コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case (シーズン2) 製作総指揮：ジェリー・ブラッカイマー、ジョナサン・リットマン 、メレディス・スティーム http://www.tv-tokyo.co.jp/coldcase2/

第13話 マシンガン Time to Crime

脚本／Tyler Bensinger 監督／Tim Hunter
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1987年8月9日、夜10時頃近所のラングストンヒューズ公園では
若者がバスケットボールをし、母子はブランコで遊んでいた。
そんな中、突然車に乗った犯人がマシンガンを乱射する。
バスケットをしていた青年たちは一斉に身をかがめるが、銃弾
はバスケットコートから反射して、ブランコで遊んでいた少女
ケイラ・オドムズに当たり死亡する。
マシンガンは車に乗った犯人が橋の上から下に投げ捨てられる。

2005年。
寒い日の中、スコッティが署にやってくる。
ヴェラやリリーに挨拶するが、リリーはスコッティの事を冷たく
あしらう。事情を聞くと、スコッティが妹のクリスティーナの
働くバーで飲んだ事をヴェラに聞いた為の物。たまたまあそこ
に行っただけで決して手は出さないと告げ、ご機嫌を取る。

そんな中、銃の回収プログラムによって、ある自動小銃の
"マックテン"が回収される。持ってきたのはジェイソン・ジェ
ームズという少年。その銃は1987年にケイラを殺害した銃だっ
た。
少年の父から話を聞くと、その銃は"アンクル・サム・マレー"
から89ドルで購入した物だという。

1987年の事件を調べる。
ラングストンヒューズ公園でケイラが撃たれた後、通報したの
はロドニー・ジョンソンだった。現場から3ブロック離れた
公衆電話からの通報に違和感を覚える。犯人はベージュのツー
ドアセダン車。

オドムズ一家から当時のことを聞きに行く。
父・マイク、母・ジェシー、そして長男のダーネルから事情を
聞く。当時のアリバイとして、マイクはタクシー運転手の仕事
中で、息子のダーネルは家でテレビを見ていたという。
ジェシーから事件当時の夜、公園にいたのは誰なのか?と尋ねる
が、分からないという。あの日蒸し暑い夜で、娘のケイラが
寝付かれずに公園まで散歩に行ったという。自分が出かけると
言ったせいで亡くなったと今でも彼女は自分を責めていた。

ヴェラとジェフリーズは、ジェイソンに銃を売ったアンクル
サムの元へ。売った客の事は覚えていないという。銃は何処
で手に入れたのか?と尋ねると、1999年に父に会いにデラウェア
団地に行った際に、二人の少年がその銃で遊んでいたという。
危ないので取り上げて、それを売ったとのこと。

当日オドムズ家では息子のダーネルの12歳の誕生日であり
ビデオカメラで撮影していた。公園で家族仲良くケーキを食べる
姿。しかしそのVTRには、二人の男性がケンカしている姿が
描かれていた。ヴェラによると一人は、セドリック・ブラウニー
という人物との事。

銃の製造番号から、西部のガンショップに当時売られている事が
判明するが、しかし店の方では納品された記録がないという。
何者かによって納品されるまでの間に盗まれた物なのか?
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★公園にいた少女が殺害される

ただ明らかに狙いはバスケットコートにいた人物という事で、
完全にとばっちりを受けてしまった被害者のケイト。
母はそんな夜に娘を公園に連れ出したことに後悔している様子。

★手がかりは拳銃と車

1987年に起きた事件なのでそれ程昔のことではない。
ただ銃の製造会社でも取引をパソコンで管理し始めたのが1992
年の事という事もあり、多少の面倒くささは有りそうな事件。

★銃の持ち主を辿っていく。

銃のオーナーの繋がりを単純に過去に遡っていくというシナリオ
だけど、その人となりの人生が存在していて、面白いものが
有るね。特に家政婦のトゥルーリーとエリックの関係は何だか
このドラマの良さを感じさせるものだった。
もっと早くに和解できれば良かったのだろうけど、空白の期間
が有るからこそ素直に慣れた部分があるのだろうね。

★銃の持ち主

ジェイソン(現在) <- アンクルサム(売人) <- 団地に居る少年 
<- 少年の祖母・トゥルーリー <- 雇い主の息子エリック
<- ペイン(乗馬クラブ) <- ウィザースプーン(橋の上から降っ
てきた) <- ダーネル(犯人) <- ロドニー(横流し) <- 製造会社

★車の特徴

銃を橋の上から落としたのはプリマス・ボラーレだと告げる
ウィザースプーン。その車に乗っていたのはなんと、被害者の
妻の父。しかしその時仕事に出ていた為に、その車に近づける
人を疑っていく。

★意外な過去の事実

なんとオドムズ家の妻・ジェシーはロドニーと浮気していた
事実が発覚。家族のために仕事をしていた夫を裏切っていた
妻。寂しいという理由だけでそれが許されるのかどうか。

その事を証言したロドニーは、ダーネルに銃を売ったことも
認めていく。
最後に父が息子の事を庇う姿は泣けるね。このお父さん、何処
まで優しいのだか。

★スコッティとクリスティーナ

ダメだとしつつもやっぱり結ばれてしまう二人。
リリーが妹を嫌っている理由とか、これまでの過去がどうだった
のか早く知りたいですね。