コバート・アフェア CIA諜報員アニー
(Covert Affairs・シーズン2)

製作総指揮:デヴィッド・バーティス、ダグラス・リーマン、ジ
ェイムズ・パリオット
製作/共同製作:マット・コーマン、クリス・オード、ジョナサン
・グラスナー
製作:Universal Cable Productions

http://www.universalchannel.jp/series/covertaffairs





25 May 2012
第16話 すれ違う思い Letter Never Sent

脚本/Donald Joh 監督/Omar Madha
--------------------------------------------------------
オーギーの彼女のパーカーは平和部隊としてエリトリアに派遣
されることが決定する。ライザ・ハーンに情報を流していた
のはジェイの父・ヘンリーだという事を知る。
アニーは先日の任務中に危険な目に有った事を受けて、自分
にも武器を使う許可が欲しいとしてジョーンに求める

アニーはオーギーに呼ばれて駐車場にいく。
そこには67年製のコルベットが置かれていた。
68年からの規制によって車の性能が落ちた事を告げるオーギー
は、この車に対する拘りをアニーに聞かせる。ようやくこの
車が買えるようになった2007年にイラク行きが決まり負傷して
しまったこと。アニーがオーギーの元に来たのは、休暇中に
イチジクの木の水やりを頼む為のものだった。

ジェイはその頃内務調査部から昇進前という名目でポリグラフ
によるテストを受ける。特別プロジェクト部に所属するジェイ
に対してロンドンから戻ったのは、アーサーとのリンクス作戦
が何か関係しているのかと問われ動揺した素振りを見せる。

一方アニーはダニエルの元にいくと、これから休暇でストックホ
ルムに行ってくるという。アニーはダニエルシェフほどじゃない
にしてもイケアよりも美味しい食事が待っているとして旅行を
楽しみにしていた。すると突然ダニエルは涙し、人生は悩みばかり
だと語る。マイケルに連絡を取ると、他の女性との間で不誠実な
ことをしたという事が判明したというものだった。みんなが私
に嘘を付いているみたいだとして、落ち込むダニエルを見て
アニーは旅行は中止するとするが、考え直すと寧ろ一緒に
旅行に行こうと姉を誘う。

スウェーデン・ストックホルム
空港に到着すると、ダニエルはアニーにリトル・マグナスのこと
は覚えて居るかと問う。姉のファーストキスの相手でしょと告げる
と、彼にメールして見たら現在ストックホルムで花屋の経営を
しているのだという。クロントープにある別荘にはサンルームと
ヨットもあるのだという。
そんな中、ダニエルの荷物が飛行機から降りてこない事を知る。
アニーは先にホテルに行って荷物の連絡が来るのを待とうと
告げる。

そんな中アニーの元にはオーギーから電話が鳴る。
休暇中だとしていたのだが緊急の任務だということだった。
これからストックホルムで行われるウォーターフロント国際会議
場で開かれるズラパーティーに極秘の封筒を届けて欲しい
いうものだった。中身は極秘扱いなどで分からない事を告げ、
協力者の居場所についてはおっとメールするという。

オーギーから連絡を受けた通り、ペトルという男性から封筒を
受け取りにいく。アニーはペトルに対して何か注意点はある
かと問うと、折角来たのだからゆっくりしていけと言われる。
するとある名刺を差し出される。そこには"30代白人男性が
コーヒーに誘う"とだけ書かれていた。

一方アーサーの元には元海軍仲間のブレスウェイトがやってくる。
リンクス作戦について知っているかと問うと、ジェイがポリグラフ
テストに引っかかったので法務部が調査を始めたのだという。
恐らくマズイことになるので手をうって置いて方が良いという。

オーギーは決意しケスレ医師の元に目の治療をする為に訪れる。
脳の腫れが引いているか改めてMRI検査が必要で、幹細胞を
使って治療するという治験的な治療が出来るかどうかを診断する
というものだった。

アニーは会議場に行くと指示された男性を捜す。
しかしその裏でアニーが接触すべきアメリカ人はニルズ・グロスト
によって殺害される。ニルズはアメリカ人の背広の中から
"アメリカ人をコーヒーに誘う"というメッセージを抜き取って
いた。
会議場にはダニエルがマグナスと共に来ていた。アニーに
対してマグナスはこの会場の花の装飾を手がけているのだという。
ダニエルはマグナスからドレスを買ってもらったとして喜んで
いた。
ダニエルが席を外す中、アニーはマグナスと話合う。
マグナスはダニエルと再会出来たのは運命かも知れないことを
口にするが、アニーは姉は既婚者だと告げる。しかしマグナス
は半年間もメールしていたがそんな事には一切触れなかったと
いう。
そんな中ダニエルの元にニルズが接触する。
コーヒーに誘うがダニエルは要らないと断る。更にニルズは
コーヒーに誘うがダニエルが断った為にニルズは彼女が該当者
ではないということを知るが・・・
--------------------------------------------------------

