コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(COVERT AFFAIRS)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.bs-
tbs.co.jp/app/program_details/index/DRT1103800
http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





第11話 スパイに憧れて I Can't Quit You, Baby

脚本/James D. Parriott 監督/Ken Girotti 
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深夜に帰宅すると姉・ダニエルはアニーが帰宅するのを待って
いた。小学三年生の
娘・クロエが木曜日に行くはずの遠足が
急遽場所が変更になった為に、アニーの勤めるスミソニアン
博物館に招待してくれないかという事だった。アニーは自分の
仕事のことを理解して貰う良い機会だとして、それを了承する。

翌日、ニューヨークのJFK空港では、ロンドンからやってきた
ドン・リドリーという男性を取り調べしていた。
アンゴラで傍受した情報の中で、彼の名前が含まれていたので
有る。ドンはロンドンではきちんと税関を通り抜けてきた事を
告げ、自分は単なる医療品扱う薬剤師であることを訴える。
しかし調べていくウチに、彼の持ち物の中に150万ドル相当の
ダイヤの原石が有ることに気がつく。一連のやりとりをCIA本部
でモニタ越しに見ていたジョーンやアーサーだが、アーサーは
長官からの命令で、アンゴラの件に詳しいヘンリーを加える
様告げる。

アニーはCIA本部にやってくる。
姪の頼みでスミソニアンを案内することになった事をオーギー
に告げると、断ることも必要だと言われる。アニーは朝から
歯が痛い事を告げると、オーギーからは歯科医に行くべきだと
アドバイスされる。しかしそれを拒むとオーギーから酷い
サドっ毛が有ることを言われる。

FBI主導でドンを調べるが、恐らくロンドンの税関を通れたと
いう事は
アメリカ大使館員の誰かが関わっているのだろうという
事になる。ダイヤの原石はアンゴラでは武器調達の資金になっ
ていた。ジョーンたちは、ドンを掴まえたことで、相手の組織
も別の運び人が必要になるはずであり、その役目をアニーに
させるようし向けようと語る。

スミソニアンの職員としてアニーは
ロンドン・ヒースロー空港
に降り立つ。
大使館員の
ビビアン・ロングが空港まで迎えに来てくれて
いた。税関職員の
デービッドに対して、アニーは顔パスで良い
事を訴える。ビビアンはとても気さくな人で、初めて逢う
アニーに優しくロンドンの町を案内する。アニーは彼女に
大英博物館に月に2度は来ることになりそうだと語る。
アニーはビビアンに賭博出来るところはないか?と尋ねると、
ヘーベリーズという場所を知っているので紹介するという。

ビビアンはアニーに付き添い一緒に大英博物館に行く。
アメリカに持ち帰るべき美術品を確認していると、ビビアンは
書類の手続きは全て自分がしてあげるという。
ビビアンは席を外して、
ジョナサンの元に電話。アニーも
CIA本部に連絡を入れる。互いにいい人だと感じて報告する。

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■ロンドンでの仕事

前回はカナダで仕事をしたけど、今回はロンドンに渡る。
ロンドンを案内してくれたビビアンが凄い運転をしていたけど
ロンドンの道路ってそれだけ忙しないって事なのか?

■大使館員・ビビアン

彼女が書類を偽造して密輸に手を貸しているのは確か。
しかしその背後にいる人物は誰なのかということで、目的は
ビビアンではなく背後の組織だった。

ビビアンは社交的ではないとしながらも、人見知りはしない
様なタイプだったよね。もの凄く会話量も多いし、やたらと
コーヒーを飲んでいる姿ばかりが描かれた。

■敵の組織に目立つ行動を見せるアニー

アニーがロンドンに渡る際に、賭博好きの女性を演じさせる。
そして賭博で大金を負けてしまい、アメリカに戻れない状況
を作ることで相手側から、借金と引き替えに運び人に選ばれる
様し向けるという段取りだった。

途中で3万ドルを獲得してしまったときには予想外だったのか
な。結局8千ドルの借金が残り、絶望的な姿を演出する。
ただちょっと行動が目立ちすぎだろうって感じだったね。

■敵に信用させるためにわざとIDと鍵を盗ませる

この辺のやりとりは上手くできていたね。
ただ相手もリスクの有ることなのに、もっと丁寧に調べて
から雇うべきだよなと思うこの頃。

■ドン・リドリーの妻・パトリシア

一応名目上の妻って事なのかな。
トルコの情報機関で訓練を受けたアララ・コーマンである事が
判明。彼女が組織を率いている事が判明する。

■ビビアンが殺されそうに・・・

コーマンがペルシャ語で会話しているのを聞いてしまう。
何とかビビアンを助けたいアニー。しかしそれを話せば相手
にCIAだとバレてしまうという事で難しい決断を強いられた。
結果オーライだったけど、アニーはターゲットに感情移入しす
ぎだね。

■姉との絡み

今回はイマイチだったけど、一応アニーがスミソニアンで
働いている事を証明できたのでそれだけで満足なのかな。
子供達がオーギーにやたらと懐いていたしね。

■アーサーとジョーンの和解?

共通する大きな悪が目の前に現れると、小さな事で喧嘩して
いたものは途端に仲が良くなってしまう感じだね。
今回はヘンリーというキャラクターを上手い感じに使って
夫婦の仲を取り持った感じ。

アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

ライザ・ハーン (Emmanuelle Vaugier) アナウンサー、オーギー
の彼女


ドン・リドリー (Richard Waugh) 薬剤師
ビビアン・ロング (Anna Chlumsky) イギリスのアメリカ大使館員
ヘンリー・ウィルコックス (Gregory Itzin) CIA
アンドリュー・ブランチ (Andrew Moodie) CIA
デビッド (William Poulin) 税関職員
パトリシア・リドリー (Natalie Brown) "アララ・コーマン"
アッセル (John Watson) コーマンの部下
ジョナサン・ターンブル (Brendan J. Rowland) コーマンの部下
--- (Dan Lett) MI6エージェント
--- (Daniel Matmor) Curator
--- (Terrence Bryant) British Croupier
--- (Peter Pasyk) Waiter
--- (Clive Walton) Floor Manager
--- (Drew Zeran) Handsome CIA Gambler


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