物だし、ドチラを信じればいいのか。

■武器の売買の流れ

一体なんのこっちゃという流れで、誰が誰と繋がっているのか
イマイチよく分からない物があった。
ベンはソフィーをCIAに保護して欲しかったのかもしれないが、
その思惑は外れて結局殺されてしまった。ソフィーの死は、
アニーの未来の姿なのかも知れないし、ちょっぴり恐い者が
有る。CIAは組織として、互いに信用できないという事で、
有る意味脆い組織なのかも知れないな。

■誰を信用する?

取りあえずジョーンに全てのことを話したけれど、ジョーンは
アニーには全くベンの事を話そうとはしない。話すことで
どんな害があるのだろうか?そしてジェイやオーギーは何処まで
ベンの事を知っているのか。

■マッチに残されていたメッセージ

ベンから埠頭に来るような指示があったけど、ラスを殺害して
欲しかったのだろうか?無防備な形で現場に行き危うく命を
落とし賭けたけど、美味しいところでジェイが助けてくれた。

アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

ライザ・ハーン (Emmanuelle Vaugier) アナウンサー、オーギーの彼女


ビンセント・ロサビ (Noam Jenkins) FBI
ソフィー・ジャクリン (Sienna Guillory) CIA協力者
ラス・ヒルバーン (James Thomas) ロシアの武器証人
--- (Kent Staines) Auctioneer
--- (David Huband) Balding Man
ミック (Ho Chow) 警備員、殺害される
--- (Wes Berger) 警察官
--- (Brad Austin) Federal Agent
--- (Milton Barnes) Security Guard
--- (Mathieu Ledoux) Bad Guy
--- (John MacDonald) Bad Guy


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