アニーは休暇でストックホルムへと旅行にいくことを決意する
中、夫に浮気され傷心している姉のダニエルも同行して
姉妹での一時を楽しむ。しかし無情にもオーギーから緊急案件
だとして、封筒の受け取りそして適切な人物に引き渡すこと
任務を受ける。

今回がシーズン2のラストエピソードとは思わず視聴していた。
アメリカのドラマもフルシーズンのものばかりでなく16話で
一区切りさせるというドラマは多いよね。

正直封筒を手渡して情報を伝えるくらいならば、ネット回線
なり衛星回線を使ってCIA本部に直接渡してしまえば良いのに
・・と小一時間なエピソードだったけど、それを言ったらドラマ
にならないので言わない約束か。

武器携帯の許可をもらった直後に人を撃たねばならない辛さ
を味わうことになるけど、アニーは全然ショックを受けた
感じに見えないのは気のせいだろうか?

エピソード自体は、ドラマ「ミッシング」っぽい作りだった。
どのように脱出するのか。姉にはCIAだということは話して
いるけど、どんな仕事に就いているのかは知らせていないし、
まして敵とはいえ人を殺害するというアニーの姿など想像出来
ないだろうしね。

都合良く初キスの相手がスウェーデンに居たり、スウェーデン
での任務が出来てしまったりとちょっぴり都合が良すぎる
感じはした。

オーギーはそろそろ目が治って新展開を期待したのだけど、
結局目は治らないということで固定されてしまうのだろうか。
アニーは色んな人と恋に落ちているので、オーギーとの関係
についてはどう思っているのか分からなかったけど、姉から
オーギーの電話には声質が変わると言われて、自分の気持ちに
気がついたというところなのか。
アフリカまでパーカーを追いかけていくというオーギーの姿。
目が見えないのにアクティブ過ぎる。やはり早く目は見える
という設定に軌道修正した方が良くないだろうか。

ジェイは中途半端な立場で居ても居なくても変わらないという
感じだったけど、ここに来てアーサーをターゲットにするので
はなくジョーンの地位を奪うことにしたようだ。
アーサーの元妻・ジーナの登場によって心を揺り動かされる
ジョーンだけど、熟年になってもまだ夫の心配をしている
姿にある意味では羨ましいものがあるのかも。

継続してDlifeではシーズン3の放送をしてくれると思って
いたのに放送してくれないのは残念。秋にシーズン4のDVDが
発売するのでその前にシーズン3の放送があるのかな。
でも今回はダニエルが沢山出演したのが良かった。

ダニエルとアニーが一緒にならんでいる姿があったけど、
ダニエル役のAnne Dudekさんって身長が高いね。
アニーはちっちゃく見える。


・Apple Trees & TangerinesのCan You Save Me
・Florence and the MachineのShake It Out


アニー・ウォーカー (Piper Perabo) CIA
オーギー・アンダーソン (Christopher Gorham) CIA
アーサー・キャンベル (Peter Gallagher) CIAの機密部の部長
ジョーン・キャンベル (Kari Matchett) 国内防衛部(DPA)の部長
ダニエル・ブルックス (Anne Dudek) 姉
ベン・マーサー (Eion Bailey) アニーと恋に落ちるが・・・
ケイティア・ブルックス (Adelaide Humphreys) ダニエルの娘
クロエ・ブルックス (Avigail Humphreys) ダニエルの娘
マイケル・ブルックス (Evan Sabba) ダニエルの夫
ジェイ・ウィルコック (Sendhil Ramamurthy) アーサーの部下

ジーナ (Rena Sofer) アーサーの元妻
リトル・マグナス (Joakim Natterqvist) ストックホルムの花屋
ニルズ・クロフト (Greg Bryk) 元情報提供者
ヘンリー・ウィルコックス (Gregory Itzin) ジェイの父
--- (Brendan Gall) Polygrapher
エミリー (Vanessa Matsui) ジェイの秘書
パトリック (Scott Yamamura) CIA、オーギーに電話だと告げる。
Dr.ケスレ (Laurie Murdoch) オーギーの目を診断
ペトル (Andrew Jackson) ストックホルムのCIA協力者
--- (Michael Brown) Man in the Blue Suit
エリック・ブレスウェイト (Craig Eldridge) アーサーの知人
(Russell Ferrier) Lead Council
--- (Freya Ravensbergen) Secretary



inserted by FC2 system