コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(Covert Affairs・シーズン2)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





18 May 2012
第5話 星空を見上げて Around the Sun

脚本/Dana Calvo 監督/Felix Enriquez Alcala
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アニーは目覚めると遅刻寸前だと気が付き急いで身支度を調え
てCIA本部へといく。その際、リバという女性の車に駐車場で
轢かれそうになる。

CIAのオフィスではオーギーが正装しているのを知ってアニーは
結婚式なのか葬式なのかと尋ねると僕は議会関連部の部長になる
ことになったのだという。顔が公になればもう毎日会えなく
なるのかとしてアニーは寂しがるが、これからも活躍を見守って
いるという。7階にくればいつでも会えると言うが・・・

ジョーンから今回のミッションの説明がある。
最近になってコロンビア革命軍・FARCの拠点となった場所に
有るバタロン・カルタヘナの軍事基地に於いて、突然2時間程
真っ暗となり衛星がダウンさせられたのだという。FARCが
このまま国境地帯を制圧すればパナマを支配して運河を支配下
に収める可能性が有りアメリカとしても国益を損なうことだ
が、何故衛星がダウンしたのか。軍事基地の衛星にはNASAの衛星
の保守プログラムが使われているとのこと。

そんな中ジョーンは今回の任務に於いて、オーギーの変わりに
リバ・クレインという科学技術部出身の女性が就くことになっ
た事を告げ、彼女はリードプロジェクトのマネージャーを最年少
で勤めた実績のある人物だという。彼女と今回の原因究明の
為にスミソニアンの職員としてNASAのスタッフとして接触して
欲しいとのことだった。アニーは12歳の時にスペースキャンプ
に参加した知識が今役に立つとして喜ぶ。宇宙オタクなのか?
と問われると宇宙は最後のフロンティアだというアニー。
リバはNASAは国の科学技術予算を無駄遣いしていると批判する
が、未知なる宇宙への勇気ある探検に値段をつけられるのか
としてアニーは反論するが・・

今日はロビーで火星の日と称したパーティーが有るので、保守
プログラムの担当者4名からインタビューと称して話をして
もらうというリバ。リバはそこでアニーには4つの質問をして
欲しいと告げ、その質問に対する受け答えの表情を見て誰が
関係しているのかを探るというものだった。

アニーはオーギーとエレベーターホールで偶然会うと今回の
任務であるNASAからの要請によるスパイ捜しを行うことを語る。
オーギーが居ない事での不安さを吐露するが、君ならば慎重
にやれると励ます。

一方アーサーはジョーンと共に弁護士のチェットと逢っていた。
来週はアーサーの調査で公聴会が開かれることになっていた。
そんなチェットはアーサーの話を真面目に聞いているのか
分からず突然テニスの予定があるとしてそそくさと出て行って
しまう。

NASAに到着すると、火星の日のパーティーで賑わっていた。
アニーは4人の職員に話を聞いていく。

ブライアン・・物理学と航空工学を卒業してNASAに入社。
ハーパーはオゾン分光器を触りたいのでNASAに入りたかったの
だという。ミッチは宇宙飛行士になりたかった事を告げ、
ウィルはNASAで働くのが幼い時からの夢だったと語る。
火星の日のパーティーに参加していたウィルの息子・チャーリー
は父が如何にNASAへの思いが強かったのかを話す。
10歳の時にウィルはアポロ15号の発射を見た事を告げ、家族と
シャーロッツビルからフォードのステーションワゴンに乗って
みんなで発射の瞬間を見に行ったと語る。
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オーギーが出世しアニーとの別れを示唆する中で、アニーたち
はNASAが流出していると思われる衛星のセキュリティに
関してその流出元を探る為にNASAの関係者とコンタクトを
取る。果たして情報を漏洩しているのは誰なのか。

いよいよオーギーの時代が終わりジェイの出番ですよ・・・
って感じに思えたけど、相変わらずジェイは使いっぱで
オーギーが最終的には復帰した。

新しく赴任したリバは分析官として統計とか分析に拘っていた
けど、人間関係に於いてはどうもぎこちなさが有る。
これぞ技術官らしいところなのか。まぁ最初は誰でも仕方が無いの
かなと思っていたけど、オーギーが復帰の方向で動いので
結局ゲスト扱いなのか。

気になるのはリバとの絡みの中で、アニーの姉夫婦の件に言及
したこと。姉のダニエルは出張の多い夫のマイケルとはちょっとした
倦怠感が漂う状況があり、リバの言うとおりの傾きかけた夫婦
関係の構図であることが判明する。
アニーが気を利かせて子供の世話をするので夫婦水入らずを
演出していたけど、仲を取り戻すのかな。
アニーが最後に子供たちと眠る姿を見ると、アーサーが
オーギーに語っていたように、諜報員として表舞台に立つ
仕事に就けば二度と現場での仕事は無くなるけど、
こういう幸せの形というのは生まれてくるんだよね。
アニーの中でいつかこういうのを求めてしまう部分があるのだろう
な。

アーサーのCIAに於ける政治的問題は今回で解決したのかな。
弁護士のチェットがアーサーの依頼を受けてケンタッキー州の
ジェンセン議員と接触したことで調査の執行を停止させた
みたいだけど、この流れもイマイチ面白くは感じてなかった
のでそろそろ解決しても良いのではないかと思う。

今回容疑者とされた4人の職員のウチ、一人は悪役として
よく登場するMark Mosesさんだったので、すぐに
「君犯人じゃないよね?」的オーラで出まくっていた気がする。

・Apple Trees & TangerinesのCan You Save Me

・The Airborne Toxic EventのChanging
・Jasmine AshのAll the Things We Do
・Ximena SarinanaのWrong Miracle



アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

リバ・クレイン (Jaimie Alexander) CIAも科学技術部出身
ウィル (Mark Moses) NASA職員
チェット・ラガルディ (John Bourgeois) 弁護士
ブライアン (Mark Andrada) NASA職員
--- (Michael Vincent Dagostino) Security Guard
--- (Robinne Fanfair) P.R. Officer
--- (Sara Farb) Barista
ハーパー (Tracey Hoyt) NASA職員
--- (Brent Jones) Columbian Thug
--- (Martin Julien) Planetarium Narrator
チャーリー (Landon Norris) ウィルの息子・16歳
--- (Kate Ross) Braid / スパイ
ミッチ (Jeff Teravainen) NASA職員・宇宙飛行士


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