コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(Covert Affairs・シーズン2)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





25 May 2012
第10話 明かされた秘密 World Leader Pretend

脚本/Matt Corman、Chris Ord 監督/Kate Woods
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オーギーはこの日アニーに接近戦での戦い方を指導する。
しかしアニーが訓練に身が入っていない事を知り尋ねると、
今週末に二日休みを取ったので姉に全てを打ち明けるつもり
のだという。しかし何を言えば良いのか分からない事を告げる
とオーギーは正直に言えば良いだけだと語る。嘘を付いて
いたことを正直に言うなんてなんか変だとすると、お姉さん
も分かってくれるハズだと語り、オーギーはアニーに酒を
プレゼントする。

ジョーンから今度の仕事は、シェン・ユーの亡命を助ける
ことだという。中国人科学者で彼は今週技術会でワシントン
を訪れることになっているのだという。作戦名はスチールベン
トだという。シェンは三峡ダムの建設にかかわっており水力発電
のエンジニアであること。彼から中国のエネルギー関連の技術
を受け取る手はずになっているという。アニーが作成した
シェンに関する資料を全て読んでおくようにとCIA職員たちに
告げる。シェンの亡命計画にはアニーが担当してもらうと告げ、
次の金曜日に作戦を実行すると語る。ジェイはジョーンの元に
いくと、審査の半分はボクが行ったもので北京の会議でのやり
とりはボクが担当したのだとし、自分が担当するべきだと主張
する。しかしジョーンはアニーは偽chatサイトを立ち上げ、
三ヶ月で彼のスカウトに成功したのだと告げる。

アニーは姉のダニエルに遭うと、姉ちゃんのことを愛している
と告げハグする。よく考えて決めたことだと告げ、だから
聞いて欲しいことがあると語る。お姉ちゃんと一緒に住めて
良かったとするが、アニーはそれ以上のことを話すことが出来ず
にいた。それが聞いて欲しい事なのか?と問われ何も言い返す
ことは出来なかった。
そんな中オーギーから電話が鳴り作戦の決行が早まったとし
今夜だと言われ15分で集まってくれと言われる。

シェンとホテルのバーで接触するアニーは中国語で話しかける
がシェンは英語が話せることを知ってホッとする。
三ヶ月のメル友に逢う事が出来たとし、想像していた以上に
美しい人だと言われる。
シェンはアニーにシ・ペンを紹介するとペンはシェンに対して
アジア文化協会の方を尋ねてくれと言われる。
そんな中アニーはシェンをトイレに行くフリをして食堂を
通って一緒に外で待機しているバンに乗り込む。
シェンに対して亡命したらまずは何がしたいかと尋ねると、
野球を見たいと語る。

帰宅するアニーは姉は子供達を連れて映画に行っているとの
貼り紙を目にする。姉に電話するとスコット先生からデートの
確認の電話が有ったわよと言われる。
そんな中アニーに対してルール4230発動だとして、パスワード
"クローバー"が送られてくる。
そんな中オーギーからの連絡で、シェンがジョージタウン病院
搬送されたことを聞かされ、毒を盛られたことを聞く。恐らく
会場で飲んだスープに毒が入って居たのだとすると、アニー
は自分も会場でスープを飲んで居る事を語る。危険かも知れない
ので今すぐ病院に行って欲しいと言われる。

病院にいくと、シェンは隔離室にいた。
40年間料理を食べているがこんなことは起きた事がないという。
亡命のことは誰にも言っていないかと尋ねると、ペンと話したい
事を語る。医師によると血液検査の結果では原因不明だという。
そんな中、突然線量計を持って医師がやってくる。
電離放射線の線量を計測したとし、二人を地下の隔離室に入れて
治療することになるという。ジャンによると、放射性同位体
はまるでハバネロ唐辛子のようで、近くに有っても痛くはないが
触れるとピリピリするのだという。飲み込んだりしたら大変だ
と告げると、免疫システムが破壊されるのだという。ジャンから
線量計を計測する計器を持たされると、これが音を発したら
そこには近づかないよう言われる。
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中国人科学者シェンの亡命を助ける任務が与えられる中、
アニーは少しずつダニエルに対して自分の仕事が博物館の
仕事ではなくCIAのスパイ/情報活動・諜報員をしている
事実を打ち明けるタイミングを見計らっていた。果たして
アニーが告白した際には、ダニエルは黙って受け入れてくれる
のか。

ここ最近姉と妹の駆け引きが行われており、姉のダニエル
も妹の行動に不信感を露わにしていた感じだけど、ようやく
その件に決着を付けようとする流れが有った。

前回のエピソードの中でオーギーもかつて通ってきた道である
ことは聞いていたし、時間をかけて解決してきた流れだと
していたのでアニーの流れに於いてもそう容易には解決は
出来ないだろうことは容易に想像がつく。

今回はなんと言ってもタイミングが悪かった。
アニーのスパイ活動によって家族に及ぼす影響を考えると
その負担は大きいものがあるということを身をもって体験
させてしまったこと。
まさかアニーが助けようとしていた相手が放射能ポロニクム
210を致死量飲まされていたとは思いもしなかっただろうし、
その流れで、自宅が放射能が汚染されていないかどうかの
検査まですることになったことを考えれば、アニーとダニエル
だけの問題ではなくなる。
悲しいけどダニエルとしては子供たちのことを優先したと
いうところなのだろうし、かつては自分が守らなければならない
とした頃のアニーとはまた別人の逞しい姿を見て、今守る
べきものがアニーではなく子供たちに移行したという
ところなのだろう。

悲しいかな、今回はアニーとダニエル以外にも二つの信頼関係
や絆を揺るがすエピソードとして描かれた。
亡命予定のシェンはシ・ペンとは北京大学時代からの親友だと
していたし、その彼が放射能を混ぜて殺害した張本人で
有った事。更にオーギーと友人のジョンズ・ホプキンス大学
の研究員であるダンも放射性物質の検査だということを知って
報告の義務があるにせよ、関係機関に話さなければならない
事情というのもある意味では仕方が無いのだと思う。
ラントカルリジアンに裏切られたハンソロの気分だと、思わず
オタクっぷりを発揮したオーギー。

そして何よりもフェニックス支部に左遷させられるジェイ
は何処かに電話していた。先日、マスコミに父親が情報を
リークしていた件に関して、何かしらライザとの繋がりを
もっていく決意をしたというところなのか。

全く悲しいことだけでなく、アーサーがジョーンのことを
手助けする流れは今回久しぶりにアーサーという人物の
頼もしさみたいなものを感じるところだった。

・Apple Trees & TangerinesのCan You Save Me

・The Rolling StonesのGimme Shelter
・Death Cab for CutieのStay Young, Go Dancing
・Mock OrangeのFeel It Now


アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

シェン・ユー (Benedict Wong) 中国人科学者、亡命したい
シ・ペン (Nelson Lee) シェンの友人
スコット・ワイス (Ben Lawson) 医師、アニーの彼
スティーブ・バー (David Andrews) 国務省の人物
ジャン (Mimi Kuzyk) 看護師
--- (Ennis Esmer) Polygrapher
--- (David Petrie) American Man
--- (Tim Progosh) Doctor
--- (Michael Chan) Chinese Security Guard
ダン・マーシャル (Matt Baram) ジョンズ・ホプキンス大学・オーギーの友人



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