コールドケース 迷宮事件簿
Cold Case (シーズン3)

製作総指揮:ジェリー・ブラッカイマー、ジョナサン・リットマ

、メレディス・スティーム

http://www.tv-tokyo.co.jp/coldcase3/



第6話 キックボード Saving Patrick Bubley

脚本/Tyler Bensinger 監督/Marcos Siega
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1999年11月23日、感謝祭の夜。
バブリー家は母子家庭だが、子供達に恵まれ、
長男ヴォーン
次男セドリック、三男クインシー、四男ルーサー、五男パトリ
ック
と大所帯。特にヴォーンは父親代わりとして一家を支え、
子供達の事をよく見ていた。
母・メイヴは食事の際に、感謝す
る為に手を合わせて、みんなで感謝祭を祝う。
しかしその年、長男のヴォーンが殺されたのに始まり、2001年
にセドリック、2003年にクインシー、2005年にはついにルーサ
ーが殺害される。

リリーたちは現場に行く。ギャング同士の抗争であり、3人が
死亡し1人が負傷したという。そんな中、被害者の一人はウチ
の息子だとメイヴが野次馬の中で一人主張する。リリーは
初めて殺人課としての仕事をした際に、担当したのがこの一家
のヴォーンの事件だった。メイヴは残すところパトリックだけ
になってしまったと嘆く。リリーは話を聞こうとするが、警察
は何もしてくれないとしてなかなか話をしてくれなかった。

サットンは個人的な用事で休暇を取る。

バブリー家について調べると、2年ごとに兄弟が
フェアビル
殺されているのを知る。夕べの事件は
ナインスストリーズと
オータウンと呼ばれるギャング団の抗争
だという。オータウン
のボスは
ミゲール・マクドナードと呼ばれる人物で恐れられて
いた。バブリー家との確執が有ったことは確かな様だが・・
しかし殺人事件の一件でも片付けば全てが片付く案件だと語る。

昨晩の銃の撃ち合いで唯一生き残った
カルロスから話を聞く。
最初は話をするのを渋っていたが、スコッティは強引に話を
聞き出す。自分たちは店内で
キックボードでふざけている時に
パトリックとルーサーが入ってきて、ルーサーはパトリック
を先に家に帰すと、突然
"ウェブDのお返しだ"として、仲間の
一人の発砲してきたのだという。その仕返しで銃撃戦が始まっ
ていた事を知る。

パトリックや母親にウェブDについて話を聞くが、警察に不審
さを感じている彼らは何も語ろうとはしなかった。以前は
私に頼ってくれていたのに・・とリリーは初捜査の時の事を
思い出す。

1999年、リリーは
ファルクラムという刑事と捜査に当たってい
た。ヴォーンが亡くなった事を遺族のメイヴに話そうとする
リリーだが初めての事なので躊躇していたところ、ファルクラ
ムからは、
"人権に配慮しなくても良い事件"だと言われたとい
う。ギャング団は街の嫌われ者で亡くなっても誰も困らないと
言うのだが・・・

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バブリー家の子供達が二年置きに殺害され、5人兄弟の内
末っ子だけの状態になってしまう。母親はそんな状況の中
薬物に溺れてしまう。

リリーが担当した初めての事件というものが登場。
白人と黒人のちょっとした壁みたいなものも感じたし、
か細いリリーがこの手のギャングの抗争地域みたいな所に
足を踏み入れること自体なんとなく不安になってくるものが
有るな。

リリーの主張も分かるけれど、4人の子供を失っている母親の
方が可愛そうだった。
この母親がセドリックが亡くなった日に何をしていたのか。
バブリー家が口にする"ウェッブD"とは一体何のことなのか。
そして一番最初にバブリー家の中で殺されたヴォーンは何故
殺害されたのかが今回のポイントか。

サットンが個人的な事情で休み。
一体何で休みを取ったのか。
スコッティからサットンの件の真相を聞かされて、ニックに
とっては罰が悪そうな事も判明。サットンの休み明けになんと
言って彼女に話しかけるのかな。

事件は結局ミゲールの甥のヘスウスにシマのリーダーになれる
チャンスを臭わせ、そして彼が好きなミゲールの女・レティシ
アとの関係をちらつかせて、家族を売らせた訳だけど、
その辺の事実は果たしてギャング団の結束を考えると信憑性
は有るのかな。
今回殆ど脅して話を聞くを繰り返した様な印象も残る。

ニックやウィルたちが行ったノー・ドラッグデー作戦。
シーズン1でも行った作戦だよな。もの凄く笑えるし、クスリ
を買いに来た男の態度にも笑える物があった。

リリー・ラッシュ (キャスリン・モリス) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (ダニー・ピノ) 殺人課
ジョン・スティルマン (ジョン・フィン) リリーの上司
ニック・ヴェラ (ジェレミー・ラッチフォード) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (トム・バリー) リリーの同僚刑事
ジョジー・サットン (Sarah Brown) 28歳、新しく殺人課へ

フラニー・チン (Susan Chuang) 検視医
ギル・シャーマン (Kevin McCorkle) 刑事


2005年
メイヴ・バブリー (April Grace) 母
ミゲル・マルドナード (Luis Garcia) オータウンリーダー
パトリック・バブリー (Andre Kinney) 5男
ヴォーン・バブリー (Edwin Hodge) 長男・18歳の時
カルロス (Jon Huertas) 負傷者
セオドア・クラウソン (Mo) "カルティエ"。セドリックの友
パトリック・バブリー (C.J. Sanders) 9歳の時
ルーサー・バブリー (Mane Andrew) 4男
セドリック・バブリー (Phillip Jeanmarie) 次男
レティシア (Andrea de Oliveira) ミゲールの彼女
ヘスウス・マルドナード (Rigo Sanchez) 甥

--- (Athena Angel) 若い女性
ルーサー・バブリー (Dabier) 4男・11歳の時
--- (Lorenzo Eduardo) Doughboy
パークス (Carl Gilliard) 校長
クインシー・バブリー (Farley Jackson) 3男、17歳の時
ベン・ファルクラム (Jack Knight) リリーが新人の頃の相棒
クインシー (Ryan Osborne) 13歳の時
--- (Michael Grant Terry) Penn Student
--- (Ricky Rogers) 学生

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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