コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case 製作総指揮／ジェリー・ブラッカイマー http://www.tv-tokyo.co.jp/coldcase/

第9話 サイン Sherry Darlin'

脚本／Sean Whitesell 監督／Rachel Talalay
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1989年9月22日。
ジェームズは家計のやりくりに頭を抱える。両親を事故で失い
ジェームズは19歳にして祖母・クリスタルと二人暮らし。ジェ
ームズには美しい彼女・シェリーが居た。ガス料金の滞納に
よりガスが止められることが分かると、シェリーはクリスタル
に頼んでみてはどうかと声を掛ける。そんな彼女は何者かに
殺害される。

リリーの元に謎の電話。殺人について情報が有るという。
全てはオレがやったというが、その男性は電話を切ってしまう。
男はクリスタルという女性の名を口にしていたので資料庫を
調べるリリーだが、該当する名前はなかった。そんな中、再び
その男から電話が鳴る。リリーは事件として処理されていない
事を男性に告げ本当に人を殺したのか訪ねる。すると男は
遺体の埋めてある場所を語り出す。

現場に行き聞き込みする。
ジョアンという女性がクリスタルが居たときのことを詳しく
話してくれた。現在その家にはブラッドとデイナという若い
夫婦が住んでいた。その二人に不審人物が来なかったか尋ねる
と数日前に引っ越し業者が地下室を見ていったという。地下室
を見て回ると不自然にレンガが積み重なっている所があり、
そこを掘ってみると遺体が発見される。
クリスタルについて調べてみると確かに捜索願が出ていること
が分かる。そして3年前に死亡認定を受けて5万ドルの生命保険
を受け取っていることが判明する。
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事件としては明らかに密告してきた男性・ジェームズが犯人で
は無いかと思われるものだったが、徐々に彼には綺麗な彼女が
居たことが判明し、女性は金に執着している事が分かる。

ジェームズが随分シェリーに拘っていたので、何か有るのかと
思っていたが、単に溺愛しているだけだったのね。
ジェームズとクリスタルの関係は良好だっただけに、この女性
のせいでその関係が崩されてしまった感じ。

度々リリーの元に電話が鳴り、容疑者・ジェームズとの関係を
近づけていく。時に信頼させるために電話を切って一度頭を
整理してから話して欲しいとしたり、自分にも鬱の時が有ると
語ったり。

今になって告白した理由は、引っ越し業者を装い遺体を埋めた
現場を見たとき、まるでパーティー部屋になっていた為のもの。

シェリーは孤児だった過去があり4度も里親をたらい回しにされ
た事がある。それ故に金に執着していたのかも知れないが、
美貌を元に医者の妻になって豪邸に住むようにまでなっている
所が凄いな。

リリー・ラッシュ (キャスリン・モリス) フィラデルフィア市警殺人課の刑事
スコット（スコッティ）・ヴァレンズ (ダニー・ピノ) フィラデルフィア市警殺人課
ジョン・スティルマン (ジョン・フィン) リリーの上司
ニック・ヴェラ (ジェレミー・ラッチフォード) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (トム・バリー) リリーの同僚刑事
クリティーナ・ラッシュ (ニッキー・エイコックス) リリーの妹
クリス・ラシング (ジャスティン・チェンバース) 警察

シェリー・スティーブンス (Christina Cox) 犯人
シェリー・スティーブンス (Merritt Hicks)
クリスタル・ホーガン (Lois Hall) 祖母。被害者
ロニー・ゲイブル (Brent Huff) 兄
ブラッド・マイヤー (John Paul Pitoc) 隣人の男
デイナ・マイヤー (Sarah Buehler) 隣人の女性
ジェームズ・ホーガン (Jake Bern) クリスタルの孫
ジョアン・フィンク (Linda Castro) 隣人の女性
トミー・バーク (Steve Seagren) 引っ越し屋

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)