コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(COVERT AFFAIRS)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.bs-
tbs.co.jp/app/program_details/index/DRT1103800
http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





第12話 複雑な事情 When the Levee Breaks

脚本/Matt Corman、Chris Ord 監督/Allan Kroeker
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勤続功労賞を受けるポール

その頃
香港セントアンドリュース中学では、アントン・サビン
教師が生徒・
フレディの勉強を見ていた。そんなアントンの元
にスパイらしき男が近付き彼を囲む。ベンが助けに来ることは
無いぞという男達。

アニーはジョーンに呼ばれて取調室に行くと、なんとベンが
CIA本部に現れ、力を貸して欲しいという。
事情聴取する姿をマジックミラー越しに見ていたアニー。
ベンはCIA内部でレベル8の諜報員にまで昇格し、2年前にCIAに
背を向けた人物として捉えられていた。ベンはアメリカを恨ん
でいる訳ではないという。
二年前にジェイと一緒に
スリランカで仕事をしていた際に、
アントン・サビンを武器商人に逢わせたという。それは組織
に入り込むための作戦だったが、そこでアニーと出会ったこと
で罪のない人間を危険な組織に引き渡すのは拒否することにし
たのだという。

アニーはベンの事に関してジェイを問いつめようとするが、機
密事項なので話せないという。

ベンは現在サビンは
フェリックス・アルティガスと逢い、化学
兵器を作らされようとしている事
をアーサーに語る。検知不能
のミサイルがテロに渡ろうとしている事
を訴える。
アーサーはベンをスリランカに派遣しCIAの協力者に逢わせる
変わりにアニーを同行させようという。彼女ならばベンの感情
をコントロール出来るはずだという。
ジョーンらは反対。オーギーも危険なので行くべきではないと
するが、アニーは行きたいことを語る。オーギーは彼女がそう
いう決断を見せると思い、GPSトラッカーを身につけておいて
欲しいという。これが有ればアニーは何処に居るか分かるとい
う。危険ならば必ず電話するよう告げる。

一方ライザは有る記事を公開しようとしているとの動きを
CIAでは認知していた。それが公開されれば前線にいるCIAの
諜報員にも危険が迫るという。

アニーはベンと共に
スリランカのコロンボへいく。
アニーはベンから少し離れた場所でベンの姿を尾行する。
ローン・スターはタミルの指導者のアルティガスから武器を買
っているという情報を得る。そんな折り銃声が聞こえたかと
思い身構えるが花火だった。アニーとベンは二人で
ガルース
元に行き、懐かしの再会を果たす。

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■ベンは敵か味方か

ベンの方からCIAに協力を求めてくる。
アントン・サビンという人物を使って武器商人やその組織の
壊滅のために捜査しようとしていたが、ベンはサビンを使う
事に反対し、当時CIAを裏切っていることが分かる。

■アニーとベンの微妙な関係

以前のエピソードの中でもベンはちょくちょくアニーの前に
現れていた。ベンがアニーの事を思っている事は確かだろうが、
二年の時が流れた事により、アニーの心はどう変化しているの
か。今回の場合、空白の二年間を埋めるかのように再び
スリランカという土地で任務を一緒にこなしていくというの
だから皮肉だね。

■長官はジョーンにアーサーの後釜を任せようとしている

今回ライザが暴露記事を公開することで、アーサーの進退問題
に発展しそうな感じだった。長官は後任にジョーンを機密部の
責任者に据えようとしているようだ。果たしてジョーンは
それを受け入れていくのか。

■ローン・スターはプリングルスが好き?

僧侶に扮しているローンに、ベンは土産と称してプリングルス
を渡していた。何か別の物が入っているかと思ったら本当に
チップスを食べている姿。なんだか笑えるものがあったな。
その後毒を盛られたお茶飲んで死んでしまうというマヌケな
展開ではあったけどね。

■ジェイはヘンリーに意見を求める

ジェイはベンと一緒に行動し、ジェイがベンの行動を管理して
いたハズがいつの間にかベンは彼の元から離れてしまった。
一体誰が指示していたのか?という問いかけに、CIAで成功を
収めるためには、指示通りにに対処するか、誰の指示も受け
ないか二つに一つであり、ベンは後者であることを言われる。
CIAって組織としてはかなり終わっている気がするのだが・・

■ライザに接触するオーギー

オーギーはアーサーから記事が公開されれば前線にいるCIA
諜報員の命を危険にさらすとして72時間公開するのを待って
欲しいと頼む。その時間内にCIAがどんな対処を見せたのか
全く分からないが、結局アーサーは自分の保身のためにオーギー
を使ってライザに接触させたようだ。

■ジョーンとアーサーは元通りの関係に。

シーズンが始まっていこうずっと二人の仲がチグハグで、
これ以上関係を維持するのは無理かと思われたが、最終話に
来て突然意見が合うようになってきた感じ。ヘンリーという
巨悪が出てきたためだろうか?

■サビーン救出

ベンは結局一人で助けに行くことになるが、敵に取り入り
自分がサビーンを安全なところに連れて行くとして、一見する
とベンは敵に寝返ったような印象もあった。明らかに助ける
為の行動に見えたけど、アニーはそれを見て裏切りだと思った
のだろうか。またしても複雑な事情があると彼の口から言わせ
てしまったけどね。

■ベンが撃たれる

屋上からヘリコプターで逃走しようとする際に、敵が生き残っ
ていて発砲する。ベンは撃たれてしまうが果たして生きて
出られるのか。正直、亡くなってもあまり問題は無いような
気もするが・・・

アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

ライザ・ハーン (Emmanuelle Vaugier) アナウンサー、オーギー
の彼女


--- (Ennis Esmer) Polygrapher
ロン・スター (Daz Crawford) 情報協力者、僧侶
ヘンリー・ウィルコックス (Gregory Itzin) CIA
アレックス・ボウルウェア (Paul Miller) CIAの偉い人
フレディ (Matthew Tissi) 香港の生徒
--- (Kyle McDonald) Officer 
アントン・サビン (Philip Shepherd) 化学の教師
フェリックス・アルティガス (Conrad Pla) 化学兵器
--- (Ajith Jinadasa) Cook
--- (Gerry Mendoza) Passenger


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