クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン2

製作総指揮: マーク・ゴードン

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第15話 多重人格 Revelations

脚本/Chris Mundy
監督/Guy Norman Bee
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目撃者トバイアス・ハンケルに再度事情を聞きに行くJJとリー
ド。警察官たちが到着するまでの間、リードは納屋の裏口を
調べ、JJは納屋の中へと入っていく。
リードは裏のトウモロコシ畑で、トバイアスに捕まり銃を付き
つけられてしまう。JJは納屋の中には野生化した犬がいて襲われ
かけるが、銃を発砲して犬を処分する。

一足遅れて地元保安官やBAUの捜査官が現場に訪れる。
急いでギデオンとホッチは、トバイアス家を調べ、それ以外の
人たちは納屋の方を調べていく。
納屋の中にいたJJは、FBIが到着しても恐怖のあまり混乱してい
た。
モーガンは裏のトウモロコシ畑に人を引きずった跡が有り、恐ら
くリードを連れ去ったのだろうと告げる。そんな中、地元の
警察から、トバイアスの車らしきものが、
フォートベントの
モーテル
に向かっている事を聞かされる。

トバイアスは過去に父・
チャールズから神に近付くためには旅
をしなければならない事をたたき込まれていた。人や動物を
殺すことによって自分自身を見失わない為だという。

リードは気がつくと椅子にくくりつけられていていた。
トバイアスは自らの事をラファエルだと名乗り、部屋中に悪魔
除けだとされる内臓を焼く臭いが立ちこめていた。
オレは神の道具だとして、リードに銃を突きつけてくる。

トバイアス家には多数のパソコンが有り、解析させるために
ガルシアも現地入りする。PCの脳の延長だというギデオン。
何年もこの家に住んでいた事を表す数々の証拠が見つかる。
繰り返される犯罪は、トバイアスにとって神が自分の側に
ついているとする自信を高めているのだろうという。
ガルシアは早速パソコンの中身を調べると、まるで暴力的な
映像はなく、極普通のパソコンオタクの高校生のようだと告げ
る。人の家のウェブカメラをハッキングして監視していること
を知ると、モーガンは罪を犯すのを待っているのではないか?
という。

リードの前に新たな人格(チャールズ)のトバイアスが現れる。
トバイアスはリードが優しい声をかけると、逆に何を企んで
いるのか?と警戒心を露わにする。罪を告白すればすぐに終わる
とし、トバイアスは罪を告白しろと拷問を始める。

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リードがトバイアスに拉致される

今回はなんともピリピリさせられる話だったな。

いたぶられるリードの事を見ていられなかった。

多重人格者のトバイアス

3つの人格が存在する。

トバイアス本人、そして父・チャールズ、そしてその二人を
仲介するようなラファエルという人物。
トバイアスは優しいのだけど、クスリでしかリードの事を助け
ようとしないために、なかなか物語が解決しなかったね。

JJはPTSD?

鏡に向かう彼女。後ろからエミリーがやってくると、彼女の姿
が犬に見えてしまう。
JJはエミリーの精神力があまりに強いことに疑問を持つけど、
一体彼女が強い背景には何か隠されているのだろうか?

リードは痛み止めのクスリを打たれる

ヒドロモルフォンという鎮痛剤。
しかしそれを打たれると同時に、リードは少年期・青年期の
自分の姿が蘇ってくる。
母・ダイアンとの生活だったり、父親が自宅から出て行くシーン。
18歳の時に施設に母を入れるときのエピソードなど・・・

最後に鎮痛剤を盗んでいったという事は、リードも薬物依存に
なる可能性は秘めている危険な兆候なのかも知れない。

なかなかプロファイルからはリードの居場所が掴めない

色々と調査をするも、なかなかリードの元にたどり着かなかっ
たね。結局リード自身がウェブカメラからのメッセージを
送ったことで、それがホッチナーへと伝わった。ホッチナーが
勘の鋭い人で助かったね。というかFBIの分析官になるには、
旧約聖書とかラテン語とかヘブライ語、ユダヤ教辺りには精通
していないと捜査できないのかも。

これを知らないと今回のホッチナーはリードからもっとも死ん
で良い人に選ばれてしまったわけで、相当ショック。

ホッチナー

ユーモアのセンスがなく偉そうで、時に鬼軍曹化し、女を信用
していない奴。仲間達に散々ここぞとばかりに言われた所が
失礼ながら笑える。ナルシストと呼ばれたのは初めてだとして
それがリードのメッセージのヒントだと掴んでいく。

リードはトバイアスに同情?

幼少期に家庭が崩壊したという意味で、二人は共通するもの
が有った。あれだけ殺そうとしたトバイアスに同情できるという
のもかなり心が広くないと出来ない事だけどね。
リードがPTSDにならないか心配だけど、それ以前にリードには
心の傷がたくさんあるのかな。

ジェーソン・ギデオン: マンディ・パティンキン (リーダー)
アーロン・ホッチナー: トーマス・ギブソン (リーダー)
デレク・モーガン: シェマー・ムーア (爆弾処理が得意)
スペンサー・リード: マシュー・グレイ・ギュプラー (ドクター)
ジェニファー・ジャロウ: A・J・クック (広報官)
ペネロープ・ガルシア: カーステン・ヴァングスネス (解析)

エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年


トバイアス・ハンケル (James Van Der Beek) 殺人鬼
ファラディ (Bill Smitrovich) アトランタ市警
チャールズ・ハンケル (Don Swayze) トバイアスの父
ダイアン・リード (Jane Lynch) リードの母
ウィリアム・リード (Taylor Nichols) 家を出て行ってしまう
ミッキー・ベーツ (Muse Watson) トバイアスの身元引き受け
マイク (Jeff Clarke) トバイアスが襲う家庭
--- (Kesun Loder) 若い頃のトバイアス
--- (Remy Thorne) 若い頃のリード
--- (Malcolm Foster Smith) 医療従事者
パム (Cecelia Specht) トバイアスが襲う家庭
ワトソン (Frank Crim) 保安官

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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